五木の子守唄
おどんがうっ死んだちゅうて、だいが泣いてくりゅうか
うらの松山蝉がなく
雑誌「東京人」の今月号に濱田さん&アントネッロの「天正遣欧使節の音楽」の記事が出ている。
本屋で見た帰り久しぶりにそのCDを聴く。
冒頭の五木の子守唄は(たぶん地元のおじいさんであろう)三浦一雄さんの朗唱。
〜うらのまつやま〜 せみが〜な〜く〜
この「せ」の発音が純粋な九州なまり(なんとも表記しがたい「せ」と「しぇ」の中間音)なことに九州人としての自分の胸が「ぐっ」とわしづかみされる。
たまには田舎に帰ってオヤジの顔でも見ないかんな
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