為替相場
不謹慎な言い方かもしれないけど、最近の為替相場はつくづくつまんなくなっちゃったなーと思う。特に東京市場は動く気がしなくて、朝各通貨の居所をチェックしたらはい終わり、って感じだ。なんかワクワク感がない。
決して世の中にポジションがなくなったわけでもないし、参加者がいなくなったわけでもない(いや、むしろ裾野が膨大に広がっているし)から、もっと動いてもしかるべきとは思うんだけど、NYから返ってきた水準を大事にお守りしているような観すらある。
多分狭義の意味でのスペキュレーター、すなわち仕掛人がいなくなったからなんだろう。かっては銀行にしろ商社、生保、証券、あちこちに名前を聞けば誰それねというポジションテイカーがいたもんだが、リスクコントロールが行き届いたおかげか、すっかり最近はビッグプレーヤーですって顔がなくなった。その代わりキャリートレードのような顔のないマス(集団)のリスクテーカーが市場に存在しているわけだ。
動きゃいい、目立ちゃいいっていうもんでもないのはわかっているけどね。冒頭言ったように相場としてはつまらなくなってしまったということ。
ところでそろそろユーロ円が反転しそうな兆しが見えるんだけど。これも時間かかりそうだなー。あ、ポジショントークではないです、為念。
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