モツレク
衣替えで夏物スーツをクリーニング屋さんに持って行ったついでにうちの近くのCDやさんに寄ってみたら、モーツァルトのレクイエムのCDが4種類もあって、しかもうち2つはピリオド楽器の演奏で廉価盤だったから思わず買って来てしまった。
で、午後はその聴き比べ。
1 アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
2 ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
3 サヴァール/コンセール・デス・ネーションズ
4 ブリュッヘン/18世紀オーケストラ
5 ヴァイル/ターフェルムジーク・バロックオーケストラ
すごい見事に各国(オーストリア、イギリス、スペイン、オランダ、カナダ)に別れてるし、一曲ずつ順に聴いてたらえらく時間かかる。
一番最初に手に入れた古楽器での演奏はガーディナーのもので、これを初めて聴いた時はそれまで親しんでいたベームとかカラヤンの演奏との乖離にびっくりした。弦楽器の音の減衰の仕方とか、管楽器のアタックとか。ところが今聴くとなんかいかにも模範的な演奏のように思われるから自分も変わったものだ。
さて、聴き比べの結果、一番面白いのはやはりサヴァール、歌があるよね。次にアーノンクールかな、泥臭くて。ブリュッヘンが意外と上位にこなかったんで自分でもびっくり。で、ガーディナーとヴァイルがそれに続く。
サヴァール盤でのトロンボーンソロがやけに上手いなと思ったらダニエル・ラサールだった、やはりね。トランペットはガイ・フェーバー(って読むのか?)だし。
いい曲なんだけどねえ、やっぱりトランペットパートは不遇な役回りのように思える。12月のコンサートでは孔なしの楽器でチャレンジしよう。A=430のピッチに慣れるのにまたちょっと時間かかりそうだ。
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コメント
はじめまして。Guy Ferberは、ギー フェルバー あえて日本語書きするなら。
ヨーロッパではかなり売れっ子の一人です。バーゼル時代は エクルンドとか プランケット(フリーマン)同じころになるそうです。本当に上手。フランス人で コルマーで 教えてます(モダンとバロック)。いろんな録音あるのはのは知ってると思ので。この人 かなりの多才で オルガン弾けるしヒストリックオルガンの修理とかもやってます。若手の中ではかなりの勉強家で Bachの事かたらすとかなり 興味深い。ただかなり 忙しくしてるらしく なかなか連絡取れません。
投稿: Sugi | 2006/11/15 10:31