思い込み
できればスペインに勝って欲しかったな。。。対フランス戦
それはともかく、トランペットの話題。
ブランデンブルグ第2番では冒頭の3小節目に上のソの音(in F だから実音だとハイCになる)で4拍のトリルが出てくる。ナチュラルトランペットはバルブやロータリーがついていないので、トリルをするときには隣り合う自然倍音(この場合はソラソラソラソラ〜ね)を素早く行ったり来たりしなければいけない。上手くコントロールしながらきれいにトリルをかけるには技術が必要だ。
で、思ったのが、これを一般的にリップトリルと称していること。これが誤解の元だね。
口の動きをよく観察すると動いているのはリップ(唇の締め付け度合い)ではなくてタング(舌の上下動)なのだ。頭で「リップトリルだー」と思いつつ体はタングを動かしている、これじゃ上手くいく訳ないよね。いっそのことハナから「タングトリルだー」とマインドセットした方が上手くいきそうだ。
「ハナから」といえばいきなり脱線するけど、この言葉の語源、ハングルで「ひとつ」のことを「ハナ」というから、ここからきているのではないかと永らく密かに思いこんでいるんだけど、広辞苑とかで調べてみてもぜんぜんそんなことなさそう。でも自説を捨てきれない。誰か知っていたら教えて欲しい。
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