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2005/01/10

なかなかや事始め(その2)

さて、旗揚げ公演も済みコンクールも終わってしまうとしばらく活動は停滞します。やはり当面の目標がなくなってしまうと頑張れないものなんですね、人間は。しかし、その秋くらいからまた活動は再開します。僕と同じ時にコンクールに出てしかも同じく矢野さんに伴奏を頼んでいた相川さんというソプラノの人と知り合いになり、トランペットとソプラノのデュオの曲を一緒に練習しようということになったんですね。初期バロックではありませんが、ヘンデルの時代にはカストラート全盛ということもありソプラノが華やかに歌いトランペットがオブリガートをつけるという曲が一杯ありました。映画のカストラートでも主人公のファリネッリが街角でトランペットと歌を競いそのラッパ吹きをついには負かしてしまうというシーンがあったのを覚えている人もいるでしょう。そのとき使われてた曲はスカルラッティのトランペット伴奏付きのアリア集の中の1曲なんですが、そういった曲を中心にしてコンサートのプログラムを組みました。ヴァイオリンが2本必要だったので天野さんと宮崎さんの二人にお願いして、ソプラノの相川さんプラスなかなかやの3人の都合6人で翌春2003年の2月に近江楽堂でコンサートを開きました。 次に続きます  店長

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