古楽の演奏会にて
昨日、ミューザ川崎にて
客席にいるといろんな会話が聞こえてくる。
僕の席の後ろと右側と左側とすべて男女のカップル。
女性が質問し男性がそれに答えるというのが多かった。たまたまかもしれないが。
女性は必ずしも質問してたわけではないのかもしれない。単に思ったことを口に出してたような節もある。
左側から
♀「ねえねえ、ヴィオローネってなんなの?」
♂「ヴァイオリンの大きいやつだよ、確か」
後ろから
♀「フラウト・トラベルソって何?フルートのことかなあ」
♂「多分そうなんじゃない」
♀「オーボエはいるけどクラリネットはないんだ」
♂「・・・」
右側から
♀「トランペットの人たちはみんな外人ね。フランス人かしら?ジャン・フランソワっていうくらいだし。あら、この人の名前はアラブっぽいわね」
♂「きっと南フランスなんじゃない」(なぜ断定?)
♀「あら、鈴木って人が多いよ、3人もいる。親戚かなあ?」
♂「どうだろう、日本で一番多い苗字だしね」(そういう結論?)
左側から
♀「あのオーボエってなんか素朴な作りね。色が違うけどなぜかしら?」
♂「オーボエっているのは昔シャルマイって言ってチャルメラとかと同じだったんだよ」(答えになってないし)
♀「トランペットは何もついてない一本の管なんですって。どうやって音を変えるのかしら?」
♂「ほら、ビール瓶とかふーってするといくつか音でるじゃない、あれと同じ原理」(惜しい。ってか省略しすぎだし)
後ろから
♀「ヴァイオリンのあごあてが右じゃなくて真ん中だったり左だったり、ずいぶんまちまちなのね」
♂「・・・」(あごあてはないんですけど・・)
うーむ、思わず割り込んで答えを言いたくなるのをぐっと我慢。
ともかくこんな感じで客席にはいろんなクエスチョンマークが渦巻いていて、それに対する答えが得られず行きどころを失ってたものも多かったに違いない。
つくづく僕のコンサートでももっといろいろ解説すれば良かったかなと思ったものだった。(でも時間が許さなかったのでね)
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