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2006/06/25

事後報告

5月13日の日記「コルネット奏法の画期的改善法」のその後報告。

結論から言うと、結局頓挫してしまっている。(以下はほとんどの人に関係ないマニアックな話です。すみません)

考えたのはこういうこと。
1995年から本格的にコルネットの練習を始めたが、行き詰まるところあり、97年にそれまでのセンターから師匠と同じサイドアンプシュア(唇の右コーナーにマウスピースを当てて演奏する奏法、昔の絵などではそういうスタイルが一般的だったようだ)に変更した。
その際に、自分の場合右上側の犬歯が出っ張っていた(いわゆる八重歯)ので、これは邪魔とばかりに歯医者さんで抜いてもらった。
「こんな健康で立派な歯、抜いちゃっていいんですか?」
「はい、楽器演奏の邪魔ですから」
「抜いた後、多少は自然に隙間が埋まりますけど、それでも少し歯抜けになりますよ」

コーナーでコルネットを演奏するにはとても楽になって、結果大正解。
ただ、音程に問題があった。中音域の音程が安定しないのである。ファ#はむやみに低くなるし、ソは出たとこ勝負、ラはだいたい高くなる、という具合で極めてよろしくない。
センターで吹いていた頃は問題なかったから、これはサイド特有の問題だろうと長らく思っていた。

だけど、先月ひらめいたのである。これはきっと犬歯の抜けた場所にマウスピースの一端が当たっているから、歯の支えがなくて音程が安定しないのではないかと。

そこで解決法は歯の隙間を埋めること。試しにボクサーがやるようなマウスピースの感覚でちょっと固めの紙を右上の歯に渡して吹いてみる。
「お、結構塩梅いいじゃん!」
ということで、昔のオケ時代の知り合いがやっている矯正歯科に行って、レジン製のアダプターを作ってもらった。

これが画期的解決法となるはずだったんだが・・・・

なんか上手くいかない。やっぱり付けたり外したりっていうのがいけないのか、いつも付けたままの状態で吹くんだ、という覚悟がないと体がコツを覚えないみたい。
かといっていつも装着したままで生活するわけにもいかず。

もう一回その歯医者さんに行かねばな、とは思いつつ、ちょっと中途半端な状態が続いている。

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