カレーとジョギングの相関性
今もあるんだろうか、
多分昔の伊藤忠(青山に移転する前ね)の人とか三井信託本店とかユニチカ本店に勤めていた人は知っているはず。日本橋室町、中央通りに面して千疋屋本店のナナメ向いあたりの角にツタのからまった2階建ての喫茶店があった。何度も通ったのに店の名前は覚えていないそこの名物はお昼時に出されるカレーだった。というか、喫茶店よりもカレー屋さんとしてしか認識してない。
昼休みには店の前に行列ができている。並ぶことしばし、席(当然相席)に座ると店の人が厨房にオーダーを伝える、「いっこー」「にこー」。何のことはない、座れば自動的にカレーが出てくる仕組み。それ以外のメニューはない。
そのカレーたるや、辛いのなんの、しかも強烈にニンニクが入っていて、それを食した午後は自分のニンニク臭さと闘う一日となる。
でも癖になる味でしばらく行かないとまた体が自然とそれを欲するようになる。三田のラーメン二郎みたいな存在といえようか。
前置きが長くなってしまった。実はこのカレーを食べるとき、僕はいつも出る癖がある。それは「しゃっくり」。その辛さに最初は食が進まないのに、なぜだかしゃっくりが出始めるとスイスイと完食できるのだ。初めは胃がびっくりしているけど、「さあ覚悟はできたよー、どんと来いー」と言っている合図のような気がする。
さて、皇居周りのジョギングはこのところ週に1回のペースで落ち着いてきたようだ。
ジョギングに慣れてくると、僕の場合大体3kmを過ぎたあたりでペースが掴めてくる。つまり、呼吸と足を運ぶ動作に無理がなくなってきて、このペースならどこまでもこのまま走れそうかなーという感覚になってくる(決してそんなことはないんだけど)。人によってはこれをランナーズハイって言うんだっけ?この場合しゃっくりのような明確な兆候はないものの、なんだかカレーのときと似てるよなー、と思いつつ昨日は走っていたのだった。
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コメント
ご無沙汰してます。昨年秋から旧三井信託跡のビルの某Q社(お分かりですよね)に勤務しております。
このカレー屋さん、まだあります。前から気になっていたのですが、入ったことはなかったのです。せっかくなので同僚と今日行ってきました。最近は行列はできていないようですが、システムや味の強烈さなどは変わっていません。癖にはなるけれど私にとってはここは一ヶ月に一回くらいがちょうどよい感じでしょうか。上野精養軒のスタンドカレーは週1回でもいけそうなんですけれど。
なお、店の名前は覚えてらっしゃらないのも当然で、なんと名前は無いようです。一応看板は『珈琲』と『印度風カレーライス』と出てはいるのですが、どちらも店名ではないようなのです。
投稿: Zoltan | 2006/09/06 22:33
そうですか、まだありますか。
そうと聞くと近いうちに行きたくなってきました。
店の名前がなかったのは実はしっかりと覚えています。確かに看板は「珈琲」でしたよね。
カレー食べたあとに味の強烈さを中和するためにソフトクリーム(大和だったけか)やヨーグルトを食べていたことも懐かしい思い出です。
投稿: 店長 | 2006/09/07 04:52
この店この1,2ヶ月休んでいてやっと先週あたりに再開したと思ったら、なんと近日中に閉店との張り紙が店内に張ってありました。5月末か6月はじめくらいまでしか営業しないそうです。
投稿: Zoltan | 2007/05/24 01:15