COVID-19に関して。
世の中が大変なことになっていてまだ先の見通しが立たない状況だが、自分なりに調べて見たら興味深いと思われたことがあった。
ジョンズ・ホプキンス大が日々アップデートしているCOVID-19のデータ(各国ごとの確認感染者数、死者数、快復者数)は信頼に足ると思われる。
試しにそのデータをベースに手元に日々の推移を記録している。感染者や死者の絶対数はそれぞれの国のスタンスや医療状況によって異なるのでそれを比較するのはあまり意味がないだろう。見るべきポイントは現在アクティブな患者(感染確認者から死者と快復者を除外した数)が増加傾向にあるのか減少傾向にあるのかという点(下記の表の⑤)と、快復者が感染者(マイナス死者)に占める割合の高さ(同⑥)、この2点じゃないかと思っている。
その観点から見ると、全世界のトータルでは⑤は日々数千人単位で増えているし、⑥のパーセンテージも中国以外はまだ低い数値だ。ただし、発生源の中国は唯一⑤が減少傾向にあり、⑥の数値も82.5%と高いので、現在は終息傾向にあることがデータ上もわかる。ちなみに日本の⑥の数値は16.8%でまだまだ。
参考までにこんな感じでExcelに落としている。(3/13現在)
① ② ③ ④ ⑤ ⑥
Country Confirmed Death Recovered Active Change Recov ratio
Total 145,267 5,413 70,296 69,558 +8,952 48.4%
China 80,962 3,176 4,160 13,636 -1,350 82.5%
Italy 17,660 1,266 14,955 14,955 +1,903 8.8%
Iran 11,364 514 2,959 7,891 +1,204 27.3%
S. Korea 8,086 72 510 7,504 +34 6.4%
France 3,667 79 12 3,576 +1,365 0.3%
Spain 5,232 133 193 4,906 +1,321 3.8%
Germany 3,675 8 46 3,621 +614 1.3%
USA 2,084 40 12 2,032 +342 0.6%
Japan 725 21 118 586 +81 16.8%
CruseShip 696 7 325 364 0 47.2%
これからも引き続きこのデータを追って何か変化の兆しがあれば追記したい。