文化の違い
終身雇用で社会人になってからずっと一つの会社に勤め上げる人は感じないことなんだろうが、僕らのようにドロップアウト(スピンオフ?)して転職経験のある人は大なり小なり感じるのではないだろうか、企業間の文化の違い。
今勤めている会社そのものは小規模の会社なのだが、親会社は大企業、そして構成員も3分の1はその大企業からの出向もしくは転籍者という関係で、社内にはその大企業のカルチャーが色濃く投影されている。
当初面食らったことはいくつもあったのだが、主なものは
・「伺い」
・大型紙文化
・英文字肩書き
「伺い」というのはいわゆる稟議書のようなもの。でも案件を申請するだけじゃなくて報告にも使われたりして用途多様だし、提出先とか回付先とかはっきりしない(適当?)。第一どうやって決済が下りたかが不明瞭な感じが(外部者の目からすると)する。これを使わざるを得ない立場の中間管理職としては辛いところだ。
大型紙。B4は当たり前で人事関係の書類はA3も登場する。以前の職場はA4統一だったので面食らう。A3なんか印刷のとき紙手差しで差し替えなきゃなんないし。ファイリングも折り畳んだりして苦労することこのうえない。
肩書きの英文字化。BとかKとかJとかMとか。社内符牒なので明かすわけにはいかないんだろうな。日本語の頭文字をアルファベットで表しているのかと思いきやまれに英語タイトルのアルファベットもあったりして混乱する。本体(親会社)の人事異動発表なんかみると謎だらけ。けむに巻くにはいいのかも。
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