カンタータを趣味で歌う人たち
趣味で歌うってことは「仕事」じゃなくてあくまでもアマチュアということ。
だいたいこんな流れだろうか
バッハのカンタータが好き→歌ってみたい→カンタータを取り上げる合唱団に参加する→練習する→演奏会でカンタータを歌う
そのときに参加する合唱団のあり方によってタイプがいくつか
(例は首都圏の団体)
1.ソロもオケもみな自前(アマチュア)
例)シュッツ合唱団とユビキタス・バッハ
2.ソロは自前でオケをプロに依頼
例)スプラアンサンブル
3.オケは自前でソロをプロに依頼
例)アンサンブルバッハ
バッハカンタータアンサンブル
ターフェルムジーク鎌倉 ほか
4.オケもソロもプロに依頼
例)コーロ・ヌオーヴォ
バッハ研究会合唱団
カンタータ・ムジカ・Tokyo
東京バロック・スコラーズ
横浜合唱協会 ほか
1と2のパターンは少ない。アマチュアだからといって技量がプロ並みの人はいるし、音楽の専門教育を受けたのち趣味として歌っている人たちも多いので、ソロを自前で調達するのはできない相談ではないけれど、だいたいバッハのカンタータソロは難しくってやはりその道の専門家に頼んだ方が無難なんだろう。
器楽を趣味とする人たちと合唱を趣味とする人たちの交わる場も意外と少ない。コンサートを一緒にしよう、ってところまで持って行く3は結構ハードルが高いのだろう。
で、結局歌の同好の人たちが集まって一番多いのが4のパターンになるんじゃないかと思う。
ところがカンタータというのは中身のアリアやレチタティーボのおいしいところはソリストが持って行ってしまって合唱の曲は1曲の中に1つか2つくらいしかない。しかも1つの場合は最後のコラールということなので、曲は単純な上に大体50秒くらいの長さ。これはなんか歌ったうちに入らないだろう。ちょっと合唱参加者としては充実感に欠ける。
カンタータをいくら数曲並べてみても充実感が得られないっていうんで、勢い選曲がマタイやヨハネ受難曲とかロ短調ミサとかに走っちゃうんだろうな。
なんかそう考えるとアマチュア合唱団の大曲指向が多いのも理解できる気がする。
今日は午後カザルスホールにヨハン・セバスティアン・カンマコーア・ヨコハマ(パターン4)の演奏会を聴きに行ってそんなことを考えた日だった。
本日の演目はカンタータの156番、77番、12番、5番の4曲。オケはモダン楽器。
ところで156番の冒頭の曲ってむちゃくちゃオーボエがおいしいんだね。知らなかった。
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