ルツェルン・フェスティバルにて
ルツェルン・フェスティバル・ブラスアンサンブルのフリーコンサートを聴きに行く(10/19、サントリーホール)
目当てはトランペットのラインホルト・フリードリッヒ。彼の生音をフリーで、しかもサントリーホール(全席自由)で聴けるというありがたい企画。昼休みの時間を利用して駆けつけて前から3列目正面という特等席で聴いた。
曲目はジョバンニ・ガブリエリのカンツオン第6番(1615)、マシュー・ロックの国王陛下のサックバットとコルネットのための音楽、そしてオスカー・ベーメのトランペットのための6重奏曲。
最初の音で満足。あとは付け足しだったかな。つまり響きはきれい。音楽はないわけではないが(悪いけど)僕の趣味ではない。バロックだったからよけいいけなかったかな。そういう意味では最後のベーメが一番面白く聴けた。
フリードリッヒはなぜかやたらとタイミングを早く取る人で、それが音楽のせせこましさに通じてたような気もする。オケでやるときと違って自分が引っ張って行かなくちゃという気持ちが前に出過ぎたのかも。加えて他のメンバーがリードをとっているときにも音楽を先導していたのはちょっとやり過ぎのように思われた。曲の終わり方のだささはやはりドイツ人、このあたりはイギリスのアンサンブルに軍配が挙がるんじゃないかな。
誤解のないよう言っておくと、演奏そのものはすごく高度な水準にあったと思う。ただ好き嫌いの問題だ。
お手伝いでアンサンブルに参加していた日本人トランペット奏者の人、多分フリードリッヒのドイツでのお弟子さんだと思われるが、通訳がいい加減。もっと勉強(音楽について、ステージマナーについて、それからドイツ語そのものも)しろよ、と言いたくなった。
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