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2010年3月

2010/03/28

復活祭オラトリオ

来週末のカンタータの催しを控えて今日はその練習だった。
今回は時節柄イースターなので復活祭オラトリオ BWV249 を取り上げる。
ラッパは3本、僕とK君とHさん。
今日は試しに孔無し完全ナチュラルでどこまで通用するかトライしてみたが、意外といい感じ。
3rdのHさんは最初からナチュラルだし、2ndのK君にナチュラルに持ち替えてもらえば3本とも孔無しの完全ナチュラルでいけそう。
こんなチャレンジができるのはここならではだね。

4/4(日)午後6時から上荻の本郷教会で。入場無料です。
ご興味のある方はぜひお越し下さい。

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2010/03/22

エアチェック

エアチェックって今や死語だねえ。

昔エアチェックしたカセットなどアーカイヴスの整理。

友人が昔の自分達の演奏をまとめてデジタルファイル化して送ってきてくれたので、それに刺激されてか昨日今日は自分の持ち物からPJBEものを中心にmp3ファイルにしていた。

出来上がったもの

1974年の初来日時のコンサート(74/11/15 東京文化)ヴェニスの謝肉祭付き
1976年の2回目の来日公演(76/10/20&10/23 東京文化)ルツェルンの歌付き
1981年の4回目の来日公演(81/10/5 人見記念講堂)
1997年、PJによる公開クリニック(97/10/12 今治)PJの肉声がいっぱい聴ける

79年と83年の来日公演は音源を持ってない。FM録り損ねたのかな。確かテレビでも放映したみたいだけどそれもなし(You Tubeで見たことあり)。

テープの場合はダビングする分だけ時間が必要だから(というか昔はそれが当たり前だったんだが)なかなかはかどらないね。
ファイルにするとあっという間なんだが。

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「思案中」のその後

以前に楽器の選択で悩んでいるとの日記を書いた。

昨日はその初参加の練習。

楽器はポストホルン、ナチュラル、モダン(B管)の3種類を用意。

練習に入る前、指揮の先生は「あれっ?ホルンじゃないの?」
とおっしゃって、明らかにこれホルンだよね、という雰囲気。
譜面の謎について話をしたあと、じゃあとりあえずいろいろ試してみてから決めるか、ということに。

ポストホルン、ナチュラル、モダンの順で試してみる。

ポストホルン:
指「いい感じじゃないですか、音も柔らかいし」

ナチュラル:
指「うーん、Es(ファの音)が高いねえ。それはそういうもんなの?」
僕「ええ、孔無し完全ナチュラルなもんで」
指「当時はそうだったということですね。」

モダン:
指「で、結局どれにします?」
僕「やっぱ、これ(モダン)にしましょうか」(リスク少ないし、楽だし)

ということでカンタータの14番、2曲目のアリアはバックのB管で吹くことに決定。

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2010/03/21

長い一日

昨日。
朝、オランダに帰る娘2を見送ったあと、電車に乗って保谷へ。

淡野太郎指揮ムシカ・ポエティカによるバッハ/マタイ受難曲の演奏会。
場所は保谷のこもれびホール。本番3時でリハは11時から。初めての場所だが駅から遠い。徒歩15分くらい?
今回は本来楽譜指定にはないのだが指揮者のリクエストにより第一部の第1曲と第29曲のソプラノ・リピエーノのコラール旋律をポストホルンで補強したいとのことでお声がかかったのだ。ついでに第19曲目のリコーダーもということで出番は前半の3曲。

マタイは他のバッハの大曲に比べてラッパが入っていないから今まで疎遠だったけど、ステージに乗ってみるとなるほど大変な名曲なんだなあと痛感させられた。今更言うことでもないけど。
お誘い、ありがとうございました>指揮者殿

で、後半は出番がないのだが、夜の練習に間に合わないので39曲目(アルトソロのErbarme Dich)までを舞台袖で聴いてからお先に失礼する。

保谷駅までまた歩いて戻って次は大船でカンタータの練習。
乗り換えは意外と便利で湘南新宿ラインで池袋から電車で1本。
練習場は駅から徒歩10分。ラッパとポストホルン(プラスリコーダー)と衣装なんかで荷物重たし。ま、リコーダー自体はたいした重量ないけど。
ラッパの曲の練習順番を後回しにしてもらったので出番の7時半には悠々間に合った。9時15分くらいまでかけてラッパの出番の曲を合わせてもらう。

練習の帰り、東海道線は強風のためダイヤが大幅に乱れているとか。
とりあえず東京駅まで戻ったが、案の定風に弱い京葉線は全線ストップとの由。困ったとき通常は有楽町線で新木場まで行くのだが、そこから先の足がタクシーしかないので、その作戦はやめて大手町から東西線を使うことにした。
浦安まで無事ついてそこからテクテク徒歩約30分で帰宅。
帰り着いたのは12時だった。

荷物を持って歩いた時間は1時間20分ってことになるのかな。
疲れた〜

演奏会と練習に使わない余計な楽器まで持ち歩いたのが敗因だったね。

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2010/03/17

比較してみた(その2)

次にイントネーション(音程)を調べてみる。

使った楽器は2のバロック・ハースモデルと4のクラシカル・インベンション。どちらもラケさんの製作によるものだ。音律はとりあえずバッハの時代のヴェルクマイスター、ピッチはa=440のD管でそれぞれどれくらい誤差が生じるか吹き比べてみた。使用したマウスピースはいずれもEggerのBL3。

第8倍音、真ん中のドの音をチューナーで0セントに合わせる。

倍音 音階  ハース   インベンション  
4  ド   -15セント  -20セント
5  ミ   -10     -18
6  ソ   +8      0
7  シb   -30     -40
8  ド    0      0
9  レ   +8      +5
10  ミ   -5      -20
11  ファ  +30     +18
12  ソ    -5      -5
13  ラ  計測不能  計測不能 (低すぎるため)

うーむ、第11倍音のファは良しとして、それ以外の音は結構悩ましいなあ。
適切なマウスピース選びの迷路に入り込んでしまいそうな予感がする。

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比較してみた(その1)

新着の楽器があるといろいろ比較したくなる。

まずはベルのサイズ。
測ってみたのは時代の古い順に以下の5つの楽器。

1. ルネサンス・スライドトランペット
   モデル:Hans Memlinc 1433-1494の絵を元にしたもの 
   製作者:Geert Jan van der Heide

2. バロック・ナチュラルトランペット
   モデル:Johann Wilhelm Haas 1649-1723, Nuremberg  
   製作者:Markus Raquet

3. バロック・ナチュラルトランペット
   モデル:Johann Leonhard Ehe II, Nuremberg 1746 
   製作者:Rainer Egger

4. クラシカル・インベンショントランペット
   モデル:Micheal Saurle 1772-1845, Munich 
   製作者:Markus Raquet

5. クラシカル・キイトランペット
   モデル:Joseph Ignaz Meindl, about 1830 Bohemia 
   製作者:Geert Jan van der Heide

計測をしたのは次の4つの部分

  a. ベルの直径
  b. ベルから5cmの部分の管の太さ(直径)
  c. ベルから10cmの部分の管の太さ(直径)
  d. ベルから20cmの部分の管の太さ(直径)

計測結果をマトリックスにすると次の通りだった。(単位はcm)

           1    2    3    4    5
          スライド ハース  エーエ  インベ  キイ
  a.(ベル直径)  10.5  11.4   11.0    11.0   12.0
  b.(ベル5cm)    4.5   3.5    4.4    4.6   5.5
  c.(ベル10cm)   3.4   2.8    3.2    2.9   3.5
  d.(ベル20cm)   2.8   2.1    2.1    1.8   2.5


今回到着した4.のインベンショントランペットに関して言うと、ベルは大きくないものの、朝顔の広がり方が細いところから始まって最後5cmくらいのところでは結構広がっている感じ。バロックのハースモデルほど最後の広がり方は急じゃないけど、ボールのあたりの細さはむしろインベンションの方が細い。
従って音色はベルの開き方がフリューゲルに似ているキイトランペットが一番まろやかな音がするのに対して、同じクラシカルでもインベンションは明るい音色だ。むしろ2ndトランペットには線が細すぎるのではないかという懸念もある。それ以外のものについてはベルの広がり方が一番穏やかなルネサンスタイプはやはり野太い音がする。エーエとハースは同時代のニュルンベルグのバロック時代のものだからだろうか、音色的にはそれほど差がないように思われる。ややハースの方が明るいかも。

ベルの直径は時代とともに大きくなっていったわけでもなく、むしろ地域やマイスターの好みによるものだったのかもしれない。

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クラシカル到着!

昨日家に帰ってみたら郵便局から配達不在届けが。

ウキウキしながら郵便局に引き取りに行く。
Invention1


梱包をあけると
Invention2


ケースの中は
Invention4


というわけで19世紀のインベンション・トランペットの複製。
本体はF管(a=440Hz)で、替え管がE, Es, D, C, Bb の5つ。
それとa=430Hz用の替え管も付いている(写真には入ってないが)

D管 のセッティングだとこちら(a=430Hz)
Invention5


B管のセッティングはこんな感じ
Invention6

もともとがF管なのでベルがすごく手前にある感覚だ。

製作者はバンベルグのMarkus Raquet さん。


あと1週間早く到着すればモーツァルトの39番で使えたのだが、惜しかった。
次回6月のMATのジュピターまで出番待ちだな。

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2010/03/16

偶然

今日、会社の帰り銀座山野に寄って先日日記にも書いたPJBEレジェンズからいくつか購入(というか溜まったポイントをCDに交換)。やっぱりPJBEらしいアルバムを、ということで初期のJust BrassGolden Brass、それにBattagliaを手に入れる。

帰ってGolden Brassを聴いている正にその最中に昔のブラスアンサンブル仲間からメールが届く。内容はというと「昔練習したボザとかシャイトとかのクインテットの録音をカセットテープからデジタルファイル化したんだけど欲しい?」というもの。
彼はもう20年前くらいにラッパは止めているし、メールどころか連絡そのものも(年賀状を除くと)10数年振りだ。

なんという奇遇だろう。こんな偶然の一致もあるんだね。
それとも教祖のお導き?

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2010/03/14

演奏会ひとつ終了

昨日は法曹界の人たち中心のオーケストラのお手伝い。
僕の乗った曲はバッハの管弦楽組曲第3番とモーツァルトのシンフォニー第39番。
会場はトッパンホール。ここで演奏するのは初めて。
いつも思うけど、もうちょっと最寄り駅に近いといいんだが。
中は客席だけではなく舞台裏も贅沢な造りの気持ちのいいホールだった。

昨日はバッハはバロックトランペットを、モーツァルトでは便宜上キイ・トランペットを(キイなしで)使用した。
2ndのHさんはエッガーのクラシカルタイプのナチュラル。古典派の曲を2本揃ってクラシカルタイプの楽器で吹くとホントに音色がしっくりきて響きを楽しむことができる。

新しいクラシカルが到着するのが楽しみだ。

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2010/03/07

PJBEレジェンズ

フィリップ・ジョーンズ没後10年ということでフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルのアルバムが「PJBEレジェンズ」と銘打って10枚まとめてCD化された。今まで出ていたCDはいずれも編集されたものだったからレコードと同じタイトル、同じプログラムで再発売されるのは(収録時間がCDにしてはやけに短いってことがあるにせよ)うれしいことだ。

レコードで持っているものばかりだから不要と言えば不要で、わざわざお金を出して買うこともないかと、たまったポイントでこれらのいくつかを手に入れようとタワレコに行った。

ジャケットの絵が国内版じゃなくてイギリスArgo版のレコードのジャケ絵なのがいいね。売っている棚にこのシリーズのチラシがあった。
チラシ裏面にフィリップ・ジョーンズ略歴がある。中に、

>1986年 PJBE解散(自分のトランペットを偶然に自動車で轢いてしまい、これをきっかけに解散を決意したとか)

とあって、確か今月号のパイパーズにも同様の記事があったんだが、これは間違いだね。
PJが自分の車を駐車するときに誤って楽器を轢いたのは事実だけど1978年のこと。ちょっと内部がごたごたしたオーストラリアツアーから帰ってきたばかりでアンサンブルを止めたくなったという話は本にも紹介してある。
だが、本当に引退を決意したのは1984年頃のことで、きっかけは北欧への演奏旅行中に自分のプレイが自分で満足いかなくなったからもう引き際だと判断したんだと。以下は直接伺ったこと。

「自分はアンサンブルのボスなんだから、すべてのことに対して責任がある。どこにツアーに行くのか、プログラミングをどうするか、メンバーは誰にするか、細かいことでは何を着るかから始まって譜面台の高さまで。演奏についても曲の解釈や全体のバランスに至るまで責任を負っている。自分の演奏に関しては一番後回し。というのも、自分のパートの譜面が目の前にあったら自動的に(Automaticallyと氏は明確におっしゃった)吹けるもの。自分は他のメンバーや全体のことを考えるのが役割なのに自分のことを考えなきゃいけなくなるようならボスとしてやっていくことはできない。だから自分が吹けなくなったときはグループを止める時だときっぱり判断できた」

というのが真相だし、いかにもフィリップ・ジョーンズらしい話だ。

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2010/03/01

千葉バッハ合唱団

合唱塾「千葉バッハ合唱団」の演奏会を聴く(2/28 千葉市生涯学習センター)

生涯学習センターという会場には初めて行った。千葉駅から徒歩8分の図書館に隣接した新しい施設。津波の影響で京葉線が一部ストップしていたんだけれど、下りの電車には影響が無くて良かった。
300人のキャパシティのホールが7割方埋まっている。かなりな動員力だ。

実はこの演奏会、最初は出演を打診されて請け負うつもりでいたんだけど、スケジュールの関係で都合が悪くなりお断りをしてしまったコンサートなのだった。本当に申し訳ない。

ラッパが3本とティンパニが揃っているということからなのか、冒頭オルフェオのトッカータでのオープニングという趣向だった。続いてパッヘルベルのマニフィカトとパーセルの「ダイドーとエネアス」より(パーセルの演奏はモンテヴェルディ倶楽部)、後半にカンタータの196番と172番というプログラムだった。

演奏会は良く言えば手作りって言う感じの(というかステージ運行がちょっと悠長すぎたのでは?)ゆるやかな感じだったのだけれど、プログラムに書いてある指揮の伊藤先生がいつまでも登場されず、パッヘルベルはソプラノのソリスト、バッハはバスのソリストが指揮を務めていた。コンサートの最後に「実は昨晩急遽伊藤先生の体調が思わしくなく急遽・・」とのこと。だったら最初にお知らせしたほうが良かったのでは。

前半に挿入されたモンテヴェルディ倶楽部によるパーセルが、それまでの合唱曲から唐突にオペラの抜粋に切り替ったせいもあってか、その世界に入り込めなくてとまどってしまった。

後半のバッハは団員がソロも務めるという形式。この団体は同じバッハでも、有名所のライプチヒものを避けて、時代的には前のミュールハウゼンやワイマール時代の初期のカンタータを取り上げていくんだとか。それもユニークでいいよね。

千葉から帰る頃には京葉線は全線動いていた。

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