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2010/01/31

ふと思うこと

54歳になった。
今の自分の年齢の頃、自分の父親はなにをしてたんだっけと思ってみると、実にもう三男の僕が大学を卒業して就職する年に相当しているのだった。確か県内どこかの警察署長だったんだっけ。永らく離れてもいたし父親がいま何をやっているか聞く程度の基本的コミュニケーションにも欠けていたなあ。
それにしても早い、もうそんな年?いやいや、うちの下の子も似たような年だから順当ではあるんだが。
子供の年齢など外的なものは同じようであってもなんか中身が全然違うような感じがするのはなぜだろう。戦争を体験しているかいないかは大きな要素だと思うけれど。
その時分の父親の心象風景はわからないけど、確実に言える(言えそう)なのは、今の自分と比べて何ごとにつけもっとどっしりしっかり確立してたなということ。自分はと言えば、いつまでも幼さや頼りなさが抜けてなくて父親を越えたなんて気持ちになれないし、そういう時が来るとも思えない。この感覚、死ぬまで持ち続けるんだろうね。

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