ミュート
ミュート。つまりトランペットのベルの先に付けて音を変化させるやつね。別名弱音器。
ポール・プランケットのBeyond Brass Basics を見ていたらバロック時代のミュートについて次の記述があった。
「アルテンブルグによると、ミュートの主な使用法は以下の通りであった。
1. 違う調で吹くため
2. 音を小さくして、敵方には聴こえないように自陣に合図を送るため
3. 葬儀に使用するため
4. スタミナをつける練習用具として
5. 下手な奏者の音を聴こえなくするため 」
なるほど、
1はミュートつけると半音とか1音とかピッチが上がるからね。
2は時代を感じさせるね、ラッパは野戦用の道具だもんね。
3も納得。もの悲しい感じがするし。
4そういう利用法も確かにある。大リーグボール養成ギプス?
しかし、最後のは、どうなの
師匠「おめー、へったくそだなー。これでもつけてろ」
弟子「ええーっ?そりゃまたご無体な」
これじゃミュートもうかばれないなー
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