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2006年3月

2006/03/31

旅行7日目

3時半頃起床。デジカメで撮った写真の整理や日記などするうち朝に。7時前に駅のマックに行ってインターネット接続を試みるが、今日はなぜかつながらない。クレジットカードの認証に失敗するのだが、カードが悪質利用されてアカウントロックにでもなったんではないかとちょっと不安。

7時半に部屋に戻るとK氏が起き出してきた。朝食。

ドイツ経験の長いK氏の説明で、何故こちらの信号があっという間に赤に切り替わるのか納得した。つまり、ドイツの信号は日本の様な黄色の点滅がないから、その分赤信号に変わるのが早くて、ただし赤になってからでも充分道路を横断出来るだけの時間が確保されているのだとか。そう言われてみて、後で横断歩道を渡るときに確認してみたら、確かにその通りだった。

10:30 - 14:30 リハーサル

今日はいつもの教会が使えないので、隣の旧農家納屋みたいな場所(個人所有で現在は集会などに使われているらしい)を借りて練習。K氏が参加したのでメンバー全員そろう。ガブリエリの3つのヴァイオリンのためのソナタが美しい。

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(写真はメールラ「ニグラ・スム」の練習の様子)

カステッロ、ソナタ17番の出だしで、リズムの取り方で意見が分かれた。とりあえずその場は音楽監督でもあるF氏の意見に揃える。昨晩もOさんと議論していた問題で、音楽上は妥協したことになるんだけど「良い音楽をするには」という意味では妥協せずまだ議論すべきだったかも と悔いが残る。

サックバット隊は今晩の本番のため3時にブレーメンに出発。リハも終了、解散。ただオルガンのNさんと僕はそこに残ってオルガンの番をする。F氏がレンタカーを手配して車で戻って来たら、オルガンの積み込みをしなくちゃいけないからだ。
5時半F氏帰還。ところがなんと車はなくて、車が安く借りられるところが見つかったから、これからそこのレンタカー会社に行きましょうとのこと。じゃ、今まで待ってた時間はなんだったの? ま、時間はあるからいいんだけどさ。
F氏と一緒にレンタカー会社に向い(バス、電車、地下鉄乗り継ぎ)、マツダ車を借りる。

車で納屋に戻る。戻る車の中でカステッロ17番の出だしのフレージングについて僕から話を再度切り出す。

僕「やはり曲の頭はフリーに始めたいんですけど。その方がイタリアらしいし…」
F氏「ヴァイオリンとコルネットで好きなようにしていいよ。ただ振り子のように演奏した方が分かりやすいんじゃないかと思ってね。基本的には任せます」

ええ〜っ?そんなにこだわりがあるわけではないのか〜。悩んで損した感じ。とりあえず元のスタイルに戻すことにする。
7時過ぎに納屋到着。なんとNさん4時間待ちだったってことだね。ごくろうさまです。オルガンをF氏のアパートまで運び込み、その後車でホテルまで送ってくれた。8時半。

妻がその時刻にシュツットガルトから戻って来て、食事はまだだというので、昨日のドイツ料理店にまた行って豚肉とパイナップルの一品とヴァイツェンビールを頼む。絶品!

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2006/03/30

旅行6日目

朝中央駅の売店に行って新聞を買ってくる。日本語や英語の新聞が見当たらなかったので、見慣れた黄色のFT(フィナンシャルタイムズ)ドイツ版というのを買ったら(当たり前だけど)ドイツ語だった。FTだったら英語だろうと単純に思ったのが間違いのもと。
ホテルで朝食済ませて、ついでに昼用のサンドイッチを1つ作る。パンがうまいのはありがたい。

9時、サックバットとコルネット隊で練習場に向かう。市内電車S1に乗るべきところ、間違ってS3に乗ってしまったのに誰も認識がなく、はっと気づいたら知らない駅。あわてて下車してどうするか協議。元に戻るか、ここで降りて近くのバス停から乗継ぐか、もう一つ先の駅まで行ってバス(いつもの路線、ただし反対側から)に乗るか、3択だったのだが、最後の案に決定。どうやらこれが正解だったようだ。

10:30 - 16:30 までリハーサル

ホテルに戻る。サックバット隊はブレーメンへモツレクの練習。ご苦労様です。
中央駅のマクドナルドでコーヒーを飲みながらインターネット。接続手続きを間違ったかと思って続けて3回もアクセスしたものだから15ユーロも払うことになったみたい。くやしい。

夜8時前に部屋の関係で今日一晩だけ僕と同室することになったヴァイオリンのK氏到着。ヴァイオリン隊コルネット隊の5人で中央駅前のドイツ伝統料理の店に行く。皆の注文した魚料理、肉料理ともにすごく旨くて大正解。ポテトもうまいしヴァイツェンビールも味わい深い。とりわけK氏、Uさんの食べていたパイナップル入りカレー風ソースの豚肉料理が超おいしくて、かなりつまみ食いさせてもらう。割り勘して23ユーロなり。
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ホテルに帰ってOさんたちの部屋でコーヒーをごちそうになり、演奏スタイルのことなどまじめな話をする。自室に戻るとK氏はすでにスヤスヤとお休み中であった。11時半には寝る。

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2006/03/29

旅行5日目

6時には起床、シャワー。
朝食をホテルのダイニングルームでとる。

トロンボーン隊の人たちから3/31夜はブレーメンでモツレクの本番があると聞かされ、びっくり。そのギャラは今回のコンサートの経費に回されるそうで、全くの強制労働だとMさんが嘆いていた。

それにつけても今回同行している人たちは皆いい人たちでなかなかに楽しい。フィンランドの時とは違って今回は自分がプロデュースするコンサートツアーではなく、単なる一プレーヤーとしての参加だから、その気安さもあってゆっくり楽しめるのだと思う。
プログラムの企画、パートの割り振り、楽器の手配、現地会場との折衝、リハーサルの段取り、などなど なにもしなくてもいいっていうのはこんなにも気が楽なことなのね って当たり前だけど。
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(練習場近くのバス停でバスを待つメンバー)

妻は今日午前中のリハーサルだけ見て、午後からはシュツットガルトに住むmixi での知り合いのところに遊びに行くことになった。今日と明日の2晩泊まって3/31の夜ハンブルクに戻ってくる。この際あちこち遊び歩くのも楽しそうだし、現地の陶器市に連れて行ってくれるとか言ってる。

ホテルのロビーでオルガンのNさんが到着するのを待つ。が、なかなか到着しない。なんだかトラブルだとかで30分くらい遅れたが、ま、ゆっくり練習場へ向かう。

11:00 - 13:00 13:15 - 15:30 とリハーサル

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(リハーサル風景)

やっぱりまとめて練習というのもかなり疲れる。トロンボーン隊は夜もモツレクの練習ということでご苦労様なことだ。Egger で買ったサックバットのマウスピース、一人で練習してる時はいいんだけど、Tutti で皆と合わせると曲の途中で音が出なくなってしまう。結局アルトホルンのマウスピースが一番無難に演奏できる。
サックバットのMさんにその問題について話をしたら、トロンボーンの場合、マッピが大きいから、結局自分の口の筋肉でアンプシュアを作らなくてはいけない。その場合、唇まわりの筋肉が疲労してくるとアンプシュアを維持することができなくなるから音が出なくなるんだよ。とのことだった。特にフラットリムの場合、その傾向が顕著なのかもしれない。

ホテルに帰る前に中央駅でインターネット接続する。1時間5ユーロ。メールなどチェック。

19:00 に待ち合わせしてコルネット隊とヴァイオリン隊で駅近くのステーキやさんに行く。うまかった。

帰って寝るも、3時には目が覚めた。持って来たDVDの「家族」を観る。

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2006/03/28

旅行4日目

このCity Night Line (CNL) は快適だね。お気に入り。
個室(2段ベッドにもなるんだけど)で、ゆったり眠れるし広くはないものの設備は充分。洗面所とか物入れの棚とか引き出しとか。お湯も出る。枕元には読書用のライトもある。アメニティも充実。石けん、タオル、ウェットティッシュ、ミネラルウォーター、うがい用の水、なんと耳栓まで備えてある。
唯一の難点はなぜか電源コンセントが使えなかったこと。バッテリーチャージにはいつも泣かされる。
朝食サービスもついているし、到着1時間前には車掌さんが起こしに来てくれる。これでRailway Cat がいたらもう言うことないね。
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こちらは今週からサマータイムになったばかりのせいか、外はなかなか明るくならない。6時半はまだ夜明け前だった。
朝食は簡素、さすがドイツ。でもパンはあっためてあったりして心遣いはやさしい。
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到着間際に車掌さんからパスポートを受け取るまで、バーゼルでパスポートを預けていたことを忘れていた。いつも国際夜行列車で移動する際に、渡す時は不安になるくせにすぐ預けたことを忘れてしまうのはどうしたものか。

8:30ハンブルク中央駅に到着。
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ホテルは中央駅からすぐ、徒歩3分のところだった。分かりやすい。
ホテルで朝食中のみなさんと合流、9時過ぎには電車でコンサート会場でもある練習場の教会に移動。
建物自体は新しいけれどりっぱな教会で響きも良さそう。

10:30 - 12:30 14:00 - 16:30 とリハーサル

今日居ない人はヴァイオリン一人とキタローネ。大編成の曲をひと通りとおす。

フィンランドで遊んでいた妻が夜ホテルに到着、近くの中華料理やで夕食。

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2006/03/27

旅行3日目

7時ホテルで朝食、なかなかリッチな内容。チェックアウトを済ませるときに、1泊分はキャンセルできたのかと聞くと、フロントは「あなたの予約はインターネット経由なので分からない、メールも受け取ってないし、支払いは既に完了しているはず」との答え。ではいくら請求されたのかと聞いてもそれは分からないし領収書もここでは発行しない、と言われ、結局キャンセルは間に合わなかったんだろうなあと覚悟を決める。哀しい結末だ。

電車で空港まで。Cさんにもらった地下鉄の回数券を利用したので、結局デンマーククローネは両替どころか現物にさわりもしなかった。あ、昨晩レストランでCさんがおごってくれたときに500クローネ紙幣を見たっけか。
コペンハーゲン空港は朝からすごい人出。行列もはんぱでない。セキュリティチェックが厳しいから?1時間20分前に着いたのにぎりぎりになりそうだ。前に旅行した時の朝のフィレンツェ空港は夏のシーズンにもかかわらず閑古鳥鳴いてたのにねえ、まあ空港の規模が違うけど。

飛行機は(何の理由も知らされず)45分遅れで出発、バーゼルに12:00に着く。バスで市内に向かう。
バーゼルに来たのはここにある楽器店(Egger)を訪れるため。中央駅のツーリストインフォメーションでEgger のある場所、行き方を教えてもらうが、あいにくその方面行きのトラム(路面電車)が動いてなくて、徒歩で行く。距離にして1キロくらい。行く途中に機械故障と思われる電車が立ち往生しているのに出くわした。
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(写真はバーゼル中央駅)

Egger ではGerd Friedel さんが一日ついてくれて、いろんな楽器を吹かせてもらう。ヒストリカルモデル(孔なし)を2本、別のヒストリカルモデル(ちょっと重い)を1本、Haas のベルがついたクラシカルモデル、スタンダードモデル、それから3ホールタイプのトランペットなど。ヒストリカルモデルが軽くて吹奏管もいい(柛代さんの持っているタイプだ)が、音色など今自分が持っている楽器の方が馴染みがあるせいか吹きやすくて音色も好きなので、敢えて購入しようかなという気にはなれなかった。つまり柛代さんちで吹かせてもらったときと同じ感想。その僕の楽器は製造番号が(見えないところに隠してあったのだ!)9535ということで、1995年に作られた35本目のベルだということが判明。その他にも95年当時はチューブはこの工房で作ったんじゃなくてよそから買っていたこと、今はそれをスタンダードと呼び、自社で全部作っているものをヒストリカルと呼んでいること、3ホールのほうが管の内径・厚さがオリジナルに近いこと、などなどいろんなことが明らかになった。
Trumpets
(写真はいろいろなナチュラルトランペット。一番右側は僕が普段使っている楽器)

結局Egger でマウスピースを3つ(その中にはサックバット用も1本含む)、楽譜4冊、本1冊、CD1つ、それに2本入りのソフトケースを買うことにした。クレジットカードで支払おうとしたら、カードは受け付けないとのこと。そうだった。エッガー夫人が「そこの角に銀行があってまだ開いてるからお金を下ろしてくればいいわよ」と言われて、ご指示の通りに。ソフトケースは郵送してもらうことにした。
結局6時くらいまでEgger にいて、写真等撮り、おいとまする。
With_msmr_egger_1
(エッガー社の人たちと。前列左がRainer Egger、ご主人、真ん中が奥さんのRose Egger、後ろの大きい人が職人さんのGerdさんで僕にいろいろ丁寧に教えてくれた人)

バーゼル駅に歩いて戻って、トイレに入ろうとしたら有料だった、1スイスフラン。夕食をとったレストランできれいにスイスフランを処分してしまっていたので手元には0.9フランしかない。10サンチームに泣く。ま、我慢するか。

10:30の夜行列車でハンブルクへ出発。


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2006/03/26

旅行2日目

朝、8:10新浦安発のリムジンバスで成田へ。

振り替えのフィンランド航空機は無事出航、一路「かもめ食堂」の舞台にもなったヘルシンキへ。AY74便は満席。座った席がエコノミーの最前列だったのは良いが、ビジネスクラスに団体客がいたようで、これがやたらとうるさい。しかも降りる時に見たら座席に新聞紙とかちらかっていて汚いし。新聞はフィン語だったからフィンランド人の団体?なんかイメージ良くないよ。
Ay

ヘルシンキVantaa空港でトランジット3時間待ち。Vantaa はうちにホームステイしたAnttiのうちの近くなんだけど、この日は家族(うちの妻含む)でスウェーデンにクルージングしてたから会うこともできず。
Passport Control のところでの行列の選び方がまたまずかった。いくつかある列のうち、僕が並んだのは中国人団体のうしろで、一人一人検査官とのやりとりにやたらと時間がかかる。英語を解しないのがその理由のようだが、真相はよく分からない。しばらく辛抱して待ったけどあまりにはかどらないので列を替えたところ、今度は僕の前のメキシコ人とおぼしきスペイン語圏の二人組でスタック。ふと隣を見るといつの間にか中国人は片付いているし。つくづくついてない。この行列のシステムは良くないね、ヒースローの1列並びで直前にカウンター振り分け方式の方が優れているよね。

コペンハーゲンには6時半に到着。日曜のこの時間からじゃ何にもできないよー。SASがきちんと飛んでいれば日曜はまるまる空いていたのにー。空港にはこちらに住むCさんが出迎えてくれた。
泊まるホテルは便利なところにあってすぐ発見。チェックインしてから旧市街のイタリアンで夕食。Cさんの積もる話を聞く。

夜は10時半ころに寝たけど、やっぱり時差ぼけのせいか、2時頃起きてしまった。TVをつけると「料理の鉄人」をやっている。そのあと見た番組(確かフランスの放送局だったような)では日本の桜の特番やってるし、日本が取り上げられること多いね。別チャンネルでは完璧なアダルト番組を(無料で)放映しているのにはぶったまげた。
PCを充電しようと思うものの、トランスがすぐ落っこちてしまうので少しずつしか充電できない。

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2006/03/25

旅行1日目

旅行1日目

自宅→成田空港→自宅

朝リムジンで空港に着くとそこには衝撃のニュースが!

「お客様ご予定のスカンジナビア航空984便は欠航です」

なんでも機材が届いてない(つまり飛行機自体が到着してないから出せません)とのこと。おいおい。

SA984の客たちはそれぞれ他社便の空席に振り分けられてヨーロッパに向かうことに。

写真はカウンター前で待ってる様子。

Waiting


僕と同じ便で行くトロンボーンのM氏一行は、早く空港に到着し僕より先に並んでいたので、無事英国航空便でロンドン経由でコペンハーゲンにいくことになったようだ。

しかーし!行列の後方、僕を含む40人弱の乗客たちは結局その日のうちに発つ振り替え便が見当たらなくて、翌日(しかも他社便で)出発ということになってしまった。僕はフィンランド航空でヘルシンキ経由コペンだそうだ。

というわけで朝10時から4時くらいまでロビーで待たされたあげく、自宅へ帰ることに。

それにしても、スカンジナビア航空のカウンターのアテンダントたちの対応は要領が悪かったねえ。

研修中の新人まで狩り出されて応対していたけれど、それがまたかえって(不慣れなためか)間違った情報を出したりして混乱に輪をかけてた。欠航っていうのは客にしてみればめったにない出来事だけど、航空会社にとってはさほど珍しいことではないんじゃなかろうか。

そのときの対応はマニュアル化されていないのかねえ。今はやりの危機管理という面からみてどうかと首をかしげてしまう感じだった。

家に帰って、夕食食べて娘と一緒にイクスピアリに「かもめ食堂」を観にいった。オールフィンランドロケの映画。

ドラマティックな事件が起きるわけでもなく、まったりほんのりとした雰囲気で話がすすむ。ヘルシンキの懐かしい風景もふんだんにあった。3人の女優さんがいい味出してたし、主演の小林聡美はフィン語が実に自然でうまかったなあ。無理してせりふを覚えたという感じもなくて、ひょっとして彼女最初からフィン語がしゃべれたの?娘も感心してた。

さて、明日は気をとりなおしてそのヘルシンキへ向け出発だ。

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2006/03/24

しばらく留守にします

いよいよ明日から演奏旅行。

荷造りも終わったし、あとは飛行機に乗り遅れないようにするのみ。

訪れる先は、コペンハーゲン、バーゼル、ハンブルクの3カ所。

どこもかなり寒そうだ。ま、寒いのは苦手という訳でもないので大丈夫だろう。

PCは持って行くけど、多分向こうからはアクセスできないと思うのでしばらくこの日記の更新もお休み。帰ってからまとめて報告するつもり。

では行ってきます。

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2006/03/21

新武器ゲット!

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ガナッシのリコーダー、G管。右はA=440で左がA=466の替え管。
2ヶ月ほど前に注文したものが出来上がったので今日受け取りに行った。
これも練習しないと。でも、最初のうちは慣らしのため一日10分位しか吹いてはいけないのだとか。

今度のハンブルク公演で使う予定なのだが、間に合うのか?!

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2006/03/16

クロイツ教会

明日はバッハカンタータ147番の本番(シュッツ合唱団)。
昨日今日と五反田のクロイツ教会で練習だった。
この教会は名前で分かる通りドイツ系の教会だが、礼拝堂の内装が和風で面白い。普通信者が座るところは木製のベンチであることが多いが、ここでは籐製のイス。およそ教会らしくない。

せっかく日本に建てる教会だから日本のテイストを入れたいと思ったのだろう。同様の経験は外国企業のオフィスでもしたことがあって、昔デンマークかフィンランドだったかの銀行の東京オフィスに障子が使われているのを見て、却って斬新だなあと思ったのだった。

さて、明日のカンタータの話。コンサートでは147番と182番が演奏される。僕の出番は147番のみ、これはコラールが超有名(主よ、人の望みの喜びよ)なのだが、最初と最後にトランペットが活躍する。前々からやってみたい曲だったので、淡野先生からお話があったときは一も二もなくお引き受けした。

1曲目、in C の三拍子の合唱曲、ラッパから始まるスタイルはやはり大好きな76番の1曲目と同じ。吹いていて踊りたくなるようないい曲だ。ラッパ冥利に尽きるねえ。
明日はがんばろ。

(後記)
それでこれがその当日の演奏


BWV147-1

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2006/03/15

めっけもの

先日有楽町のビックカメラでいいもの見つけた。

カメラの三脚のケース。

野球のバットケースのような長さ80cmくらいの筒状のものなんだけど、見たとたんパッとひらめいた。

「これ、トランペットケースに丁度いいんじゃないかしらん」

コルネットだとかナチュラルトランペットとかのマイナーな楽器をやっていると楽器を入れるケース探しには苦労する。楽器を買った時にケースがついてくることはまれで、あったとしても頑丈すぎて持ち運びには不便だったり、逆にふにゃふにゃのソフトケースだったりするし、僕みたいに複数の楽器を同時に持ち歩きたい(しかもコンパクトで軽量で)という人向きのものはなかなか市販されていない。ま、ユーザーが少なくてニーズがないんだからしょうがないんだけれども。

ケースをオーダーメイドすると高く付く。で、いきおいそこらへんのものをケースとして代用することも多い。

ナチュラルトランペットのケースとして今使っているのは、イギリスのBrass Bags(そのままじゃん!)社の専用のソフトケース大小2つがメイン。それ以外にも1本だけのときは大正琴のケースを転用したものを使ったりしている。

コルネットはソプラノサックスのソフトケースを使っているし、最近発見したのは、このソプラノサックスのケースにはアルトサックバットも入るってこと。びっくり!ラッパは入らないのにねえ。

このところ悩んでいたのはスライドトランペットのケース。分解のできないこの楽器が入りうるケースは大きくって電車の中なんかでは不便至極なのだった。

街を歩いていてもケースになりそうなものはないかな、と無意識に探しているし、駅等でそれらしい大きさのバックを持っている人には思わず「それ、どこで売ってますか?」と聞きたくなることもしばしば。もちろん聞かないけど。

そこでビックカメラ。このカメラ三脚ケースはスライドトランペットをそのまま入れて運ぶのにちょうど良さげだ。肩に掛けるストラップもついているし。あいにくそのとき楽器そのものは持ちあわせてなかったけれど、目分量でだいたいこれくらい長さあれば大丈夫だろうと思い、即購入。

うちに帰って楽器を入れてみれば、してやったり!スライドトランペットや分解しない状態のナチュラルトランペットが丁度収まるいい長さだった!ちょっとクッションを入れてあげれば2本同時に入れるのも問題なさそう。一番コンパクトなソフトダブルケースとして使えそうだ。

こういう買い物をしたときはうれしいねえ。

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2006/03/13

コレクション

今度ムジカ・フォレスタで演奏する曲の中に「ピアノとフォルテのソナタ」というのがある。
ブラスの人にはおなじみの名曲、ジョバンニ・ガブリエリが1597年に出版した曲集の中の一つで、譜面にピアノとフォルテの指定があることからこの曲は音楽史の中で有名な存在になった。別にこの曲が強弱記号が記された最初の例という訳ではないんだけどね。

iPodに入れて勉強しようと思って、うちにあるこの曲のCDを探してみたらなんと13もあった!LPで持ってるのも5つくらいあるし、カセットに入っている昔の自分の演奏とかも入れると優に20を越す音源がある。別にガブリエリフリークというんじゃないんだけど、CD屋さんで目につくと買っていたから年月を経るうちに溜まりにたまったというわけだ。

自分で意識して集めている曲はいくつかあって、モンテヴェルディのヴェスプロとか、スカルラッティの「テブロ川のほとりで」とかがそうなんだけど、ピアノフォルテみたいな小品は気がつかないうちに増える。

ともあれ、ひととおり聴いてみたところ、一番趣味に合わないのはカナディアンブラスとベルリンフィルブラスが競演したCDだった。昔は平気で聴いていたんだけどなあ。

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2006/03/12

怒濤の西荻で練習

このところ連日練習が入っている。しかもそれぞれ違う公演向けのもの。

 金 ムジカ・フォレスタ(ガブリエリ他)

 土 シュッツ合唱団(J.S. バッハ カンタータ147)

 日 オーケストラ・オン・ピリオド(モーツァルト)

というわけで昨日はシュッツ合唱団のホームグラウンド西荻窪の本郷教会での練習。

ところで西荻窪といえばユニークな広告で目をひく予備校、みすず学苑の本拠地があるのをこの間発見しちゃった。なぜか『怒濤の」というフレーズが大好きらしいこの学校、広告だけじゃなくて建物も派手だった!

1枚目が昼間のみすず学苑。入り口脇にマスコットの縄文太郎(!)が鎮座しているのが見えるだろうか。なぜ「縄文」太郎かというと、縄文時代は階級社会じゃなかったので誰でも努力次第で活躍できたかららしい(同行HPによる)。だからマスコットにしちゃうという発想がぶっ飛んでる!何でも入試前はこの銅像にさわるとご利益があるとか!

夜は夜でキャバレー並みのネオン(2枚目の写真)。鉛筆の芯も光っているよ〜



うーん。さすがだー。怒濤の予備校。



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2006/03/11

接待

宴席での苦手な会話
「○○さんはお酒いけるんでしょう?」
「このなかでは誰が一番お酒にお強いんですか?」
「いやあ、私より○○さんのほうが強いですよ」
アルコールに強いこと、たくさん飲むことイコール良いことみたいな雰囲気がその場を支配する。

どうでもいいじゃん、そんなこと。個人の体質と嗜好の問題だと思う。酒が好きな人は飲むだろうし、好きだけどあまり飲めない人もいるだろうし。
まあ、どうしたって目の前にアルコールがあるから、切り口としてお酒の話から入るのは無難なことではあるんだけど、それを延々と続けるのもどうかと思ってしまう。
無難なことばかり話をするっていうことは結局本当に話をしたいこと、相手から聞きたいことには踏み込まないってことだもんね。建前と遠慮ばかりがやり取りされる会話、これはそうとう辛いものがあるよ。

てなことをうじうじと考えてないでさらっと受け答えするのが世慣れた人の対応なんだろうけどね。

義理で出なきゃいけない接待は苦手だ。

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2006/03/06

練習っ

都内の教会で3月末にドイツに行くムジカ・フォレスタの練習。

ヴァイオリン、ヴィオラのメンバーには初顔合わせの方もいてちょっと緊張。でもすぐうちとけた。

初期バロックなのでコンサートの曲数は多い(初期バロックは1曲の時間が短いのだ)。東京でのリハーサルは数回、ハンブルクで合流して数回。曲作りが間に合うのだろうか、若干心配。

懸念していたコルネットでのスタミナはどうやら大丈夫のようだ。ただし、これから毎日一定時間は楽器にさわるという条件付きだが。

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2006/03/05

それはないんじゃないの

日本が負けた。野球の話である。ワールドベースボールクラシック、韓国戦2−3。これで韓国が1位通過、日本は2位である。
対中国、台湾と一方的試合が続いたので今日は初めて試合らしい試合だった。夕食を食べつつテレビ観戦。

試合中からやたらとイチローばかりクローズアップされるのはちょっと偏向がひどすぎるかと思われた。日本チームのことを必ず「王ジャパン」と監督名付きで連呼するのも耳につきすぎる。
でも、それらは目をつぶるとして、最後に唖然とすることがあった。

試合終了直後、お決まりのヒーローインタビューがある。ところがそれが始まってもアナウンサーがおしゃべりをやめない。どころか解説の星野元監督に話を振って日本チームのことについて語り合っている。
おいおい、ヒーローインタビューが聞こえないじゃないか!
放送席は延々と語っている。ついに韓国の選手が何を語ったか分からずじまいでインタビュータイムが終わった。

勝利者に対する敬意とか、韓国チームを応援していた視聴者のこととか、そういう配慮はまったくなされないんでしょうかね。あまりに非常識だと思うんだけど、テレビ朝日。

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2006/03/04

Garden Rain

こちらの日記に触発されて久しぶりに武満徹のGarden Rain を聴いた。1974年にフィリップジョーンズ・ブラスアンサンブル(PJBE)のために作曲された金管十重奏曲。

僕が持っている音源はPJBE版とLondon Brass版。

PJBEの演奏が別格というY堕くんの意見に全く同意。彼はチューバのジョンフレッチャーと再現部のミュートを付けたトランペットの奇跡的な演奏がPJBEの演奏を特別なものにしているという見解だが、僕はPJBEのに針を下ろしてみて(こういう表現が出来るのはLPの特権だなあ)すぐに、その違いは静寂の処理にあるんじゃないかと思った。ピアニシモで音を保つ、あるいは音を消していく技術にもPJBEに一日の長があると思うけど。

初演は1974年11月8日、東京厚生年金会館。初来日時に曲を献呈されてすぐさまコンサート(このツアーでのコンサートは11回+ラジオ出演1回)、レコーディングという過密スケジュールの中でこれだけの演奏を残せているのがすごい!

もう一つPJですごいといえば、この曲は我がSVBEが1997年の今治でのブラスアンサンブルフェスティバルでフィリップジョーンズの御前演奏をした曲でもあるのだが、コンサートが終わったあとに、PJが僕に「君たちは指揮者付きで演奏したけど、中間部のトランペットが入るところから八分音符を基準に譜面をとらえると、そのまま自動的にカウント出来るんだよ。あ、途中でカウントの仕方が変わるからそこの所は要注意ね。だから、最初と最後のゆっくりした部分のザッツさえ合わせれば指揮なしで演奏できるし、実際我々の時はそうしたんだ」と教えてくれた。

そうか、あの録音は指揮なしだったのかー(残念ながら74年のステージは見逃してしまったので)と感心したのと同時に、さまざまな初演曲を数多くこなした彼が、20年以上も前に演奏した曲のアナリーゼまで覚えていることに深く感動してしまったのだった。

また懐古話になってしまった。。。。

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2006/03/03

秒読み

うちのステレオアンプの調子がおかしい。
CDを聴いているつもりが、何もしないのにチューナーとかMDとかに勝手に切り替わってしまう。
早く修理に出さないと。例の電気用品安全法って中古電化製品の売買だけじゃなくて修理も制限しているのね。
誰が決めたんだよー、こんな法律。
4月の施行まで1ヶ月ないじゃん。メーカーのサービスセンターに連絡しなくっちゃ。

やってる楽器がアコースティックでよかったと思えるこのごろ。

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2006/03/02

ニックネーム

誕生日に家族からニンテンドーDSをプレゼントしてもらった。はやりの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」ソフト付きだ。ま、僕にあげたかったというよりは、それにかこつけて子供たちが自分で遊びたかったからには違いないけど。

それにしても、これはよく出来ているねえ。アルツハイマー防止にも役立ちそうだ。このソフトが一体何万人の日本人の脳を活性化させるのに役立っているのだろうかと、その貢献度を想像してみるだに恐ろしいものがある。いや、いい意味で。

ところで、任天堂(7974)はファミコンを開発したあたりからすっかりゲーム機の先端企業に脱皮してしまった。創業は古く明治22年、京都の会社だ。昔は花札を作っている会社として知られていた。なので、株式市場では昔ながらの人はこの会社のことを「トランプ」というあだ名で呼んだりする。

会社のあだ名と言えば、今も業界では日産自動車(7201)のことは「ニッサンブ」と呼ばれていて、この「ブ」は何かなと僕の永年の疑問だったのだが、今さら人には聞けず、自分なりには自動車だから「ぶーぶー」のブなんじゃないかということでとりあえず片付けておいた。
この間会社でうちの日本株トレーダーとたまたまその話になって、なんなの?、って聞いたところ、「ぶーぶーのぶでしょ」と全く同じ答えが返ってきたのは可笑しかった。

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2006/03/01

対極

「互いの信頼関係に基づいた会話って読んでて気持ちいいよね」と、とある対談集の本を見て娘が言う。

そうなんだよ。相手をリスペクトする気持ちがかみ合った会話の内容との相乗効果で良い雰囲気を醸成するんだと思う。

これと全く反対の極にあるのが国会議員の議論だろう。虎視眈々と揚げ足をとる機会を狙っていて、ちょっとでも相手方に手落ちがあろうものならここぞと突っ込む。攻められる方は詭弁を弄してでもなんとか不利な体勢から逃げ切ろうとする。物事の本質(あるいは政策)が正面から議論されることはまずない。端で見ていてこれほど醜くて不愉快なものはない。

予算委員会だよ。国家予算を議論する場でしょう。メールの真偽を問われてもしかたないのかもしれないけど、最初にメールの話が取り上げられたときに「ちょっとその話は関係ないから別にしてくれ」と委員長は言えないのだろうか。枝葉末節にこだわるのも重要なことだが、それは本論においてそうすべきであって、脇道でのやりとりは議論を迷走させるだけだ。

そもそも会議の目的が共有されてないところが混乱の出発点なのかも。民間の会社だとあり得ないよね。

問題はそうした議員を選んでいるのはほかならぬ我々国民自身であるということだ。つばが天から降って来ても文句は言えない。

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