練習するとは・・・
久しぶりにうちの師匠による(人の)レッスンを見学。
ちょっとこの世界から遠ざかっていた期間が長かったこともあって、改めて「そうだ、こうあるべきだよなあ」という新鮮な感覚!
練習するとは・・・
・演奏する音楽についての明確なイメージを持つ
・加えてアイデアを考え抜く
・それを実現する技術を磨く
・その技を常に表現出来るように身につける
ということなのではないかと思った。
今までちょっと縦横だけ合わせる練習ばかりやりすぎてしまったな、と反省。
ついでに言うと、小学校以来受けてきた音楽の指導は
・まずリズムを合わせましょう(よこ)
・正しい音程を取りましょう(たて)
・さて、音楽を創りましょう
って、そんなのあり得ないんですよ!まず音楽があるべきだから。オルゴールや携帯の着メロのような電子音楽みたいな無機質なものを最初に作ってから、はいそれではこれから音楽します、魂を込めます、っていうのは最初の段階で音楽することをはっきり放棄しているよね。
でもイメージを持つとかアイデアを考えるっていうのは口で言うのはやさしいが、大変な作業だし、ややもすると人の模倣をしていることが多かったりする。そもそもたてよこも自在に扱えないしなー。まあ、だからこそ練習するんだけれどね。本末転倒にならないようにしないと。
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コメント
確かにそうですね。
レッスンで、「ここはどんなイメージで叩いてるの?どんな場面だと思う?」とよく聞かれます。
ちゃんとイメージしてる時もあれば、漫然とやっている時もあって、でもイメージしながら叩いていれば、何か伝えたい!という思いが音に出るはずですよね。
単純に練習した時間の合計で上手くなるわけじゃないし、もちろん練習出来る時間も限られているし、いい意味で効率良く練習しなきゃ、と思います。
難しいですけど・・・。
投稿: NOTA | 2006/04/21 12:36