音を楽しむ
文字通り「音を楽しむ」と書いて「音楽」
ある朝、会社に出勤したら、向かいに座っている同僚が通勤途上で聴いてきたと思しく、iPodみたいな電子媒体とイアフォンを机に置いていた。こう言っては失礼だが、普段音楽を聴くような感じの人ではなかったので、「ふうん、Oさんも音楽を聴くんだねえ」と始めは軽く思ったのだが、ふと、「そういえば、どんな音楽を聴くんだろうか」「きっと、好きなアーティストがあって、楽しみながら聴くんだろうな」
と思ったところで、ふっと我に帰る。
我が身を振り返ると、普段から一杯音楽を聴いてはいるものの、純粋な気持ちで音楽を楽しむっていう聴き方はここ久しくやってない。次の演奏会の予習とか、どんな解釈があるのか聴き比べたりとか、自分の練習や本番の録音の反省とか。常になにがしかの打算があって分析しつつ聴いている(というかチェックしている)のが実情だ。音楽を生業としている訳でもないのに。
なんか非常に打算的な聴き方しかできてない。
そう思ったら急に自分が貧しい気がしてきた。
朝からそんなことに気がついてちょっとショック。
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「Oさん、どんな音楽聴くんですか?」
「あ、これ?、いやあ、英語ですよ英語。僕できないから」
というオチはともかくとして。
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