本番で感じたこと
MATの演奏会終了。
やっぱりモツレクは絶品だね。
今回の練習ではもうこの曲を同じメンバーで演るのも数度目になるわけだし、譜面上もなんら困難な場所はないから「かなり慣れたな」と思っていたわけなんだけど、やっぱり難しいことに変わりはなかった。というか、その安心感が曲者だった。
この数週間、次の本をゆっくり読み進んでいる。
バリー・グリーン著 辻秀一監訳
演奏家のための「こころのレッスン」(音楽之友社)
今回はこの本で学んだことの実践だな、と思いつつ本番に臨んだ。
とにかく音に集中する。プレイを阻害する余計なことを考えない。「あ、考えてるな」と思ったらただちに「Wash out!」と唱える。
結果は、、、
やっぱり難しい。
自分のイメージでちゃんと音がとれていたのにはずしたりとか(冒頭とか)あると「なぜだったんだろう?」と動揺して、今まさに吹いている音に集中できない。リハだとできるのに。
しかも家に帰って本番と同じように「はずす」練習をしても狙ったように「はずす」ことができない。
インナーゲームのセルフ1が邪魔をしているのは間違いない。
しばらくこの修行に集中してみたいと思う。
さて、明日はアントネッロ門下生の発表会「心技体道場」
僕はリコーダーでヘンデルのソナタを吹く予定。
まさにインナーゲームの修行の場だね。
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