Egger初合わせ
おとといはオーケストラ・オン・ピリオド(OPT)の9月演奏会の譜読み。新Eggerについても初合わせの機会だった。
今回はOPT初のバロックということで、欲張ってヘンデル(英)、シャルパンティエ(仏)、バッハ(独)と3者3様のプログラム。一つのコンサートの中でそれぞれキャラクターの違うラッパの音が要求される。
僕の出番は3曲(全乗り)なんだが、パート内での重ね方なども考慮すると、結局以下の楽器の組み合わせで行こうと思っている。
水上の音楽(ヘンデル)…Heide 1つ穴あり
テ・デウム(シャルパンティエ)…Heide 穴なし
マニフィカト243a(バッハ)…Egger 4つ穴
新しい楽器の具合だけれども、今手元に前の楽器がないので比較のしようがないが、やっぱりちょっと線が細いような気もする。オケの中に埋もれないように、と若干無理をして吹くと上のソの音域あたりのトリルが思ったようにかからない。かなりプレスして吹いていたようだ。その代わりテルツェットのオブリガート(BWV243だとオーボエが吹くところ)などは絶妙のはまり具合。オケよりアンサンブル向きの楽器なのかな。カンタータ51番は最適だろう。
Heideは奏法(持ち方)を変えた成果もあって、合唱も入ったテュッティでも埋もれずいい感じに音が伸びる。ただし細かいところがいい加減になってしまうのでこれから精度を高めないと。早いテンポでもきちんとコントロールできるアーティキュレーションの練習が必要だな。
9月のコンサートまで練習で楽しめそう。
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