マティアス・ヘフスの新譜
ジャーマンブラスのトランペット奏者、マティアス・ヘフスの新譜が届いた。
バロックトランペットからコルネット、アイーダトランペットにピッコロ、フリューゲルホルン、果てはバストランペットまで曲に合わせてさまざまな楽器を吹き分けている。楽器はすべて協賛のタイン製のようだ。
1曲目のアルバムタイトル、ヘンデルのメサイアに続いて2曲目に入っているのはハイドンのトランペットコンチェルト。当然キイ・トランペットでの演奏。写真を見るとキイが7つほどもついている。
ムラのない張りのある音色。上から下まで良く鳴っていて、そうと言われなければこれがキイの演奏とは全く思えないほど上手い。ベルの形状のせいか、音も若干モダンっぽい。マウスピースは外見だけ見るとケルナーみたいなクラシカルの形をしている。
改めてくどいようだが文句のつけようがないほど上手い。しかしながら、趣味の問題だけど、なんか違う気がする。
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