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2007年1月

2007/01/31

今日

朝4時起床。まずコーヒーを入れる。
インターネットチェックしてWiiスポーツのトレーニングをひと通り。ボーリングなぎ倒しで金メダル獲得!ナチュラルトランペットの練習。パンを食べつつ新聞読んで、シャワー。それからこないだ買ったお気に入りのソニッケア(音波歯ブラシ)で歯磨き。スーツを着て出勤。

仕事
(昼休みにCD屋さんでモンテヴェルディのCDとDVDを買い込んでしまった)

帰って子供達二人と贅沢にもうな重を食べに行く(妻は旅行中)。ラッパの練習をちょっとしてから車でこれも最近はまりつつある舞浜ユーラシア(スパ)へ。月見をしながらの露天風呂は極楽。ここのいいところは平日空いていることと、本格的サウナ、それにリラックスルームでゆっくりと読書ができることだ。バートン・ビッグスの本をほ読み進む。
11時頃帰宅してまたコーヒーを入れ、娘が作ってくれたガトーショコラを食す。 うまかった。ありがとう。

こうして何回目かの誕生日が過ぎてった。

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2007/01/30

最近増えたもの

最近新聞社会面の下に食品メーカーのお詫び広告や製品回収のお知らせがやたら目につくようになった。
不二家が他山の石ってわけでみんなびびっているんだろうね。
とにかく自発的に発表しなくては、という風潮。ってことはこれまでもあったけど表に出なかったということだろう。
コンプライアンス上の問題だけどこれってちょっと鼻白むよね。

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2007/01/28

アルペジオ作曲家

ヴィヴァルディには2つのトランペットのためのコンチェルトという(ラッパ吹きには)有名な曲がある。というかラッパの曲はほとんどそれだけなんだけど。

CDの聴き比べ。

The Art of the Baroque Trumpet vol. 5
Trp. Niklas Eklund, Jeffrey Segal
Wasa Baroque Ensemgle (NAXOS 8.555099)

Vivaldi concerti per vari strumenti
Trp. Gabriele Cassone, Luca Marzana
Zefiro / Alfred Bernardini (Astree E-8679)

ラッパの技量からいうとエクルンド達の演奏が上手い(2ndの人もとても上手い)んだけどちょっと行儀が良くてお手本的。比べてカッソーネ達の演奏は勢いがあって(遊びもあって)面白く聴くことができる。演奏も上手。文句なくゼフィーロ盤に軍配が挙がる。

ヴィヴァルディの曲、今まであんまり好きになれなかったんだけどこういう演奏だったらしてもいいかな。で、ゼフィーロのCDを聴いてなんであんまり好きになれなかったか理由がわかった。
要するに楽器関係なくアルペジオが多すぎるんだよね。よくリコーダーコンチェルトにあるような16分音符のピコピコばかり。このCDに入っている2つのホルンのためのコンチェルトなんかその典型。これ、忙しすぎてホルン吹きの人たち必ずしも吹きたいとは思わないだろうなあ。トランペットのコンチェルトでも一番長く伸ばす音はなにかなーと楽譜を点検してみたら(終止音を除くと)3楽章の四分音符プラス付点八分音符のタイの音が最長だった。これじゃ充分に歌えないよね。

テレマンやトレッリを見習って欲しいなあ。

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2007/01/27

もぎぎオケ(その2)

さて、トランペットの話。

カンタータ147番ではトランペットが活躍する。1曲目の合唱曲はいきなりトランペットでの主題提示で開始するし、9曲目のバスのアリアではオブリガード楽器としてソリストと絡むように使われている。それに6曲目10曲目の有名なコラールではソプラノの旋律に重ねて演奏することになっている。とてもおいしいパートだ。調はいずれも in C。

もぎぎオケの今回のラッパは若手のKさん。1曲目と9曲目はピッコロトランペット(何管だったんだろう、遠くて判別できなかったけど多分B管かな)、6と10は普通のC管というふうに楽器を使い分けていた。

バッハのカンタータで管長の短い楽器(殊にピッコロ)を使うことは演奏の安全度を優先すると普通の選択なのかもしれないが、これは再考した方がいいのではなかろうか。6、10が合唱に溶け込んでよくブレンドして聴こえたのに比べ、1、9は問題含みだった。

ポイントは2つある。ひとつは音色。管が短いからちゃらちゃらした音色になりオケから浮いてしまう(これは例えばオケのソロバイオリンに子供用の1/16ヴァイオリンを使うようなもの。深みのあるG線なんて無理だよね)し、それはこのパートに求められているキャラクターではないだろう。
もう一つは音程。もともとCの自然倍音の楽器の為に書かれた譜面をB管でシャープ2つ付けて吹くとどうなるか。かなり気をつけて音程補正しないと平均律にすらならないし、ましてや元のCのスケール感を出すのは至難の技だと思う。今回も残念ながらいたるところで音程が乖離していて調子っぱずれに聴こえた。

音色と音程を犠牲にしてまで演奏のしやすさを採るよりは、多少のリスクを冒してもC管で吹いた方が数倍良いのではなかろうか。C管で無理なく木管楽器を吹くように演奏するのが理想だな、モダン楽器だったら。

若手で経験値が少ないということもあるのだろうか、勉強不足(カデンツのところに当然あるべきトリルがないとか)な面もあったし、とりあえず音を並べました、仕事しました、という感じが否めない。おいおい、もっと音楽しようよ。ってちょっと辛口過ぎますか?

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もぎぎオケ聴いてきた

遅くなったけど、先日の茂木さんの演奏会の感想を。

もぎぎのオーケストラ ーくわしっく鑑賞ガイドー
第1回「J.S.バッハ カンタータ名曲選」
1月21日 三鷹市芸術文化センター・風のホール

今年のシリーズの第1回は茂木さんが愛して止まないバッハのカンタータより147番と140番ほか。
カンタータにはもちろん興味大ありなのでコンサートに先立つ2日前のプレトークにも参加した。解説は音楽史家のO教授。中身は教授が教鞭をとるT音大の授業の焼き直しだったようで、これがはっきり言って期待はずれの退屈な2時間。一般市民向けのレクチャーなんだからコンサートに向けて期待が高まるように、あるいは興味がわくようにするのが目的だと思うんだけど、そういう配慮はあまり感じられず。それでも聴講の人たちは素直に拝聴していた。お行儀良いよね。よっぽど同席されていた茂木さんに作品や作品に対するアプローチを語ってもらった方が有意義だったような気がする。まあそれはコンサートの時にある程度実現するわけだけど。

というわけでコンサートは指揮者の茂木さんの解説付き。全曲の通しの前につまみぐいをしながら作品を分かりやすく解題してくれるので聴衆には有難い。いかにテキストと音楽が密接に関連しているかということもそれぞれ納得のいく形で提示される。スクリーンが用意されていていろいろ映し出されるのも工夫してあって良かったが、いかんせん2階席正面からでは遠すぎて良く見えず。カンタータの中では最もポピュラーな曲ではあるが、まだまだ一般に馴染みのないジャンル、こういう形態でコンサートが開かれるのはとても有意義だと思うし、語りも上手くバッハの経験も豊富な茂木さんほどうってつけの人はなかろう。

さて、肝心の演奏であるが、一番に光っていたのは合唱の東京混成合唱団。ソリストは女声がゴージャスすぎてちょっと閉口、もっと素直に歌詞を伝えるっていう歌い方のほうが好みなんだけど。比べて男声は良かった。
オケはモダンだけど、レチタティーヴォのところはノンビブラートで弾くなど工夫がみられた。テクニックは茂木さんが集めるメンバーだけあっていうことなし。ファゴットの藤田さんの通低が楽しそうで良かったな。トランペットについては別稿で。

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2007/01/24

ロンドンの素敵な家

この間発見したんだけど、

これって昔のY家邸じゃないかと。

いい家だったんだよねえ。へえ、今は日本人が経営する不動産屋さんが買い取って駐在員向けのレンタル専用になっているんだ。着眼点がいいよね、ニーズは確実にあるし店子の信用度は高いし、堅いビジネス。

素敵な家だったのはハコと立地もそうだけど、インテリアのセンスのおかげでもあったわけで、その意味ではソフトもかなり重要なファクターだった。写真で見るとファーニッシュドなんだろうけどソファとかはいまいちのようにも見える。誰でも住めば即素敵な住まいとも言いきれないか。

素敵な家作りをする人はどこに住んでも素敵に住むってことは間違いないね。(現に東京のY家邸は素敵だし)

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2007/01/21

オルフェオ当たり年

音楽史の教科書によると世界最古のオペラはヤコポ・ペーリが作曲した「ダフネ」(上演は1598年)ということになっているが、いくつかのアリアを除いてもう現存していない。で現在我々に残された最古のものはモンテヴェルディの「オルフェオ」(上演は1607年2月24日マンチュアにて)で、今年はオルフェオ初演400年という記念すべき年にあたる。それで今年は各地でオルフェオが取り上げられるようだ。(カッコ内は指揮者)

1/30 - 2/5 ドイツ、ベルリン国立歌劇場(ルネ・ヤーコプス/コンチェルト・ヴォカーレ)

2/16 - 3/17 イギリス、リーズオペラ(クリストファー・モールズ)

2/17, 2/18 ドイツ、ハレ(ウォルフガング・カッチェナー)

2/25 オーストリア、アン・デア・ウィーン(ルネ・ヤーコプス、コンサート形式)

3/12 - 3/14 フランス、ボルドー(サヴァール)

3/14 イギリス、ロイヤルフェスティバルホールロンドン(フィリップ・ピケ、コンサート形式)

4/12 イギリス、ブリストル(フィリップ・ピケ、コンサート形式)

5/3 - 6/10 ハンガリー、プラハ(ロベルト・ジーニ)

6/13 - 7/12 ドイツ、ハノーヴァー(トシアキ・ムラカミ)

7/1 スイス、ザンクトガレン(演奏はVenexiana)

7/6 - 7/15 フランス、アクサンプロヴァンス音楽祭(ヤーコプス)

7/23 - 7/27 オーストラリア、ブリスベーン クイーンズランド音楽祭

7/28 - 8/11 スウェーデン、ドロットニングホルム歌劇場

7/28 - 8/25 アメリカ、グリマーグラスオペラNY(アンソニー・ウォルカー)

8/15 - 8/22 オーストリア、コンスタンツ(ピーター・バウワー)

9/22 - 9/24 アメリカ、ヘンデル&ハイドンソサイエティボストン

10/22 アメリカ、ボストンカメラータ

11/15, 11/17 日本、北とぴあ音楽祭(寺神戸亮)

自分が体験したオルフェオで今まで一番良かったのは2003年インスブルック音楽祭でのヤーコプス指揮のもの。今年のベルリン国立オペラでの公演もほとんど同じメンバーのようだ。ボルドーのサヴァールのも聴いてみたいし、ザンクトガレンも気になる。プラハも良さそう。ヒマと金があればなー。

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2007/01/19

志は高く

It 's very important to have a goal - you reach the goal no matter what.

これは1999年4月にルイジアナ州立大学で行われたマスタークラスで当代一のバロックトランペット奏者Niklas Eklundが言った言葉(だそうだ、実際立ち会ってないので伝聞)。

「ゴールを設定することはとても大事です ー ゴールには到達します、例えそれがどんな目標であれ」

目標を高く掲げてそれに向って具体的な努力をする、ということが高みに到達するための必須のプロセスというわけ。今はとても届かない目標であってもそれを見失わず前進すれば現実になるよ、求めよさらば開かれん というわけだ。逆にすぐ出来そうなレベルを目標にするとそこをクリアした時点で満足してしまうという警鐘でもある。

目標はあるんだけどねえ、くじけそうな気持ちになることしばしば。

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2007/01/18

「合唱ができるまで」

というタイトルのフランス映画を観る。アマチュア合唱団のリハーサル風景を淡々と記録したもの。ラトルの「ベルリンフィルと子供達」と似た趣向だが、こちらの方はナレーションも全く入らない。

音楽が作られて行く過程が新鮮なんだろうと思う、知らない人には。指導者兼指揮者の女性の情熱ならびにその音楽が素晴らしいということもあるし。練習方法もそれぞれの世代(子供、ティーンエージャー、成人)に合わせてよく工夫してあって、日本の合唱団の練習とは若干違う面もあるように思われた。それと感心したのは生徒のレベルに合わせて練習はするんだけれどあくまでも要求するレベルは落としてないこと。そういう指導者に恵まれた子供たちは幸せだと思う。

オーケストラは音大生なんだろうか、若手のメンバーだった。コンマスと指揮者のやり取りを見てて思ったんだが、向こうの(って一括りにしちゃいけないね、この映画のフランス人とか、イギリスにいた時のアマオケの人とか、オーストリアやカナダでセミナーを受けた時の学生とか、つまり自分の体験では皆いわゆる西洋人なんだが)人って、自分の意見を言う時に全く物怖じとか遠慮とかしない。日本のオケだと指揮者とオケメンバーという立場の違いとか自分の実力とか年の差とかそんな要素がごっちゃになって必ず遠慮した物言いになるし、むしろ一介のオケメンバーがマエストロに対等な口の利き方をしようものなら「なんだよあいつの態度は」ってことになる。どっちがいいかという問題ではないのだが、自分(日本人)としてはそういう場面に遭遇するとちょっと違和感がある。

映画に話を戻すと、ラ・ヴォーチェ・オルフィカのリハーサル風景を映画にした方がもっと面白いんじゃなかろうか、とも思った。

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2007/01/15

アマオケを聴く

グローバルフィル第38回定期を聴く(1月14日、すみだトリフォニーホール、指揮橘直貴)

中プロのRシュトラウスのホルンコンチェルトのソロを吹いたフランク・ロイドが目当て。最初の1音からして別格、「ああ、これがホルンの音だったんだなあ」という説得力、安定感のある音。
テクニックも完璧で素晴らしかった。バボラクも今度来日したら生で聴こう。

コンチェルトの後にアンコールに応えてソロで1曲演奏した。「ハッピーブルース」と矛盾したこと言ってたけど。これがまた超絶技巧のオンパレード、上から下までジェットコースターのような忙しさだし、しかも下では自在に重音を披露。金管奏者にはそのすごさが分かるけど一般の人にはそこまで分かるのかどうか。惜しむらくはリズムをときどき端折るような感じがあって音楽としての流れが分かりづらかったこと。もっとリリックな曲を聴きたかった気もする。

Gフィルを聴くのはマーラーの9番以来数年振り。前から弦が上手く木管もうちょっと頑張れって感じだったが今回も同様。多少世代交代しているようでメンバー表には知らない人が増えた。もう創設から四半世紀経つんだもんねえ。そういえば初回のフィガロの結婚には自分も参加していたんだった。

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2007/01/11

最近の練習

特にさし迫ったコンサートもないことから、最近はもっぱら Francois Dauverne の Methode pour trompette (1857) を孔なしのトランペットで練習している。Dauverne はパリのコンセルヴァトワールの教授だった人でかのアーバンの先生でもある。

音域は高くはないし(上はソまで)特に難しいフレーズがあるわけではないのだが、これを思ったように正確に吹くのは意外と難しい。タングコントロールのいい鍛錬になりそうだ。

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2007/01/08

今年の演奏予定

さて年初のコンサートも一つ終わったわけだが、今のところ今年は演奏会の予定があまり入っていない。列挙すると、

4月22日(日)午後5時
バッハカンタータアンサンブル 第24回演奏会
J.S. バッハ カンタータ第34番、第129番 ほか
神田キリスト教会

6月1日(金)午後7時
目白バ・ロック音楽祭 オープニングコンサート
モンテヴェルディ 聖母マリアの夕べの祈り
アントネッロ、ラ・ヴォーチェ・オルフィカ
東京カテドラル聖マリア大聖堂

6月2日(土)
スプラアンサンブル 第13回演奏会
J.S. バッハ カンタータ第147番 ほか
浜離宮朝日ホール

6月6日(水)午後6時45分
日本モーツァルト協会例会
モーツァルト・アカデミー・トウキョウ
モーツァルト ミサK258、K321ほか
東京文化会館小ホール

9月24日(月)
オーケストラ・オン・ピリオド 演奏会

なぜか6月の頭だけに集中している。

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2007/01/07

クリスマスオラトリオ反省

新年なのにクリスマス?と思う向きもあるかもしれないが、もともとバッハのクリスマスカンタータは6つあって12月の25日、26日、27日、1月1日、1月第一日曜日、1月6日にそれぞれ一つずつ演奏されたらしい。だから1月7日に演奏しても季節外れということでもないようだ。

ともあれ昨日今日と2日かけて6曲演奏してきた。全体としては合唱の人数も増えオケもまとまってきたので前回に比べると良かったと思うのだが、個人的にはだめだった。前に比べて成長のあとが見られない。ハイDが当たらなさすぎ。D管で上のラあたりが今安心して使える音域なんだけれど、これをあと3度ほど上に拡げないと主要なレパートリーが出来ない。タングマジックで出るようにはなったのだがまだまだ確実性に欠けている。これを身につけるようにせねば。リベンジできるのは1年後か。

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2007/01/06

コーヒーとアルゴリズム

今朝いつものようにコーヒーを淹れていて思ったんだが、フィルターでマニュアルで淹れるのとコーヒーメーカーで作るのとは、ちょうど株式の売買(VWAPターゲット)を人間の計らいでやるかアルゴリズム使うかの違いに似ている。

これだとなんのことやらさっぱり分からないだろうから説明を加えると、VWAPターゲットというのはある銘柄の売買をその日の売買加重平均した株価(Volume Weighted Average Price)に極力近くなるように分割して市場で執行すること。従来はどう執行するかを人が判断して少しずつ分割して発注していた(計らい)のだが、近年はコンピューターの発達により、銘柄毎の各時間帯における取引量をデータとして蓄えておき、それに沿った形で注文をコンピューターが自動的にスライス(分割)して市場に発注するようにプログラミングすることが可能になった。もちろんVWAPターゲットだけじゃなくていろんな戦略のパターンがある。例えば市場の出来高の何%づつ執行する(Volume in line)とか、ある値段を基準にしてそれよりいい条件だったら多めに執行する(Price in line)とか。これらのコンピューターによる自動売買をアルゴリズム取引と呼ぶ。最近は略してアルゴと称されることが多い。いってみればコンピューターゲームのドラクエで敵と戦う時に戦略を選ぶ(ガンガン行こう、とか、命を大切に、とか)のと全く同じである。

まあそんなわけで最近はこのアルゴリズムが機関投資家の間では結構使われている。アルゴは執行状況を見ていると実にコンピューターらしいというか、いかにも命じられたことを忠実に執行してくれる。人間のように飽きることもない。その代わりロジックのはっきりしているアルゴだとびっくりするような意外な行動もとらない。ロジックを良く知らないと観察していてドキドキすることもあるけれど。

で、肝心の結果はどうかというと、まだまだ開発の余地はあるのだろうが、VWAPターゲットだったらアルゴと人間とどっちが優れているというのは一概に言えないのではないかというのが僕の現状認識。もちろん人間が主観を交えて計らってその相場観が当たった時のほうが結果はいいわけだが、その人が常に当たるとは限らないし、外したときのマイナスを合わせると、コンスタントな成績をあげるアルゴの方が信頼がおけるように思われる。

話を元に戻すと、マニュアルで淹れようがコーヒーメーカーで淹れようが、自分にはたいして味の違いが分からないのである。ただコーヒーメーカーはばらつきが少ない。お湯を注ぐのに気分のムラがないからね。対してマニュアルだと「コーヒー淹れたぞ」という充実した満足感が得られることも事実。なにせ手間ヒマかけたもんね。ここらへんも人の計らいの執行と似ているところかな。

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2007/01/03

吹くしかない

昨日、今日とTVで箱根駅伝観戦。
ドラマがあって面白い、というか順天堂の今井選手(往路5区)強すぎ。圧巻。まだ決着してないけど今年もMVPではなかろうか。

それはそうとスポンサーのCMも面白い。読売新聞のもよく作ってあるけど、なんといってもサッポロビールのが一番。
ミュージカル仕立ての「ないものは、つくるしかない」
ホームページ で観ることができるしメイキングシーンを楽しむこともできる。

さて、明日からは会社。そして週末のクリスマスオラトリオ全曲に向けてのリハーサル。

「吹けないものは、練習して吹けるようにするしかない」

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2007/01/02

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

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