テンシュテットふたたび
前にもこの欄でとりあげたクラウス・テンシュテットのライブCDが、このところぞくぞくと発売されている。手に入れたのは1988年5月6日にロンドンのロイヤルフェスティバルホールでロンドンフィルを振ったワーグナー曲集。僕が会場で聴いたコンサートだ。聴き直すと当日の興奮がよみがえってくる。
今に始まったことではないが、クラシックCDの売り上げは不振だそうだ。売れなければ予算も取りにくいから豪華なキャストを集めてスタジオで録音する新譜を制作するのも困難になる。名曲が巨匠の名前で売れたカラヤン、ベーム、バーンスタインの時代は終わった。それがこうした復刻ライブ盤の隆盛に拍車をかけることになる。
なつかしの名演奏が聴けるのはうれしいが、こうした背景があるのでは素直に喜びがたい。 店長
| 固定リンク
「コンサート・CDなどの感想」カテゴリの記事
- コンサート余波(2022.09.04)
- プロムジカ使節団 第3回定期公演「文明開花vol.2 協奏曲の精華」(2022.08.02)
- 「斎藤秀範バロック・トランペット コンサート」(2022.04.07)
- エベーヌ四重奏団のベートーヴェン(2020.04.26)
- ベートーヴェンイヤーのCD全集(2020.04.13)

コメント