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2006/07/10

ファンキー・ライヴ vol.10

アントネッロのファンキー・ルネサンス・ライヴvol.10 テレマン リコーダー・ソナタ集 第3夜を聴く(鷹羽スタジオ)

大変失礼な言い方かもしれないが、冒頭無伴奏ファンタジーが始まってすぐに「あれっ?濱田さんお疲れ?」と思ってしまった。3夜連続の最終日だからということもあるのだろうか。
でも2曲目のソナタへ長調からは立ち直ったように思われて、いつものアントネッロサウンド。緊密なアンサンブル、意表をつくテンポの揺れ。集中力のある演奏だった。

プログラムにはリコーダーソナタだけではなくてチェンバロ独奏のファンタジーや無伴奏ガンバのためのソナタもあって、メンバーそれぞれのソロもたっぷり楽しめた。でも3人揃ってアンサンブルしているときが一番ワクワクする。2曲あったソナティーナっていうのは名前からすると小振りのソナタってことなんだろうか、名前に似合わずなかなか充実した曲で面白い。それから良く知っているはずのヘ長調のソナタやハ長調のソナタがなんだか初めて聴くような気がしたのはアレンジのせい?それとも解釈のせい?

一つ気になったのはPAのこと。アンサンブルのときは全然問題ないし、リコーダーに関しては音に奥行きが出て面白い効果だと思うんだけど、ガンバソロのときは(音が大きすぎて)余分だったのではないかと。ま、個人的好みだけど、ガンバは陰影があってこそ魅力があると思うので、全部があからさまになるのはかえって興を殺ぐような気もした。例えてみれば自宅のステレオで弦楽四重奏をフルオーケストラと同じ音量で聴いているような感じとでも言えようか。ちょっとマイクのピックアップの調子も良くなかったみたいで気になってしまった。

ともあれ、いろいろ言ってみたものの、濱田さんたちのテレマンに対する愛情が伝わってきて、充実したコンサートだった。

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