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2008年5月

2008/05/31

はや6月

自分としてはなんとなく忙しい5月が終了。
本番3回はともかくとしてビジネススクールの授業が精神的負担だったからかな。

5月30日は本番だった。
明治学院バッハ・アカデミーの第49回定期演奏会。曲はカンタータBWV68でコルネットでの出番。
初めての団体、初めての場所、初めての指揮者というシチュエーションだったけど、オケはほとんど知り合いばかり。コルネットパートは吹くところ全部がソプラノの補強という役回りでプレッシャーも少なく楽チンだった。録音聴いても自分の音は溶けちゃって全然聴こえないし、なんか申し訳ない感じ。

というわけで同じ日にあった師匠たちの演奏会(目白バロック、オープニングコンサート)には行けず。というかそれで師匠が出れないので僕にお鉢が回ってきたという経緯だったんだけどね。

今日は大船で6月のコンサートの練習。カンタータ29番と120番。ラッパ3本とティンパニが揃うと練習も楽しい。6月の演奏会は今のところこれだけの予定。

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2008/05/30

初体験

いや、先生のね。

教壇で「○○先生」とか言われると照れるというか、自分は先生ではないぞとか思うんだけど、多分人に言われ続けるうちに自分でも先生になっていくんだろうね。いや、なりたいわけじゃないんだが。

ともあれ、一日先生終了。4コマ6時間しゃべり続けるとさすがにくたびれるね。ぐったり。
お金を払って時間を割いて聴きに来てくれている受講生の出自はさまざま、同業他社のトレーダーだったりコンプライアンス担当だったり情報ベンダーのITだったり。その人たちの受講の満足感を一様に満たそうとするのは難しい。
ある人には専門的すぎてよくついていけなかったり、ある人には物足りなかったり。あるいは同一の人でもこのセクションは面白かったけど、別のセクションは関心が薄くて退屈だったり。

また次回があるからそのときまでに内容の改善とプレゼンのテクニックを磨くことにしよう。

ぐったりしたあと、カンタータの練習。出番は少ないし、目立たないし、全く授業とは正反対だな。

練習の後会社に戻って出かけていた間にたまっていたメールの整理とかこまごました雑務をやってから帰宅。

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2008/05/25

パイプオルガンの夕べ

小淵沢の美術館でのコンサートが終了。
Photo
素敵な美術館で、ホールの響きもうつくしかった。
Photo_2
源造さんが「ここでトランペットを鳴らしてみたかった」というのもすごく納得できた。

テレマンの出来は、、、、、

1楽章はまずまずだったけど、4楽章の難所で崩壊。
やっぱ難易度高すぎですから。

リベンジしたいな。来年のコンサートでもやろうかな。

コンサート終了後はペンションで美味しい食事とワイン。
くつろいだ〜。

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2008/05/22

演奏会評

こないだのスプラアンサンブルのコンサートを聴きに来てくれたピストンクラブのN口さんが演奏会評を書いてくれた。

こちら


本番中に不審な行動をしてたのが全部バレバレ。

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2008/05/18

カンタータを趣味で歌う人たち

趣味で歌うってことは「仕事」じゃなくてあくまでもアマチュアということ。

だいたいこんな流れだろうか

バッハのカンタータが好き→歌ってみたい→カンタータを取り上げる合唱団に参加する→練習する→演奏会でカンタータを歌う

そのときに参加する合唱団のあり方によってタイプがいくつか
(例は首都圏の団体)

1.ソロもオケもみな自前(アマチュア)
   例)シュッツ合唱団とユビキタス・バッハ

2.ソロは自前でオケをプロに依頼
   例)スプラアンサンブル

3.オケは自前でソロをプロに依頼
   例)アンサンブルバッハ
     バッハカンタータアンサンブル
     ターフェルムジーク鎌倉  ほか

4.オケもソロもプロに依頼
   例)コーロ・ヌオーヴォ
     バッハ研究会合唱団
     カンタータ・ムジカ・Tokyo
     東京バロック・スコラーズ
     横浜合唱協会     ほか


1と2のパターンは少ない。アマチュアだからといって技量がプロ並みの人はいるし、音楽の専門教育を受けたのち趣味として歌っている人たちも多いので、ソロを自前で調達するのはできない相談ではないけれど、だいたいバッハのカンタータソロは難しくってやはりその道の専門家に頼んだ方が無難なんだろう。

器楽を趣味とする人たちと合唱を趣味とする人たちの交わる場も意外と少ない。コンサートを一緒にしよう、ってところまで持って行く3は結構ハードルが高いのだろう。
で、結局歌の同好の人たちが集まって一番多いのが4のパターンになるんじゃないかと思う。

ところがカンタータというのは中身のアリアやレチタティーボのおいしいところはソリストが持って行ってしまって合唱の曲は1曲の中に1つか2つくらいしかない。しかも1つの場合は最後のコラールということなので、曲は単純な上に大体50秒くらいの長さ。これはなんか歌ったうちに入らないだろう。ちょっと合唱参加者としては充実感に欠ける。

カンタータをいくら数曲並べてみても充実感が得られないっていうんで、勢い選曲がマタイやヨハネ受難曲とかロ短調ミサとかに走っちゃうんだろうな。
なんかそう考えるとアマチュア合唱団の大曲指向が多いのも理解できる気がする。

今日は午後カザルスホールにヨハン・セバスティアン・カンマコーア・ヨコハマ(パターン4)の演奏会を聴きに行ってそんなことを考えた日だった。
本日の演目はカンタータの156番、77番、12番、5番の4曲。オケはモダン楽器。

ところで156番の冒頭の曲ってむちゃくちゃオーボエがおいしいんだね。知らなかった。

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演奏会終了

スプラアンサンブルの演奏会終了。

先日(5/6)の日記で悩んでいたところ、
結局本番での選択肢は1、
コラールはモダン楽器で吹くこととした。
結局自分が一番音楽を表現し易い楽器を選ぶってことで。

ステリハのとき、某Vn弾きからは「モダン楽器は持ってないってうわさを聞いていたんですけどね」と言われる始末。

全体的に快速テンポで気持ちよく演奏して気持ちよく飲んだ。(飲むペースも早すぎて打ち上げ早々に1回ダウンしちゃったけど)

モダン楽器での本番はいつ以来だろう?
と思って記録を見たら2003年6月のカンタータ75番76番のコラールが最後だったような。
5年ぶりだったんだね。

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2008/05/16

思い煩わない

ラッパの演奏のこと

手近な話、今度演奏するテレマンのコンチェルト、1楽章が冒頭からずっと吹きっぱなしのうえ曲の最後がハイノートになっている。
で、最近はこれを本番感覚で練習しているのだけれど、どうしても曲の吹きはじめから(今回は最後まで保つだろうか)という想いを抱きつつ演奏している自分がいる。

出した音に囚われない(なぜならそれは過去だから)、
先のことは思い煩わない、
常に今に集中しながら演奏する

これだけのことがなかなかできない。

多分出来たりできなかったりする不確実性と、今をセーブすればあとまで保つ可能性が高くなるんじゃないかとかいう姑息な考えがまじって余計なことを考えてしまうんだろう。

まずは何度やっても確実に吹けるという状態にするっていうのが一番の解決法。あとはその瞬間にどれだけ集中しているかという集中力の問題。


「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう」(マタイによる福音書6-34)

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2008/05/11

演奏会の告知

今度の土曜日に出演する演奏会の案内です。

スプラアンサンブル第14回演奏会

日時:2008年5月17日(土)午後2時開演
場所:浜離宮朝日ホール (地下鉄大江戸線「築地市場」下車徒歩2分)
曲目:シャイン「イスラエルの泉」より
   ブラームス 2つのモテットOp.74
   J.S.バッハ 来れ、イエス、来れ BWV229
   J.S.バッハ カンタータ第93番 愛すべき神の支配に依りたのむ者だけを
   J.S.バッハ カンタータ第70番 目覚めよ!祈れ!祈れ!目覚めよ!
ソロ・合唱:スプラアンサンブル
器楽:大西律子(Vn)、長岡聡季(Vn)、吉田篤(Va)、高群輝夫(Vc)、寺田和正(CB)
   江崎浩司(Ob)、森綾香(Ob)、中村孝志(Tp)、永谷陽子(Fg)、能登伊津子(Org)
指揮:植木紀夫

スプラアンサンブルは合唱団員がソロも兼任する少数精鋭の実力派合唱団で、 僕がお手伝いするのは昨年のカンタータ147番に続いて2回目。
器楽奏者はみんなバロックで活躍する人たちばかりだからピリオド楽器かと思いきや、合唱団からのリクエストによりモダンピッチ、モダン楽器での演奏です。ただトランペットはバロック・トランペットを使用させてもらってます。で、オーボエもそれにつられてバロック楽器(442Hz!)で演奏するみたい。

お時間のある方、聴きにきてもいいよという方はご連絡ください。

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2008/05/10

ヴェネツィアの霊感

アントネッロ第1回定期演奏会へ行く(5/9 東京文化会館小ホール)
なぜ「第1回定期」なのかは謎だけど。

副題が 〜17世紀初頭イタリア・ヴェネツィアの即興的器楽曲〜 となっていて、これはアントネッロが世に問うた2枚目のCD(1999)のタイトルと同じで、言わば原点回帰みたいなもの。
でプログラミングはそのCDに収録された曲も多かったものの、やはりそこは常に進化し続けるアントネッロ、内容はまるで新しい、今の旬のアントネッロの音楽がちゃんと繰り広げられたのだった。

しかし、フォンターナやカステッロがあそこまで変貌してしまうと初めての人は譜面通り演奏された原曲を聴いてもそれと気がつかないかもね。
演奏はどれも素晴らしかったが特に印象に残ったのはチェンバロ独奏での「第一旋法による異国風パッサカリア」。なんて形容したらいいのかわからないけど、すごい。今風にいうとまりえさんはやはりネ申。

変化していくこともすごいことだが、そのようすをつぶさに同時代で見て行くことができるっていうのも素晴らしいことだ。共有した過去があっての今なんだなと実感できることもあるし、なにより次になにが待ち受けているかわからないドキドキ感がある。
ビートルズしかり、マイルス・デイビスしかり、偉大なアーティストはみな進化し続けるよね。

会場ではいっぱい知り合いに会った。
アントネッロは生が一番! いや、もちろんCDも素晴らしいけど。
みんなそう思っているんじゃなかろうか。


第2回定期は来年の1月8日だそうだ。場所は同じく東京文化会館小ホール。お題は「ファンキー・ルネサンス祭り!」やっぱり順番としてはこうこなくっちゃね!

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2008/05/08

早起き

だいたい会社には毎朝7時前後に到着するようにしている。一般に比べると早いのかもしれないが、朝9時の市場開始までに済ませておきたいことがなにかとある(ミーティングも含む)のでこれでちょうどいい感じ。

同じ駅を利用しているエコノミストのK氏はもっと極端で毎朝始発で出勤すると言っていた。仕事開始が5時ちょっと過ぎってことだね。彼にしてみると朝誰もいない静かなオフィスのほうが分析に集中できていいとのこと。その気持ちよく分かる。

ちょっと気になって昨日どれくらい早出の人がいるのか調べてみたら、5時台に出勤している人が4人もいてちょっとびっくり。100数十人の会社なんだけど、みんな結構早起きなんだね。ご苦労さまです。

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2008/05/06

選択肢が多くて

次回コンサートはバッハのカンタータ70番。
ラッパ以外はモダン楽器だがナチュラルトランペットでの出番。

このカンタータ、ラッパは6曲も出番があって基本はin C。問題は7曲目と11曲目のコラールで、自然倍音以外の音のオンパレード、ナチュラルで吹くには苦しいところ。
Carusの新しいカンタータ集でもTromba C+ と表記してある(すなわちナチュラルのベンディングでやるかスライドでやるかは奏者の判断にゆだねる)だけだ。

次のどれにしようか悩み中

1.モダンのB管で吹く
2.バロックトランペットでだましつつ吹く(でも下のDはさすがにカスミッシモかな)
3.スライドトランペットで吹く
4.コルネット(ツィンク)で吹く
5.キイトランペット(C管もしくはEs管)で吹く

自分としては旬の5を選択したいところ。ちょっと見ロータリートランペットみたいに見えないだろうか、なんてね。

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鬼門と対処法

今度演奏するテレマンのコンチェルト。
2カ所難関がある。

1つは1楽章の14小節目から16小節目まで、もう一つは終楽章の20小節目と21小節目。どちらもハイDあたりの高音が連続するところだ。

1楽章はバテてなければなんとかなる、がその前ずっと吹き詰めなのが辛いところ。終楽章の方は直前に休みはあるもののハイEまでの上昇音型が2回あるのでそもそも曲を通して一番の難関だ。ほんとはなにくわぬ顔して軽やかに吹ききりたいところなんだけどね。

高音克服ということで試しにクラークの方法(舌を下唇に接触させたまま吹く)でやってみる。あ、なんとかなりそうかも。ちょっといろいろ試行錯誤してみようか。

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2008/05/05

ブログとmixiの効用

大阪のトランペット吹きの方からメールあり。オケでベートーヴェンを演奏するのにナチュラルトランペットを使ってみたいのだけれど、楽器について指南して欲しいとのこと。

じわじわとこうした問い合わせが増えてきている。僕のブログ(以前はHP)を見て問い合わせしましたというケースだ。最近では高知からと北海道から2件。うれしいじゃないですか。
そういうときは迷わず「mixiのナチュラルトランペットのコミュニティをご覧ください」ということにしている。なぜなら一番情報が豊富だからだ。楽器のこと、マウスピースのこと、奏者のこと、ナチュラルを吹く同好の士のこと。

ほんとにこういうとき年寄りの繰り言みたいだけど、『便利な世の中になったもんだわい、昔はちっとも情報がなくて手探り状態だったのに』と痛感する。
それはともかくとして、そうやってナチュラル人口がすこしずつ増えていくことに少しでも役立つといいなあ。あとはちゃんとした奏法を学べる場所が身近にあると理想なんだけど。どこかの音大でそういうコースができればいいんだが。

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