関門海峡
北九州での本番の日。今日は精力的に動いてしまった。
7時ホテルで朝食後、ビジネスコーナーでLAN接続して小一時間ほどメールチェックおよび日記の更新。その後集合時間まで小倉の街でも散歩しようかと思っていたのだが、急に思い立って門司に行くことにした。門司港は近年レトロな建物とバナナの叩き売りで観光スポットに変貌しているが、中3の後半から高1の初めまで住んでいたところでもある。
門司港駅を出たところにレンタサイクルがあるのが目に留まった。これもまた思いつきでそれを借りることに。2時間ほど時間があるので結構いろんなところを回れるかも。とりあえず目指したところは和布刈公園。そこは本州下関との間に横たわる関門海峡の一番狭いところ(下関側は合戦で有名な壇ノ浦)で小高い丘になっている。借りた自転車が電動だったのは幸いだった。登り道はかなりハードだがほとんど自転車から降りることなく上まで登ることができた。一番上には門司城跡があるらしい。
天気は晴れ、門司の街、海峡、そこに架かる関門大橋、そして対岸の下関が一望できて気持ちいい。
頂上でしばし休んで呼吸を整えてから今度は一気に下まで降りる。門司港に来る途中電車の中から見た光景で気になる建物群があったのでそこまで自転車で逆戻り。それはかっての工場の跡地なのだが、建物・施設が放置されていて荒れるに任されたまますごい雰囲気を醸し出している。まるで宮崎駿のアニメに出てきそうな廃墟だ。これがそのまま残っているあたり、やはり不況だった時期の深刻さと景気がまだ本格回復していないのが圧倒的な迫力で実感出来る。どこの企業かと思って正門まで行ってみたらとあるセメント会社だった。
程よい時間になったので自転車を返却。というわけで、結局レトロなところは素通りしてしまった。お昼にうどんを食して小倉にリターン。
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