プログラミング
ここはBackstage ですので今回は裏話などを。
プログラム(演奏会の曲)を組むのはいつも苦労します。
特に初期バロックの曲ばかりでコンサートを開こうとすると、なにぶん一つ一つの曲が短いので、単に雑多な曲を並べただけに終わってしまいがちです。例えてみれば、みんなで居酒屋に行ってそれぞれ好きなもの注文したらとりとめのないものばかりテーブルに並びました、といった感じでしょうか。
食事でも懐石料理のように単品の羅列でも秩序があるとおいしくいただけるように、プログラミングも美しく決めたいところです。
コンサートの開始は順当に明るく華やかにいくか、あるいは派手な曲でお客さんの耳をいきなりつかむか(これは裏目に出た時おそろしい・・)。聴かせどころの曲をどこにおくか、しっとりとした曲をお客さんが退屈しないように聴いていただくにはどこがいいか。最後は大曲で締めるのがいいのか、楽しい曲で盛り上げた方がいいのか。
それに加えて編成の変化も飽きがこないように工夫が必要です。ソロの曲ばかり続いてもいけませんし、かといって曲毎にメンバーの出入りがはげしいのも考えものです。それからそれから、特に私のような管楽器の場合はスタミナをキープするために適度の休息も必要ですし、チェンバロの場合には調律の関係から#系の曲とb系の曲が並んでいると都合が悪いと言う事情もあったりします。それに関連して、曲と曲との調性も(続けて演奏する場合には)考慮に入れます。
そんなこんなでいつも連立方程式を解くような感じで取り組むわけですが、でもたいていの場合結局これ以上はできませんでした、ってことになってしまいます。逆にそれらが上手く解決できたときは本当に美しいプログラミングだよなーと我ながらほれぼれとしてしまいます。
次回のコンサートのプログラミングで悩んでいる店長なのでした。
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