エスペリオンXXI
午前中都心に出て、以前の部下と昼食。チームメンバーが急に退職することになったそうで、最近の会社の様子も含めいろいろ話を聞く。結局ヘッドになると人事のことが悩みの大半になる。残った部下のことについてはどうアドヴァイスすべきやら。うーん、会社勤めってやっぱりストレスがたまるんだよね。
午後、紀尾井ホールでサヴァルのエスペリオン演奏会。自由席だったのでラッキーにも前の方の席で聴くことができた。前に聴いたのは北とぴあのときだったっけ。ペドロ・エステヴァン(パーカッション)とロルフ・リスレヴァント(ギター)が素晴らしい。聴き惚れちゃった。アンサンブルが密ではっとするような場面(いい意味で)が何度もあった。
歌とハープのアリアンナ・サヴァルはアンサンブルの中でちょっとウィークリンクだったかも。ハープはいつもまりえさんの素晴らしい演奏を聞き慣れているせいか、物足りなかったし、歌もモンセラートに比較しちゃうと声量・声の伸びがいまひとつ。それに歌い回し方が微妙に違うからか、デュエットになったときに並び立たないのが惜しい。親子なのに声質も違うんだよね。
いつもなのかどうかわからないけど、アンコールが3曲もあってサービス精神たっぷり。それにしても、客側に何の予備知識なくてもスペインのバロック音楽をあそこまでじっくり聴かせてしまうところがすごい。
帰りに池袋まで寄り道してCD屋など見て帰った。
| 固定リンク
「コンサート・CDなどの感想」カテゴリの記事
- コンサート余波(2022.09.04)
- プロムジカ使節団 第3回定期公演「文明開花vol.2 協奏曲の精華」(2022.08.02)
- 「斎藤秀範バロック・トランペット コンサート」(2022.04.07)
- エベーヌ四重奏団のベートーヴェン(2020.04.26)
- ベートーヴェンイヤーのCD全集(2020.04.13)
コメント