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Once a trumpeterのページへようこそ。

ナチュラルトランペットやコルネットなど金管古楽器の話題が大半ですが、たまにそれ以外のことも思いつくままに記事にしています。

以下の話題については目次がありますので関心のある方はご活用ください。

 ・ナチュラル/バロックトランペットに関する記事

 ・コルネット(木製古楽器)に関する記事

 ・ナチュラル/バロックトランペットのCDレビュー

 ・コルネットCDのディスコグラフィ

どうぞゆっくりご覧ください。

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Welcome!  Once a trumpeter, always a trumpeter.

Please click the following links to the Index pages for CD discography.

  - Natural Trumpet / Baroque Trumpet CD review

  - My Cornetto CD discography

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2022/10/03

リュート・リニューアル

持っていたリュートを下売りに出して新しい楽器に交換することにした。

今までの楽器は15年ほど前にJN君から引き取ったPilonの8コースのルネサンスリュート。
それに7コース分だけ弦を張って使っていたもの。最近はちょっと弾くのもご無沙汰してた。

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どうせルネサンスものしか弾かないんだし、難しい曲も無理だからコンパクトな方がいいかなと思い、イギリスのEarly Music Shopの6コースを注文。

届いたのがこちら

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ソフトケースも付いていて、これは軽くてとてもいい(今まではハードケースだったので)

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前の楽器はすぐに売れたのだが、配送になぜか15日もかかってしまい、いまだに原因不明。イギリスの楽器は5日ほどで到着した。国内配送が海外配送の3倍も時間がかかるとは。

当初の思惑通り、6コースリュートは弾きやすくていいね。
この数日はLute SocietyのHPにあるビギナーズ・レッスンをゆっくり一つづつこなしているところ。
このレッスンはコメントをちゃんと読みながら練習するととっても勉強になる。いいものに巡り会えて良かった。

 

 

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2022/09/29

物欲

ぶつよく【物欲】ー金銭や品物に対する所有欲 (新明解国語辞典より)

サービスじゃなくて、モノ。何を手に入れると一番気持ちがワクワクするか。当然人によって違うだろう。

自分の場合を考えてみた。
・服ではない。
・時計のような装飾品でもない。
・車でもないね。
・家具はそれなりの見た目できちんと機能してればよし。
・家(不動産)は素敵なのが欲しいことは欲しいけど遠くて現実味なし。
・オーディオ機器やPC関連とかのガジェット - ちょっとワクワクする。
・CDやLP - 良く欲しくなるけど手に入れた途端気持ちが冷めてしまう。 
・楽譜 - 割とワクワクする(音にするのがね)
というわけで、やっばり自分の場合は楽器かなあ。

新しい楽器を手に入れるって楽しいよね。

 

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2022/09/08

ゼロベースで訳す

職業として翻訳をやっていると、やはりある程度の効率ということを考えてしまう。

早い話、近年精度の高くなってきた機械翻訳(DeepLとか)を利用するわけだ。

もちろん、AIが訳したものをそのまま使うわけにはいかないから、その文章をベースに手を加えることになる。
具体的には、出てきた文章から単語をよりフィットするものにしたり、主語を変えたり、文章の構成を変えてみたり、つまり与えられた文章をこねくり回すことになる。

んで、しばらくそういった作業をしてみたんだけれど、最近はそれを止めることにした。
つまり、真っ当な翻訳方法(英文を読んで、理解して、知らない単語は調べて、ふさわしい日本語の文章にする)で訳すことにしたわけ。
で、機械翻訳の方は、誤訳がないか、あるいはもっといい表現があったりしないかを確かめるために使う。

これはまあ当たり前といえば当たり前だけど、翻訳学校で修行していた時やってたプロセスでもあるし、この方がこなれた日本語になるのは当然だよね。

そして意外とかかる時間も大して変わらないということが最近やっとわかってきた。

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2022/09/05

CDの装丁

今日は手が空いていたので久しぶりに先日入手したBOXものの装丁をすることにした。

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最初から紙ジャケ、オリジナル図版よりも、こっちの方がコレクションを作る意味では楽しみがいがあるのかも。

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2022/09/04

コンサート余波

9/2(金)ルーテル市ヶ谷ホールに斎藤秀範さんのリサイタルを聴きに行った。

2回目の今回は、1曲目と終曲にイタリアのトレッリの曲を配置し、その間を前半はパーセル、後半はヘンデルでまとめて、イギリス特集のプログラムだった。とても趣味のいいプログラミングだと思う。ゲストの青木さんの歌も映えていたし。

それはともあれ、コンサートは斉藤さんご自身のMCを挟みつつ進行したのだが、その中に含まれた2曲、

Purcell: The Duke of Gloucester’s Birthday Ode(1695)
Handel: Birthday Oder for Queen Anne(1713)

の曲の追加解説があって、パーセルの曲はヘンデルの曲のアン女王の息子のために作曲された、というお話だった。

(アン王女は18世紀スチュアート朝の最後の君主で、イングランド君主・スコットランド君主の後、最初のグレートブリテン王国の君主となった人)

あれあれ、パーセル(1659-1695)はヘンデル(1685-1759)よりも前の時代の人なのに?と不思議に思ったが、うちに帰って調べてみたら、以下の史実が判明。

The Duke of Gloucester - William (1689-1700)
Queen Anne (1665-1714)

つまり夭折の天才パーセルは亡くなる年に6歳のウィリアム王子のためにこの曲を作曲、ヘンデルはアン女王の最晩年(亡くなる前年)に誕生日お祝いの曲を作ったということになる。

ちなみに当のウィリアム王子は11歳の若さで早々と亡くなっている。6歳の時はトランペットの音を大層にお慶びになったとの話もある。

壮絶なのは女王の方で、1684年から1700年までの間に17回妊娠したものの、6回は流産、6回は死産で、無事に生まれてきた子どもたちもこのウィリアム以外は生後すぐ夭折、もしくは1、2年で病死している。唯一育ったウィリアムも先天的な病気を抱え、上記の通り11歳で夭折。

18世紀のイギリスはスペインの無敵艦隊を破るなど破竹の勢いで、その国力がピークにあった時代。それなのにプライベートでは子宝に恵まれず、何度も我が子の死に目に遭わなければいけなかった、というのでは女王の嘆きはいかばかりであっただろうか。そのせいかどうか定かではないが、ブランデーをことのほかお飲みになり、晩年は肥満で車椅子でなければ移動できなかった、とWikiにあった。

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2022/08/18

思いつき話

「ナチュラルトランペットって難しそうだけど、なんで?」

と聞かれた時に、こんな答えだと弦楽器の人にはわかってもらえそうな気がする。

A:あのね、普通の(モダンの)トランペットは、例えて言えば、弦が5本くらい張ってあって、それを弓で弾くんだけど、開放弦以外の音を出すときはフレット付きの指板を押さえるわけ。

それに対して、ナチュラルトランペットは、指板は使わず全部開放弦で弾くんだけど、弦が12本くらい張ってあるのね。それで狙った弦を弓で弾くんだけど、弦がたくさんあるから間隔も狭いし、意地悪なことにそのうちの何本かの弦は調弦が狂っていて、それを正しい音程で弾くには弓を寝かせたりとか緩ませ気味にしたりとか、都度工夫しないといけないわけ。

それで比較したら、どっちが弾きやすい楽器かわかるよね。

こんな解説で如何でしょうか?

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2022/08/02

プロムジカ使節団 第3回定期公演「文明開花vol.2 協奏曲の精華」

連日の猛暑日の中、古楽アンサンブルの昼公演を聴きに池袋のとしま区民センターに行く。

駅から数分歩くだけで汗が噴き出すが、新しいホールの中は冷房も効いていて席に着くと公演前の静謐な感じにホッと一息つく。

コンサートの副題にある通り、プログラムはコンチェルトばかり4つで構成されていた。

・ヴィヴァルディ チェロ協奏曲 ハ短調 RV401(ソロ:山本徹)
・ヴィヴァルディ 「四季」より「夏」RV315(ソロ:池田梨枝子)
・アルビノーニ オーボエ協奏曲 ニ長調Op9-2(ソロ:新井豪)
・J.S.バッハ(圓谷俊貴編)イタリア協奏曲 BWV971(ソロ:圓谷俊貴)

どの曲もビビットで緊張感があり、緩急やダイナミクスも自在にうまくコミニュケーションがとれていてスリリングな演奏だった。
とりわけ真夏の最中に気だるい雰囲気たっぷりの「夏」の緩徐楽章はぴったり。

ぎゅっと凝縮した時間、いいもの聴かせてもらいました。

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2022/07/22

【Vn製作】第44回目 完成!

前回着けた指板とネックの接着部分をヤスリなどで滑らかにし、油を塗って作業はおしまい。

コマを立て弦を張って完成したのがこちらの姿。

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白木のときに若干気になったA線のぼんやりとした音もちゃんと引き締まった。

週2回工房に通うこと44回、7ヶ月半で無事に完成!

色々苦労したところもあったけれど、いろんな発見や楽しさもあり、充実した体験となった。

完成を祝して師匠とビールで乾杯。

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2022/07/19

【Vn製作】第43回目 指板の取り付け

本体のネックを除く部分にニスを塗り終わったので、別々にしていた指板を再度取り付ける。

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今回は作業も少ないので早々とビール。

これがきちんと着いたら、ネックを仕上げて後は指板とネックのところに油を塗るだけだ。

次回で完成ということになる。

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2022/07/08

【Vn製作】ニス塗り

ヴァイオリンを工房から持ち帰って自宅でニス塗りをする。

これが結構難しい。

次の写真は3回目くらいかな。

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さらに次の日

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どうしても塗りむらができてしまう。薄いところは小さな刷毛で細かくニスを塗っていくのだが、それもピンポイントではなかなか思うようにいかない。濃すぎるところはエタノールで拭いたりして調整する。

結局全体としては7回くらいニスを塗ったが、最終的にかなり濃い目のヴァイオリンになってしまった。

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2022/07/01

【Vn製作】第42回目 ニス塗り

いよいよ本体にニスを塗る作業となった。もう最終段階だ。

まずは側板から

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木目に合わせて裏板は横に、表板は縦に塗る。

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これを毎回乾かしつつ5〜10回やるのだそうだ。

家でもできる作業なので、ニスの材料とともに自宅に持ち帰ってニス塗りを続けることとした。

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2022/06/30

ラッパ購入遍歴(その2)

自分が過去どんな風にラッパを買ってきたか

ブログにその1をアップしたのは2007年4月、なんと15年も前のことだった。

今回はその後の購入遍歴を。とは言っても本数的には大したことないはず。

14本目
 前回の13本目とは時期が前後するが、2005年9月、バッハのカンタータに出てくるコルノを吹きたくなってB&Sのポストホルンを新大久保のDACで購入。それ以降何かと重宝している。そういえば富士山に登った時もリュックに忍ばせて行って山頂でマーラー3番のポストホルンソロを吹いたのだった。

15本目
 06年4月、甲府の古楽音楽祭(#20)で仲良くなったミュンクビッツ氏から3穴ショートタイプのバロックトランペット(D, Des, C, Ces)を購入。この楽器は結局韓国のラッパ吹きに譲ってしまったのだった。

16本目
 07年6月、ドイツ、スイスに遊びに行った時にバーゼルのエッガーの工房へ行ってロングタイプ4穴のバロックトランペット(ヒストリカル)を購入。繊細な作りで楽器も軽い。その時一緒にドイツを回ってくれたS君に今まで使っていたエッガー4穴を長期レンタル。しばらく新エッガーをメインで使っていたけれど、自分としては旧エッガーも気に入っていたので、数年後に旧エッガーをS君から取り戻し、新エッガーは当時良くペアを組んでいたK君の手に渡ることになった。

17本目
 08年6月、アメリカから来日したバリー・ボーゲス氏から見せてもらったキイ・トランペットが意外と面白く、急に1本欲しくなってしまった。ハイデ氏が作っていることは知っていたので、在庫があるか問い合わせたところ、4キイと5キイの楽器が一つづつあるという。これでハイドンやフンメルを攻略したら面白いだろうと思い、5キイの楽器を購入。今までのところこの楽器で人前で吹いたのはハイドンが4回、フンメルが2-1/3(1/3というのは3楽章だけ1回やったから)。

18本目
 09年4月、前回07年にドイツに行った時にお会いしたラケ氏(ニュルンベルグ・ドイツ国立博物館)にハースモデルのナチュラルトランペットを注文。ナチュラルとしては一番のお気に入りとなった。

19本目
 2010年3月、MATでクラシカルのレパートリーで使う用にインベンショントランペットが欲しくなり、ラケ氏に注文(F, E, Es, D, C, B)。このタイミングで楽器を手に入れてて良かった。というのもこの後ラケ氏はリストアに専念するため新規の楽器製作はやめてしまったからだ。今となれば先のナチュラルともども貴重な楽器となった。

20本目
 2015年6月、これは購入した楽器ではないが、ドイツのシュベリーンでITW(International Trumpet making Workshop)に参加して1632年のハインラインをモデルとしたナチュラルトランペットを自作。自作とは言っても、要所要所でボブ・バークレイ氏、リック・セラフィノフ氏、ミヒャエル・ミュンクビッツ氏のヘルプを受けているのでそれなりにちゃんと仕上がり、いい音が出る楽器を手に入れることができた。

21本目
 2019年9月頃、バイト先で使おうと思いモダンのヤマハB管を渋谷トランペットステーションで購入。ワールドカップラグビーで来日したゲストにツアー後それぞれの国歌演奏とかして楽しんだ。

22本目
 22年6月、マーク・ギーレン氏の楽器を購入。

全部で22本かぁ。多いのか少ないのか。ともあれ、今手元に残っている楽器を列挙すると、

No.6 V.バックのB管ピストン
No.9 エッガーの4穴バロック
No.12 ハイデのルネサンス・スライド
No.13 ハイデの1穴バロック
No.14 B&Sのポストホルン
No.17 ハイデのキイ・トランペット
No.18 ラケのバロック・ナチュラル
No.19 ラケのクラシカル・インベンション 
No.20 自作のルネサンス・ナチュラル
No.21 ヤマハのB管ピストン
No.22 ギーレンの4穴バロック

なんだかんだで半数はキープしている模様だ。

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2022/06/28

久々の楽器購入!

昨年、バロックトランペットを新調したくなって注文していた楽器がようやく完成して手元に届いた!

製作者はオランダのMartinus Geelen 

彼はオランダバッハ協会や18世紀オケで活躍しているトランペット奏者で、演奏の傍ら楽器製作も本格的にやっている。ホームページはこちら

注文したモデルはホームページにあるスタンダードタイプのMOD+モデルで、モダンピッチのDC、バロックピッチのDC。それにモダンのDだけはナチュラルでも吹けるようにホールなしのヤードとそれに対応したマウスパイプも付けてもらった。

次の写真が今回届いたもの。最初は細かなパーツが多くて戸惑ったが、組み立ているうちにシステムがわかってきた。

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パーツを具体的に説明すると、(写真の)上から、本体。その左下3本がリードパイプ(うち上の1本はテーパーなしのナチュラルin D用のもの。それ以外では真ん中のパイプに下のパイプを重ねて使用する)。その下左側にある細かなパーツがチューニングビッツ的なもので、リードパイプを重ねる時にその間に挟んで長さを調整するもの。さらに下左側がD管用のクルークとそれに対応するヤードが3本(上から穴なし、D in 440D in 415)。さらに下側にC管用のクルークとそれに対応するヤードが2本(C in 440C in 415)。そして一番下のちょっと短いパイプはクルークのエクステンション(in 415用)。

バロックピッチのD管用のパーツを並べ(左側写真)、それを組み立てて完成形となる(右側写真)。

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パーツ構成はよく考えられたシステムだと思うし、すごくきっちりとはまる。管を替えるのには、ヤードのセッティングとかに時間がかかるので曲中とかは無理かな。

肝心の音や吹き心地だが、しっかりとした豊かな音だ。ベントホールを開けても音色の変化が少ないのもとても良い(これは製作者が強調していたポイントだった)。しかも音程が正確。今までバロックトランペットとしてメインで使っていたエッガーはその点に不満があったので、狙いは当たって一安心。

ただ、操作上の難点が一つ。それはベントホールの位置だ。マウスピースから一番遠いホールは、僕は今までエッガーの楽器では小指で開け閉めしていたのだが、この楽器は製作者の説明によれば薬指で操作するという設計にしてあり、確かにそうすれば角度はぴったりではあるものの、ちょっと距離的には辛い。小指だとうまく塞ぎづらいという、どちらにしてもカンファタブルではない。オランダ人は体が大きいから薬指でも問題ないんだとは思うが、スイス製のエッガーはその点全く問題がなかった。解決策としては、穴を開ける面を移動させるか、あるいはこの穴は塞いだままにして3穴で使うか、多分当面は後者でしのぐことになりそうだ。

細かなことは他にもいろいろあるが、一言でいうと「奏者が作った楽器だな」ということに尽きる。吹きやすい、音程がいい、ツボがはっきりしている。ホームページの説明にもある通り、コンセプト自体がオリジナル楽器にベントホールをつけたという方向性ではないし、作りもモダンな部分(ジョイント部の絞りがないとか、マウスパイプにテーパーをつけているとか)が多々あるけれども、それも「いい演奏をしたい」という方向から作られているからだろう。Markが「僕の楽器を使ってからはみんなエッガーから乗り換えてるよ」という言葉がわかる。やっぱり音にしてなんぼだからね。

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2022/06/21

【Vn製作】第41回目 塗装

コーヒーの次はウコンを塗るのだそうだ。これは1回のみ

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2022/06/17

【Vn製作】第40回目

指板の形を最終的に仕上げ。

鋭角や直線部分はキリッと仕上げないといけないんだと師匠に言われる。

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本体側はニス塗りの下準備として、まずコーヒーで着色する。
表板、裏板、渦巻きなど 全てに4回ほど塗る。

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2022/06/14

【Vn製作】第39回目

ニス塗りに備えて一旦指板を外す。

それぞれの接着面には板で養生をしておく。

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その後は本体の表面の仕上げやエッジのヤスリがけとか。

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2022/06/10

【Vn製作】第38回目

作成ノートには「ペグBoxの成形」って書いてあるんだけど、写真も撮ってなかったし、この日は一体なんの作業をしたのか、さっぱり思い出せず。

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2022/06/07

【Vn製作】第37回目 コマ

モダン用のコマとバロック用のコマとは微妙にデザインが違う。
上がモダン用、下が今回使用するバロック用。

でも上方のカーブなどは同じみたいだ。

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これを成形するのだが、まずは足の部分がヴァイオリンとぴったりと接触するように削る。これが大事だけれどまた難しい部分でもある。

上には弦のための溝を掘る。溝の間隔はG線からE線までで34mm(ちなみにナッツは16.5mmだった)で、その間をコンパスを使って均等に3等分する。

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コマができたらもうペグも作ったし、いよいよ弦を張ることができる。

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この白木の状態で音を出してみた。

・・・ドキドキ・・・


思ったより豊かな音がする。ちょっと引っかかったのはA線の音がぼんやりしていること。
これはニスを塗ったらまた変わるんだよ、と師匠は言う。

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2022/06/03

【Vn製作】第36回目 ナッツなど

だんだん細かいパーツの作業が増えてきて、そろそろヴァイオリン作りも大詰めの感が出てきた。

テールピースに弦を通す細い穴を4つ開け、反対側にはヴァイオリン本体と結びつけるエンドガット用の穴を2つ開けて太いガットを通して輪っかにする。

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指板とペグボックスの間にナッツと呼ぶ黒檀でできた小さなパーツをつけてヤスリで成形し、4本の弦のための溝を細い丸ヤスリで彫る。
この幅は一番低いG線と高いE線の間が16.5mm、そしてその間を3等分してD線とA線の位置を決める。

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前回作ったペグには弦を通すことができるように細い穴を開けてある。

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2022/05/31

【Vn製作】第35回目 ペグ

弦を巻き付けるペグの成形。

ペグは市販のものを買ってきた。材質は柘植の木。

まずはペグボックスの穴の大きさを調整する。
道具はリーマーで、削った後にペグボックスから指で回す部分までが大体13mmになるくらいにする。

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ペグを差し込んでみて出っ張った部分を鋸でカットする。
カットした部分はヤスリなどで丸く仕上げて、他の部分と同じような色で着色。

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次に差し込むときに間違えないようにそれぞれのペグに何線用か鉛筆で書いておいた。
G線、E線、D線、A線の順にだんだんペグの長さが短くなっていれば正しいってことだね。

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2022/05/27

【Vn製作】第34回目 サドルを作る

ヴァイオリン本体の一番下の部分、弦を張るテールピースの座台(サドル)をつけて成形する。
材質は黒檀だ。

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それから本体の周囲のエッジを仕上げる。

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2022/05/17

【Vn製作】第33回目 テールピースの作成(その4)

・テールピースの続き。

前回ボンドをたっぷりと接着したのがこちら。無事についているようだ。

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カンナやナイフ、ヤスリで両サイド2.5mmになるように削る。
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これでやっと苦労したテールピースも一段落。
苦労した甲斐あって見た目がそれなりに仕上がるとなかなか感動ものだ。

ホッとしてビールで祝杯。

 

 

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2022/05/16

PC切り替え

プライベート用にPCを使い出したのは1994年の12月だったと思う。最初はMacのPerforma(確かLC630)だった。デザインそのものも洒落ているが、MS DOSに慣れていた目にはディスプレイが新鮮で、最初に現れた「こんにちは」の文字にいたく感激し、年が改まったらその文字がちゃんと「明けましておめでとう」に変わったことに感動したりもした。Windowsよりずっと愛機っていう感じがする。以来仕事はWindowsだがプライベートはMac一辺倒。

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それから何台目かを経由して、今使っているPCはMacBook Pro。これは定年前に買ったもので、まだちゃんと作動はしているけれど、年数も経ったしもっと大きなディスプレイで作業をしたいという要求もあり、この度買い換えることにした。検討の末、新しい相棒はMac miniということになった。これに21.5インチのディスプレイを接続。さ、しばらくこれに頑張ってもらおうか。

 

 

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2022/05/13

【Vn製作】第32回目 テールピースの作成(その3)他

テールピースに横板をつけるのは結構ムズイ。

完璧に隙間なく削ったとは言えないが、ボンドを多めに塗ってごまかす。
その後クランプで固定。

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それ以外の作業としてはヴァイオリン本体の周囲のエッジを丸く削るなど。
はみ出している部分の幅が均一ならばいいのだけれど、場所によってちょっとしかない部分があったり、それから表板のスプルースを綺麗な曲面にするのが難しかったり。

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2022/05/10

【Vn製作】第31回目 テールピースの作成(その2)

テールピースの横板の合わせの続き。

この日は写真も撮るほどの進展がなかった。結構ストレス溜まる。

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