街の文化度を測る
自分の住んでいる街の最寄り駅は京葉線の新浦安である。
ここはいわゆる新興住宅地で、東京湾寄りの埋め立て地にマンションがまだまだ続々と建築中であり人口は増加の一途、駅前にもダイエー、アトレ、モナなど複合商店街が林立し、普段の買い物などは楽にできて便利な地域だ。
このアトレの中にゴディバの店ができた。ベルギーチョコレートの、である。なんだかなあ。「それはちょっと違うんじゃないの」という気がする。ここはあくまでも生活圏のショッピングモール、いわばケの空間だ。隣の駅、舞浜(イクスピアリの中)にあるのは分かる。あそこはハレの場だし、ティファニーとかそれなりの店が並んでいるし。
それはそうと、今日音楽の友の最新号を見ようと思って新浦安駅前の本屋さんに行ってみた。駅前には3つ(以前は4つあったんだが)それなりの規模の本屋さんがある。ところが、3つとも回ってみても見当たらない。レコ芸(レコード芸術)も1つの本屋さんにあっただけ。そんなに量が出る月刊誌じゃないからやむないにしろ、それにしてもあまりに寂しくはなかろうか。
人によって基準は違うだろうが、僕の場合その街の文化度がどうかは書店とCDショップの数や品揃えで判断することにしている。東京だとやっぱり銀座、新宿、池袋ってことになろうか。以前六本木ヒルズができる前の六本木もWAVEとか青山ブックセンターとかがあって足を伸ばそうという気が働いたものだが、今や全く魅力がなくなってしまった。(ほんとWAVE六本木店には古楽開眼のころお世話になったものだった)
ゴディバはあっても音友もないような街じゃなあ。
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