Die Trompete
本の紹介
ドイツ演奏旅行にかこつけて立ち寄ったEgger 社で次の本を買ってきた。
エドワード・タール教授のDie Trompete (ISBN 3-7957-2357-4 Schott社)
Ihre Geschichte von der Antike bis zur Gegenwart(古代から現代に至る変遷)
内容は
1 Einleitung
2 Die Fruhgeschichte der Trompete bis zum Fall Roms (476 n. Dhr.)
3 Einige asiatische Formen
4 Die Trompete vom Fall Roms bis zu den Kreuzzugen (um 1100)
5 Die Trompete im Spatmittelalter (um 1100 - um 14000
6 Die Trompete in der Renaissance (1400 - 1600)
7 Das goldene Zeitalter der Naturtrompete (1600 - 1750)
8 Die Krisenzeit der Trompete (1750 - 1815)
9 Die moderne Epoche der Trompete von 1815 bis heute
というわけで、年代から想像されるように、トランペットの楽器の変遷を歴史を追って解説したもの。
ナチュラルトランペットやスライドトランペットなど昔のラッパに興味のある僕には極めて興味深く、資料的にも参考になりそうだが、如何せん全部ドイツ語というのが辛い。
ずいぶん昔に出版された本だから、英語版が出ていればきっと僕も知っていたはずとは思うのだけれど、エッガーでこれを購入する時に、ダメでもともとで「英語に翻訳されたものはありませんか」と聞いてみた。なんとエッガー夫人がその場でタール教授に電話して調べてくれようとしたのだが、あいにく教授はつかまらず。
これとは別だが、以前に入手したバーゼル・スコラカントルムのイヤーブックにあったスライドトランペットに関する文献も解読したいのだが、ドイツ語が障害になっていてまだ読めていない。
学者の人たちっていつもこういう語学の壁をなんとか乗り越えて研究を進めているんだろうね。エラい。
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