思い煩わない
ラッパの演奏のこと
手近な話、今度演奏するテレマンのコンチェルト、1楽章が冒頭からずっと吹きっぱなしのうえ曲の最後がハイノートになっている。
で、最近はこれを本番感覚で練習しているのだけれど、どうしても曲の吹きはじめから(今回は最後まで保つだろうか)という想いを抱きつつ演奏している自分がいる。
出した音に囚われない(なぜならそれは過去だから)、
先のことは思い煩わない、
常に今に集中しながら演奏する
これだけのことがなかなかできない。
多分出来たりできなかったりする不確実性と、今をセーブすればあとまで保つ可能性が高くなるんじゃないかとかいう姑息な考えがまじって余計なことを考えてしまうんだろう。
まずは何度やっても確実に吹けるという状態にするっていうのが一番の解決法。あとはその瞬間にどれだけ集中しているかという集中力の問題。
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう」(マタイによる福音書6-34)
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