« 場違い | トップページ | 謹賀新年 »

2006/12/31

今年の総括

2006年も残り少なくなってきた。今年の総括をば。

1月 モーツァルトイヤーにふさわしくMAT(モーツァルト・アカデミー・トウキョウ)の旗揚げ公演で幕開け。小編成のオケと声楽とのアンサンブルで引き締まった演奏ができたかも。

2月 恒例になった名古屋でのコルネット・サックバットアンサンブル、荻窪でのバッハのカンタータ(181番)の他にN響の茂木さん指揮の三鷹のオケでレオポルド・モーツァルトのコンチェルトを演奏する機会にも恵まれた。ソリストの大役を果たせてほっと一息。

3月 東京カテドラルでのシュッツ合唱団、バッハカンタータ147番は自分でも結構納得のいく演奏ができた。月後半はムジカ・フォレスタのドイツ、ハンブルク公演に参加。このプログラムのために新しくオーダーしたガナッシのリコーダーを直前にゲット。ガブリエリ「ピアノとフォルテのソナタ」ではサックバットも演奏させてもらった。ハンブルクに行く途中にバーゼルに寄って念願のラッパメーカーのエッガー社にも立ち寄ることができた。

4月 帰国してすぐにOPT(オーケストラ・オン・ピリオド)のモーツァルト。あとは5月のカンタータに備えて練習。

5月 ゴールデンウィークは鎌倉でカンタータの66番。この曲はしんどかった。でも修行にもなった。一皮むけた感じ。月中には横浜でモンテヴェルディのヴェスプロ。最近はなぜか神奈川県での公演が増えてきた。

6月 さて、2年目の目白バ・ロック音楽祭。去年のオープニングコンサートはモンセラートだったけど今年は聖母マリアのカンティガ集。中世のプログラムは自由度が多くて楽しいながらも反面自分のアイデアの少なさが浮き彫りにされてつらい面もある。公演は大盛り上がり。アントネッロはすごい。

7月 この月公演はなし。会社では仲の良いファンドマネジャーが一人会社を去り、頼りになる部下が出産のため長期休暇入り、代わりのスタッフが加わるなど人の出入りがあった月だった。

8月 夏枯れの8月でもバッハのカンタータはある(136番)。春の小国セミナーがなかった分の埋め合わせをコルネット合宿という形で東京で開催。夏合宿らしく大広間で雑魚寝、コルネット漬けの3日間。

9月 念願のロ短調ミサ。でもちょっと不完全燃焼。

10月 カンティガ集のレコーディングでスタジオに2日カンヅメ。中旬に鎌倉でカンタータ(119番と130番)、スタミナ勝負。後半はカンティガ集でアントネッロに同行して九州へ。北九州で演奏したのは何十年振りだろう。

11月 コンサートシーズンなのに本番はなし。もっぱら人のコンサートに通う。新作のナチュラルトランペットが到着して真性のナチュラルトランペット(穴なし)の難しさを知る。

12月 10月に録ったアントネッロのカンティガスのCD早くも発売。自分が参加した演奏がCDになって店頭に並ぶのを見るのは誇らしくもあり気恥ずかしくもあり。この月本番は5回、平日のコンサートも多く、楽器ケースを抱えながら会社を早退していると「今日も本番ですか、頑張ってください」と同僚から声を掛けられる。いい会社だ。

年間の本番の回数は25回、この数年徐々に回数が増えている。これからトランペットをベストコンディションで吹ける期間が限られていることを考えるともう少し回数を増やしてもいいかなとも思う。また「なかなかや」での活動ができなかったのも反省材料。やっぱり納得のいくまで練習を重ねた自分たちのアンサンブルでの演奏が一番充実感がある。来年後半に向けての課題だな。

|

« 場違い | トップページ | 謹賀新年 »

演奏活動」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今年の総括:

» トランペットの上達法! [目からウロコのトランペット上達法]
初めまして、いつも楽しく拝見しています。この度「目からウロコのトランペット上達法」というサイトを作りましたので、トラックバックさせていただきました。貴ブログ訪問者であるトランペットに興味のある方には、非常に有益な情報だと思っております。ぜひご訪問いただければ幸いです。万が一不要な場合は、お手数ですが削除して下さい。失礼しました。... [続きを読む]

受信: 2007/01/05 00:16

« 場違い | トップページ | 謹賀新年 »