思うこと
発表会のあと先生と話したことがまだぐるぐると頭の中を巡っていて整理がつかない。
それは「つまるところ自分は何がやりたいのか、何を目指しているのか」ということ。
もちろん最初の問いは音楽上のことだったんだけど、それに限らない。仕事、家庭、生活。まあ、大きく言えば人生ってことなんだけどね。
一番簡単に答えが出そうなのは仕事。社長になってやろうとか仕事の業績で有名になろうとかいつかは起業して自分のビジネスを持とうとかの野心はさらさらない。資産運用という社会的に有意義な産業の一組織の中で自分の知識や経験を活かしつつ部分的調和を図っていくこと、それで生活の糧が得られること、これで充分な気がする。ちょっと覇気がない感じがするけどね。まあいいでしょう、本人が納得・満足してるんだから。
家庭?ま、これはおいといて。
で、音楽。ラッパの腕の向上?バロック音楽?
トランペットでバッハのカンタータを演奏するのは楽しい。まだ全然やりきれてないし。でもオケで演奏することがホントにしたいことなのかと聞かれれば、それよりはアンサンブルで音楽を練ることのほうが数倍やりがいがあると思うしやりたいこともできる。
メンバーがいなくてどうしようもないわけではない。では何故その方向に動かないのか。
何を?いつ?誰と?どこで?どのように?
多分考えすぎなくても時期がくれば自然と自分で答えを出すとは思う。今までもそうやってきたんだし。
一番いい例がブラスアンサンブルだね。学生の時に組織したグループをほとんどの期間リーダーとしてやってきて、さんざん活動して自分の音楽生活の中心においていたのに、敬愛するフィリップジョーンズを招聘して一週間師と密着生活して、師の前で武満徹のガーデンレインを演奏したところで「もういい、やることやった」と思った。20年間かかわったグループとさようなら宣言。勝手と言えば思いっきり勝手。以来ブラスアンサンブルにはまるっきりタッチしていない。
これからも同じように進んでいくんだろうね。違うのは残された時間が確実に徐々に短くなってきていることだ。
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