年末のことなど
とりあえずPCがまだ生きている。
順序が逆になるけど年末のことなど。
12月も土壇場になって職場の同僚から年末2日ほど休んでも構わないという了承を取り付けたので、急遽福岡の実家に帰ることに。とは言っても正月を挟んではさすがに便が取れないので大晦日には東京に戻ってくることにして28日の新幹線の切符を押さえる。
せっかくの機会なので途中名古屋で下車してトランペット奏者のMさんとお会いすることにする。昨年8月に東京にいらっしゃったときにはほとんどお話ができなかったのでその埋め合わせ。
ご厚意に甘えてお宅までお邪魔する。うわさのコーヒーをいただきながら、バロックラッパについて、音楽について、プロとアマの違いについて、などなどいろいろとお話をすることができた。
そのあとはデュエットをひとしきり。Biber全曲を上下交代しながら。考えてみるとこの曲を人と合わせたのって初めてではないだろうか。
ツボの狙い方、ピッチのとり方、合わせ方などとても勉強になった。
バテたところで近くのうどん屋さんで遅めの昼食をいただいて有意義なひとときを締めくくり。駅まで送ってもらった。(Mさん、なにかとありがとうございました)
さて、また名古屋に戻って新幹線で一路博多へ。最近は空路でしか帰省してなかったから気がつかなかったけど、今は陸路でも時間が短縮されているんだね。あっと言う間に九州へ着く。何しろ普段より遅い時間に家を出て、名古屋からちょっと離れたところでたっぷりデュエットやってもその日の夜9時前には福岡の実家にいるわけだから。
実家では父と母が二人暮らし。どちらも健康だが母がこの3年ほど惚けてきていてその面倒を父が見ている。今のところなんとかなっているから心配いらないと父は言うがそれなりに大変そうではある。
実家で時間があるだろうから仕事でもしようかと持って来たパソコンが全く動かず。ショックを与えた訳でもなく、電流の違いも関係ないだろうし、原因がわからない。とりあえずやろうと思っていたレジュメとかが思ったほど進まず。
福岡は日本海型気候、九州とは言え冬は寒くて天気のいい日は少ない。ちょっと近くのスーパーへ買い物に行った時もあられに見舞われた。基本的に出歩かず、家の中で両親と静かに暮らす。
実家に3泊。「ときどきは顔見せなさい」と父に送り出される。
帰りの新幹線は途中下車もなくそれこそあっという間に東京に着く。かっては新幹線帰省は座り続けるのが辛いという印象があったがそんなこともないし、これからちょくちょく帰る際にも使おうかな。
大晦日の夜はもっぱらNHK教育を観る。サイトウキネンオケで世界初演の曲を小沢征爾が暗譜で振っているのを観てやっぱりすごいんだなこの人は、と変なところに感心する。番組では古楽の扱いはほとんどなくて(唯一あったのは目白バロックだったけど)ちょっと寂しかった。
| 固定リンク
« 謹賀新年 | トップページ | 今年の演奏会予定 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- スマホの引越し(2023.01.27)
- 2022年の私的出来事(2022.12.30)
- 画期的な福音(2022.12.18)
- 存在価値?(2022.10.25)
コメント