小規模志向?
一般的な区分はどうなっているのか、厳密には知らないが、組織の大小をこういうふうに区分けする事も可能ではなかろうか。
=小組織=
構成メンバーの顔も名前も人となりもよく分かっている
=中組織=
顔と名前くらいはだいたいわかるけど、全員がなにをしているかまでは知らない
=大組織=
そもそも全体像がつかめないくらい人が多い。人の名前を覚えるなんて気はもとより起きない。
小中大は小企業、中企業、大企業でもいい。小企業なら多くても10数人、中企業は数百人、大企業は千人以上の規模っていうのがだいたいの僕の感覚なんだけど。
最初に自分が就職したのは正社員800人くらいだったから、いわば中企業。人事にいたこともあって人の名前は全部覚えた(若かったこともあるしね)。6年後転職した時は一万人近くの大企業だったので、それこそ群盲象を撫でる(だったっけか?)状態で、中途入社ということもあり、俯瞰図は数年勤めても得られなかった。そうこうするうちに子会社に転籍(200人くらい)、外資系に転職(当初日本法人は100人未満)、今の会社に転職(超大企業の子会社、200人くらい)、と概ね組織的には中企業に勤めている。見晴らしが良くて自分の性に合ってるような気がする。
そういう組織の役割の中で、上司としてどれだけの人を見る事ができるか、ということになると、やはりせいぜい10人くらいなのではないだろうか。というのが自分の経験。(ま、それ以上の人数を任されたことがないからということもあるけど)
組織が肥大化すると、どうしてもさらなる小グループに分けて、それらをまとめるマネジャーを統括するというリモートコントロールの必要が出て来る。必然的に個々人の顔は遠くなり直接のコミュニケーションは希薄になる。
6月末で株主総会も多い。社長交替の会社も多数あるが、大企業の社長になる人々ってそういう重層管理に慣れた(長けた)方々なんだろうな、と思う。
自分には声がかかる恐れはないけど、そうやってとんでもない大人数を率いることになるときっと途方にくれるに違いない。同じ組織の長をするなら(しかも給料に変わりがないなら)小組織がいいなと思う自分は所詮小サラリーマンだね。同じ給料でもどうせ動かすなら大人数を、という権力志向の人もたくさんいるんだろうが、自分はその対極だな。
そんなことをつらつら考えるに、そういえば、音楽だって少人数のアンサンブルの方が好きなんだよなあ。というか、もうこの10年以上その方向しかやってない。
大編成のオケはどちらかと言えば苦手。(でも考えてみるとオケは人数やパートの多さから、組織としての包容力が大きいのも事実だ)
この嗜好性って関係あるんだろうか。
