千葉都民
昨日4月15日は地元東京ディズニーランド(TDL)の開園記念日。今年で23年目(実はうちの長女と同い年)
よく「千葉県にあるのになぜ東京〜なの?」と揶揄されるが、地元民はあまり気にしていない。というよりは、自分たち自身が千葉県民ということをあまり意識していないからなのだが。
浦安の土地は市の3分の2が埋め立て地で、TDLも当然埋め立て地の一角に建設されている。昔から浦安に暮らしていた人たちは漁業を生業とする人たちで、その多くは開発途上で漁業権を放棄する代償として補償金を(たんまりと)もらって今は旧市街に地主として立派な家を建てて暮らしている。
埋め立て地の住人は、僕も含めてその全部が昭和50年代以降に移り住んできた人たち、多くは都内に通勤するサラリーマン世帯である。従って昔からの地縁も薄いし、たまたまベッドタウンが江戸川越えたとこにあったというくらいの感じで、あ、ここは千葉県だったのね、程度の意識なのである。より房総半島に分け入ったひとたちと一線を隔するときには千葉都民とか言ってみたりしている。
だからTDLの名前が正当化できるわけではないのだけれど、まあ、我々地元民にとってはそんなに違和感はないのかなということで。名前を厳密にするならユーロディズニーじゃないけれど、ユニバーサルスタジオみたいにTDLじゃなくてDLJ(ディズニーランドジャパン)にすれば良かったのかもね。でもDLJじゃ(もうなくなったけど)アメリカの証券会社の名前みたい。
TDLはいいとして、浦安市を走り回るバス会社の名前はちょっと無理あるんじゃないか。東京ベイシティ交通(旧社名オリエンタルランド交通)。さすがにこれは地元民でも恥ずかしいかも。この伝でいくと、木更津にあろうが横須賀にあろうが「東京ベイなんとか」って名乗れちゃうもんね。
そういえば我が家がよく利用している不動産屋さんも東京ベイリビング(本社浦安市)っていうんだった。そこまで東京の名前にこだわりたいか!って感じだね。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- スマホの引越し(2023.01.27)
- 2022年の私的出来事(2022.12.30)
- 画期的な福音(2022.12.18)
- 存在価値?(2022.10.25)
コメント