古巣の演奏を聴く
聖バレンタインブラスアンサンブル(SVBE)の第28回定期演奏会を聴く(6/10 石橋メモリアルホール)。
年に1回開催して間もなく30年。第3回からはこの時期ここのホールでのコンサートが定着している。この数年は都合が悪くて行けなかったので久しぶりに客席で最後まで聴いた。僕が辞める時、「続けることに意義があるんだ」とY氏は主張してた。確かにアンコールや最後のボランタリーは伝統芸能の様相を帯びてきたような。
演奏についていろいろと感じるところはあったが、特に感じたのは年をとってもそんなに衰えるものでもないんだなということと、苦手なところはやっぱりなかなか克服できないんだなという2点。
ビバ!エスパーニャとピーターと狼を面白く聴いた。ラヴェルはもっとアレンジに遊びを入れても良かったかな、と聴衆になって判ることもある。
8月には5年振りにまたフランスの音楽祭を訪問するそうだ。これで何度目の海外遠征だろうか、80年のオーストリアを皮切りに、数年に一度ヨーロッパに行っている。仲間と音楽を長く続けながらコンサートやフェスティバルのイベントや海外旅行も楽しむ、アマチュアの趣味としては最高の贅沢と言えるだろう。
ところで僕はどこで脱線したんだろう。
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