旅行第6日目 (スコラでアンサンブル)
バーゼル→トロッシンゲン
朝はゆっくり時間があったので、Sugi君から頼まれたCDをiTuneから焼く。トランペットものやコルネットものなど約50枚。作るのは簡単だけど全部聴くのは大変かも。
バーゼルに戻ってEggerを再訪、その前に銀行へ寄って現金を引き出す。
店に着いたらもう僕の楽器が磨かれて準備してあった。
実はこの楽器、ボールの部分の銀メッキ処理が未完成で、メッキができるのが次の月曜日、それで出来たら日本に郵送ということになっている。そのため、グリップの部分の紐はまだ結んでいなくて、部品到着後僕が自分で巻くということになった。それでGerdさんが紐の巻き方を実演で教えてくれた。
せっかくだから練習にと思って新しい紐をもう一本買い、僕のハイデの楽器に巻いてみる。えらくカッコ良くなった。
それから内径の大きい自分用のマウスピースと友人から頼まれてたS8のマウスピースも購入。
ロストックでお会いしたマデウフ氏はここバーゼル・スコラ・カントールムのトランペットの教授を務めていらっしゃる。火曜と水曜は学校にいるから遊びにおいでと言われていたのを真に受けてスコラに行ってみる。
スコラの有名なカフェテリアでさっそくマデウフ氏に再会、2時からクラスをやるけど見て行くかい?と言われ一も二もなくOK、時間までカフェで食べたキッシュが旨かった。ここのカフェは建物入ってすぐというロケーションもあるけど食べ物がおいしいのも奏功しているのだろうか、学生や先生など多数の人がたむろしていてコミニュケーションの良い場になっている。マデウフ氏も「仕事の人集めとかするにはカフェが一番」と言っていたし。
2時にマデウフ氏の部屋へ行く。てっきりレッスンの見学かと思っていたら、アンサンブルやろうよということに。マデウフ氏と彼の生徒2名、それにSugi君と僕の5人での合奏。さっきエッガーで買って来たばかりのBL1を使ってみるが、2ndとか吹かされるとなかなかにつらい。途中でめげてハイデのMPに変更。それでもマデウフ氏は1時間超ずっと大きいMPでしかもほとんど1st担当、しまいにはゼレンカの4重奏を全部通してしまった。とんでもないよ。
スカラの後は近くのバーゼル楽器博物館へ。またまたオリジナル楽器をみる。ここは展示の部屋が細かく分かれていてしかも暗い。でもものともせず写真撮りまくり。以下はその一部。
バーゼルからドイツのトロッシンゲンへ移動。途中の黒い森(シュバルツバルト)の風景が美しい。
トロッシンゲンは小さな町だけれど音大があり、Sugi君がデン・ハーグに引っ越す前、6年間住んでいた場所でもある。今もこの音大に籍があってときどきレッスンを受けに来ているという訳だ。彼の友人のラッパ吹き、イリヤIlja君のアパートにこれから3泊泊めてもらうことになった。お世話になります。
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