昨日の収穫
会社のビルの地下に小さな本屋がある。
昼休みなどにふらっと寄って新刊の新書などを買うのに便利でちょくちょく利用している。
昨日はそこでこんな本を見つけた。
「ザ・龍之介 全小説全一冊」第三書館 ¥1900
なんと芥川龍之介の146篇の小説全てが一冊に収まっている。
少しばかり重かったけど買って持って帰る。
短編ばかりなのでちょっとした空いた時間に読むのにちょうど良いよね。
巻末の年譜を見ると、三男の芥川也寸志(誤植になっているけど)が生まれてまもなく亡くなっている。享年36歳。
也寸志さんは全く父親とふれあう時間がなかったことになる。その父親が偉大な存在だった場合、どうやって父と子という折り合いをつけたんだろうか。ということがふと気になった。
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