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2007/06/13

心エコー診断と古楽

このタイトルじゃなんのことやらさっぱりかも。

今日家に帰り着いたら浜松のお医者さんから本が届いていた。木倉睦人「経食道心エコー診断トレーニング」(メジカルビュー社)
本にはCD-ROMが付属していて、動画で90以上の心エコーの症例を見ることができる。そしてなんとその動画のBGMに我がアンサンブル「なかなかや」が起用されているのだ!

数年前、浜松で公演をしたとき、この浜松医科大学の先生がいたく我々の演奏を気に入ってくださり、しかもなぜかーーここらへんは僕の理解を超えるところだがーー心エコーを診ながら古楽の演奏を聴くのがベストマッチだと確信されたようなのだ。

後日メールで相談があり、実は今度出版する教育用のエコーの本にCD-ROMの動画を付けるのだが音楽を提供してもらえないか、とのこと。二つ返事でOKして浜松公演の録音を送った。しばらくしてその本が出来上がって手元に届いたという次第。

残念ながら素人の僕には肝心の心エコーは観てみたもののなにがなんだかさっぱり意味不明。でもしっかりBGMは我々なかなかやの拙い演奏が収まっている。おっ、しかもいきなりカステッロの10番か。いやー、シュールだ(笑)

同封された手紙には「心エコーを見ながら演奏を聴いていると、大変集中できます。雑念がとりはらわれて、α波がでるのではないかと思っています」とある。ありがたいお言葉で、お医者さんの卵の皆さんがそういう風に聴いていただけるといいんだけど。少なくともこちらは演奏を聴いていると煩悩と後悔ばかりになるんですが。。。

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