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2006/01/01

2005年よさようなら

もう日付が変わってしまったから、本来は「明けましておめでとう」がふさわしいのだろうが、まだ昨年の総括をしてなかったので、それを先に済ませよう。

2005年を振り返ると、

1月 ヴォーチェ/アントネッロの「ヴェスプロ」レコーディングで幕開け。ウィリアムと一緒に音楽ができてうれしかったし勉強になった。

2月 ナチュラルトランペットのレッスンを若手プロ奏者のH氏に受ける。

3月 なかなかやのサロンコンサート、これは楽しかった。ドリンクも入ってお客さんもくつろいで楽しんでいただけたようだ。中旬は恒例の熊本小国コルネット・セミナー。でも今回はその直後に仕事で海外に行かねばならなかったので、途中で切り上げ。シンガポールで現地スタッフの仕事熱心さに心うたれる。いい人たちだー。この月本番2回。

4月 いよいよ仕事が一区切りついて自分の出番がなくなってきた。いっそのこと早く会社辞めさせてもらいたいもんだ。月初にスコラカントールムの本番1回。花井さんから依頼されて演奏する機会も増えてきた。

5月 と思っていたら5月から出勤不要ということになった。やれやれ、これで昨年の6月からのモラトリアムにようやく決着。毎日が日曜日。月初にバッハのカンタータ11番の本番。月末は九州に帰る。こんなことでもないと今後親とゆっくり話をする機会はないだろう。

6月 就職活動もさることながら、練習と本番(3回)で結構忙しい。急遽依頼されたアントネッロのレコーディングのお手伝いで大分に行ったあと、続けて山中湖でなかなかやの合宿。使ったペンションはオーナーがちょっと気難しい人であまり快適ではなかった。

7月 なかなかや練習いよいよ佳境に入る。平日に練習できるからありがたい。月末になかなかやの第4回コンサート(近江楽堂)。練習を重ねた割には本番今ひとつ不完全燃焼。

8月 再就職の話が2つ舞い込む。アメリカの調査会社と日本の運用会社。迷う。なかなかや浜松公演はアンサンブルもすごく上手くいって満足できる出来だった。

9月 迷った末慣れた職種の日本の会社で働くことに決めた。高校時代の友人達に誘われ東海道を歩くというイベントに参加。いわば大人の遠足。これが楽しかったのでフリー生活の最後ということもあり小田原から三島まで一人で歩く。箱根の旧東海道は情緒あるねえ。月初にはアントネッロのシリーズコンサート1回目に参加。エコー隊というおいしい役回りをちょうだいする。同じ企画のコンサートを熊本でも。この月本番3回。ベテランのトランペット奏者K氏にレッスンをお願いするも、少し拍子抜け。結局自分で精進して切り開いていかないといけないのねと覚悟を決める。

10月 新しい会社に勤務開始。職場は今のところ結構気に入っている。6月にも演奏したモンセラートを再演。スライドトランペットにもずいぶん慣れた。

11月 本番3回。カンタータ110番が上手く吹けて気持ちよかった。最近の本番では「自分の持っているどのCDよりもいい演奏をしよう」という気概でバロックトランペットを吹いている。その目標に一つ近づいた感じ(って自分の演奏は贔屓目に聴く傾向があるからあてにはならないんだが)

12月 アントネッロのコンサート(エンサラーダス)に出演。5月に注文していたスライドトランペットが出来上がって届いた。きれいな仕上がりに感動!やばい、ナチュラルも注文しそうな勢い。クリスマスにはバッハのクリスマスオラトリオを演奏して今年の演奏活動を締めくくる。なんかナチュラルトランペットに軸足をおいた年にふさわしいコンサートだった。

途中再就職先が定まらないときはちょっとブルーな時期もあったが、終わってみると充実した一年だった。本番の回数は計20回。仕事やその他もろもろこれから先10年の進路がはっきりしたという意味で自分にとってターニングポイントの年だったのではないかと思う。

ふー、やっと総括できた。

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