ヤルヴィ/ドイツ・カンマーフィル
昨日NHK教育で放送されたパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団のベートヴェン1番/2番/3番を観る。(収録は5月末の横浜みなとみらい大ホール)
いやー、すっごい面白かった。基本的に爽快な演奏なんだが、とにかくオケが上手い!カンマーフィルと名乗るだけあってこじんまりとした編成だが、それが緊密なアンサンブルと統一のとれた語法を可能にしていて、聴いていてほれぼれとしてしまった。
ダイナミックレンジが広いんですよ、管も弦も。そしてしゃべり方が一緒なんだな、これが。楽器は基本的にモダンだけれども、今のはやりでトランペットはナチュラル(ドイツのオケにしては珍しいロングタイプ)、ティンパニも木のバチを使ってた。ホルンや木管は普通のモダン楽器だし、弦のボウもモダンだった。
しかし、サイモン・ラトルとかと同じアプローチなのか、ピリオド奏法を意識した演奏で(それはアンコールに演奏されたシベリウスの悲しきワルツと比べれば一目瞭然)、機能性のあるモダンのオケでこれだけやられちゃうとピリオドオケなんか要らないって感じ。ラッパなんか18世紀オケよりよっぽど上手いし。
指揮のヤルヴィは自在にオケをコントロールしていて、かってのカルロス・クライバーを彷彿とさせる感じだった。
いや、すごいっすよ。日本のプロオケももっと勉強した方がいいよ、きっと。
どうでもいいことだけど、ステージ上にすごいたくさんマイクが立ててあったんだけど、このベートーヴェンチクルスのライヴをCD化する予定でもあるんだろうか。もしそうだとしたら買って絶対ソンはしません、保証します。
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