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2007/09/05

五木の子守唄

   おどんがうっ死んだちゅうて、だいが泣いてくりゅうか
   うらの松山蝉がなく

雑誌「東京人」の今月号に濱田さん&アントネッロの「天正遣欧使節の音楽」の記事が出ている。

本屋で見た帰り久しぶりにそのCDを聴く。
冒頭の五木の子守唄は(たぶん地元のおじいさんであろう)三浦一雄さんの朗唱。

  〜うらのまつやま〜 せみが〜な〜く〜

この「せ」の発音が純粋な九州なまり(なんとも表記しがたい「せ」と「しぇ」の中間音)なことに九州人としての自分の胸が「ぐっ」とわしづかみされる。

たまには田舎に帰ってオヤジの顔でも見ないかんな

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