1Q86 SVBE & PJBE「展覧会の絵」
1986年(昭和61年)のできごと
4/27 ブラスアンサンブル・ジョイントコンサート(大阪府立労働センター)
大阪んブラスとのジョイントコンサート。
国内演奏旅行の楽しさに目覚めたイベント。行きの新幹線で新大阪に降り立ったときには既に酔っぱらいの集団だった。関西の人たちのノリは掛け値なしにおもろい。
この催しがきっかけとなって翌年から今に続くブラスアンサンブルフェスティバルへと発展することとなった。
6/4 第38回チャペルコンサート(立教小学校)
6/8 第7回定期演奏会(石橋メモリアルホール)
プログラム
1 「ラ・ペリ」のファンファーレ(P. デュカ)
2 とげのないバラ(ヘンリ−8世)
3 王宮の花火 全曲(G.P. ヘンデル/E. ハワース編)
4 展覧会の絵 全曲(ムソルグスキー/E. ハワース編)
出演
指揮 大友直人
Trp 北村和弘、中村孝志、 福島宏樹、山本陽史
高橋昭典(賛助)奥村達也(賛助)
Hrn 西岡淳、松本寛樹(賛助)藤原康博(賛助)三枝明子(賛助)
Trb 志村努、関田昌弘、津上昌平、告野昌史、宮内啓行
Tuba 土田恭四郎、田中裕一(賛助)
Perc. 佐々木文彦、三中信宏(賛助)
SVBE始まって以来の大編成。たまたま譜面が手に入ったので勢いで大曲「展覧会の絵」全曲にチャレンジする。贅沢なことに土田の紹介で指揮を大友直人さんにお願いすることができた。ついでに譜面が入手できた「王宮の花火の音楽」を一緒にコンサートに載せたが、大友さんから「こういう無謀なプログラミングはプロじゃ絶対やりませんねえ」と呆れられた。アンコールはプロコフィエフの「3つのオレンジの恋」よりマーチ、星条旗よ永遠なれ、トランペット・ヴォランタリーの3曲。
あらかじめ図ったわけではないが、実はこの86年の6月8日はロンドンで我々が教祖と崇めていたフィリップジョーンズ・ブラスアンサンブルの解散コンサートが開かれた日でもあった(場所はサウスバンク、クイーンエリザベスホール)。曲は奇しくも我々と同じ「展覧会の絵」全曲。時差の関係で我々の方が時間的には13時間ほど先行しているが、なんという偶然であろうか。のちにフィリップ・ジョーンズ氏本人にその話をしたところ、やはり大層驚かれたものである。
ラッパの今村が興味がなくなったという理由で抜ける。音楽的に満足できなくなったのが本当の理由だろうと踏んでいる。自分としては非常にこたえた。やむなく大学オケの後輩にあたる福島君に入ってもらう。福島君はなぜか当団では「ゾウさん」と呼ばれることに。これは合宿の宴会でのエピソードが関係している。ニックネームということでは津上は「地蔵さん」と呼ばれていた。これも合宿の行き帰りの車中での津上の居住まいがお地蔵さんに似ていたことに因んだもの。
8/17 第6回志賀高原ブラスアンサンブルフェスティバル出演
9月 デニスウィック金管アンサンブルクリニックに出演
11/15 告野結婚式披露宴(ホテルオークラ)
11/16 チャペルコンサート(立教小学校)
12/28 忘年会(千葉 津上邸)
忘年会はその年に結婚したメンバーの新居で行うのが習わしのようになった。地蔵さんの結婚式(竹橋会館)はいつだったか、多分この年だと思うが定かではない。
僕は仕事の関係で86年の12月からロンドンに転勤。以後2年間ほどSVBEの活動から遠ざかることとなった。団の代表は山本にお願いすることに。なのでこれ以降しばらくSVBEの詳細については不明。
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