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2009年6月

2009/06/29

小規模志向?

一般的な区分はどうなっているのか、厳密には知らないが、組織の大小をこういうふうに区分けする事も可能ではなかろうか。

=小組織=
構成メンバーの顔も名前も人となりもよく分かっている

=中組織=
顔と名前くらいはだいたいわかるけど、全員がなにをしているかまでは知らない

=大組織=
そもそも全体像がつかめないくらい人が多い。人の名前を覚えるなんて気はもとより起きない。

小中大は小企業、中企業、大企業でもいい。小企業なら多くても10数人、中企業は数百人、大企業は千人以上の規模っていうのがだいたいの僕の感覚なんだけど。

最初に自分が就職したのは正社員800人くらいだったから、いわば中企業。人事にいたこともあって人の名前は全部覚えた(若かったこともあるしね)。6年後転職した時は一万人近くの大企業だったので、それこそ群盲象を撫でる(だったっけか?)状態で、中途入社ということもあり、俯瞰図は数年勤めても得られなかった。そうこうするうちに子会社に転籍(200人くらい)、外資系に転職(当初日本法人は100人未満)、今の会社に転職(超大企業の子会社、200人くらい)、と概ね組織的には中企業に勤めている。見晴らしが良くて自分の性に合ってるような気がする。

そういう組織の役割の中で、上司としてどれだけの人を見る事ができるか、ということになると、やはりせいぜい10人くらいなのではないだろうか。というのが自分の経験。(ま、それ以上の人数を任されたことがないからということもあるけど)
組織が肥大化すると、どうしてもさらなる小グループに分けて、それらをまとめるマネジャーを統括するというリモートコントロールの必要が出て来る。必然的に個々人の顔は遠くなり直接のコミュニケーションは希薄になる。

6月末で株主総会も多い。社長交替の会社も多数あるが、大企業の社長になる人々ってそういう重層管理に慣れた(長けた)方々なんだろうな、と思う。
自分には声がかかる恐れはないけど、そうやってとんでもない大人数を率いることになるときっと途方にくれるに違いない。同じ組織の長をするなら(しかも給料に変わりがないなら)小組織がいいなと思う自分は所詮小サラリーマンだね。同じ給料でもどうせ動かすなら大人数を、という権力志向の人もたくさんいるんだろうが、自分はその対極だな。

そんなことをつらつら考えるに、そういえば、音楽だって少人数のアンサンブルの方が好きなんだよなあ。というか、もうこの10年以上その方向しかやってない。
大編成のオケはどちらかと言えば苦手。(でも考えてみるとオケは人数やパートの多さから、組織としての包容力が大きいのも事実だ)

この嗜好性って関係あるんだろうか。

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2009/06/14

カンタータ終了

逗子でのカンタータ演奏会、無事終了。

演奏の仕方について迷っていた19番の5曲目は結局自分のイメージで演奏することにした。ただ、ちょっと音量大きめに。(これはマエストロからの指示)
マエストロからは「すごく良かった」とお誉めの言葉を頂戴した。
特に最高音域の「シードーラーシーソー」ってとこは良かったって。
ヨハネ受難曲を聴いてイメージトレーニングしたのが効果的だったのかも。

ただしスタミナ配分がうまくいかなくて19-7のコラールではバテてしまったのが残念だったけど、全体の演奏には迷惑をかけてないはず。
(ステリハが終わったあとに控え室で吹いたのがいけなかったね)

ということで他には破綻なく、いい感じでラッパ3本演奏できたのではないかと思う。

これで今年前半のプログラムは終了。
アントネッロの定期公演に始まり、ロ短調ミサ、リサイタル、メサイア、ハイドンのコンチェルト、カンタータ128番でのナチュラルなど、かなりハードな内容だったけど、ようやく一息つくことができる。

これからしばらく充電だな。
プライベートレッスンの計画や第2回これしかないの仕込みなど、まだまだやることがある。やりたいことがあるというのはいいことだね。

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2009/06/10

演奏会のお知らせ (6/13)

今週末出演する演奏会の案内です。

ターフェルムジーク鎌倉
バッハ 教会カンタータ連続演奏会 XIV

日時:2009年6月13日(土)午後2時開演
場所:逗子文化プラザホール(JR逗子、京急逗子駅下車)
曲目:JSバッハ カンタータ第19番(大天使ミカエルの祝日用)
   JSバッハ カンタータ第113番(三位一体後第11主日用)
   JSバッハ カンタータ第21番(三位一体後第3主日用)
ソロ:藤崎美苗(Soprano) 高橋ちはる(Alto) 石川洋人(Tenor) 藪内俊弥(Bass)
器楽・合唱:ターフェルムジーク鎌倉
指揮:大竹尚之
料金:2500円
問い合わせ:0467-31-2588(吉田)

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2009/06/08

企画

そろそろ来年の自主公演の中身を考えないと。

今年と同じく前半はビーバーとかシュメルツアーなどのボヘミアもの、後半はイタリアものにしようと思っている。もちろん自分のプロデュースだからラッパが楽で聴き映えのする曲を選定(難しい曲は除外ね)、ただそれだけだとラッパおたくのプログラミングになってしまうので、どうやっていろいろバラエティに富ませようか、考えどころ。

あと、メンバー構成もね。頭を悩ませる。
ラッパは1本で足りるのか。2本あれば曲の選択がぐっと広がるけど。弦もボヘミヤものは中低音が充実してないとだめ(ヴィオラが2本とか)だけど、イタリアものは大抵ヴァイオリン2本だけでヴィオラの出番はなしだとか。

予算のことも考えないといけないし。

源造さんに相談だ。

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2009/06/07

仲間はずれ

昨年訪れた縁からか、福岡古楽音楽祭の今年のパンフレットが郵送されて来た。
第11回目の今年は9月20日から4日間、「管楽器の祭典」というテーマで開催される。
初めて行った昨年のイベントのときにも強く印象づけられたんだけど、音楽監督が世界的トラベルソ吹きの有田正弘さんという関係か、あるいは事務局が前田さん(同じくトラベルソ吹きの前田りり子さんのご実家)だからなのか、他の古楽関係の催し物に比べるとこの福岡の古楽音楽祭はトラベルソやリコーダーなどの木管楽器が充実している。それはコンサートだけではなく、マスタークラスやあるいはアマチュアによるフリーコンサート、楽器展示などさまざまな面で顕著だった。ほう、九州はとりわけフルート人口が多いんだなと。

で、昨年の記念すべき10周年のバッハ特集から、今年は作曲家や地域という切り口ではなく、楽器にスポットをあて、「管楽器」の特集ということらしい。
ゲストもオーボエのドンブレヒトやリコーダーのハウヴェ、セバスティアン・マルクなどに加え国内で活躍する名だたる木管の古楽奏者たちが名を連ねている。オーボエバンドなど聴くにも楽しそうだ。

いや、ちょっと待って。「管楽器の祭典」だよね。金管楽器の扱いは?
と見ると、どうやら金管はスルーらしい。音楽監督の有田さんの口上によると、
「管楽器といえばホルンやトランペットといった金管楽器も加えたいところですが、ブラスバンドが盛んな我が国でも、金管の古楽器は残念ながら、まだ層の厚みに欠けるジャンルです。」
というわけで、層が薄い→参加者が少ない→興行的にムリ。という判断なんだろう。理解できないではないけど、残念だ。

せめて特集に入れるのは叶わないにしろ、昨年同じく思ったのは、せっかくクイケンのアンサンブルにマドゥーフとか来博している機会に、マスタークラスを組むとかできなかったのかなということ。そうやって層を広げることに意を用いてくれると良かったんだけど。
コンサートでの司会の朝岡聡さんの言を待つまでもなく、ブランデンブルク全曲や管弦楽組曲全曲での演奏であれだけホルンやトランペットが注目を浴びていたんだから、愛好家を増やすにはいいチャンスだったんじゃないかと思う。

とりあえずタイトルは「管楽器」→「木管楽器」に変えた方がいいんじゃないかと思料。

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