縁起が良くない所
散々だった今年のマーケット。よくない話は今年のうちに終わらせておこう。
古巣の職場の僕のいた部署が今度部署ごとシンガポールへ移転することになった。今日が東京でのディーリングの最終日。いわば東京の空洞化ということだね。移転に伴い3人のチームメンバーも2名に縮小。今の職場じゃないとは言えさびしいことだ。
思えば浜松町のぱっとしないビルから東京駅南口の今のオフィスへ移転した8年ほど前の時がピークだったような気がする。それから代行返上で解約の嵐、その後パフォーマンスが優れないためか離れて行くお客さんも多く、業界のリーグテーブルでの地位もずるずると下がってしまった。
実はそれだけではなくて、移転して数年後に部下を病気で失ってしまったのはつらいことだった。しかも彼女が結婚・出産直後の人生で最も幸せな瞬間からの急展開だっただけになおさら。また別の部署でもファンドマネジャーがやはり若くして病気で命を落としてしまったことがあった。
そんなこんなでオフィス引っ越し以来いいことがない。そのオフィスビルの最上階には耐震偽装で問題となった会社が鎮座していたんだよなあ。結局、なんかビルそのものがついてないんじゃないかとしか思えない。
縁起の良くないビルと言えば東京にはもう一つ。今年は特に際立ったところがある。そう、六本木方面のビル。幼児の回転ドア事故以来、ライブドア、村上ファンド、そして今年9月のリーマンショック。みな同じ建物での話だ。その昔池とお墓があったところを地上げ、整地して再開発したからその影響なんじゃないかとまことしやかに言われている。真偽のほどは分からないけど、これだけ続くと何かあると思っても不思議はないよね。
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