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2011年2月

2011/02/27

二日続けてロ短調ミサ

昨日は演奏で、今日は鑑賞で。

うかつにもブリュッヘン/新日フィルのコンビの演奏を聴くのは今日が初めて。
家でインターネットを見ていて今日の午後1時過ぎにすみだトリフォニーでロ短調ミサのマチネがあると知って急ぎ出かける。錦糸町に着いたのは開演1分前だったけど当日券を買って滑り込みで1曲目のキリエに間に合った。ラッキー

マエストロはもうご老体だね。あ、足元気をつけてください、そこのおじいさん、って感じでよちよちとステージに現れて指揮台のイスに座ってタクトを振った。うーん、棒からオーラが出ていたのかどうかは遠い客席からは分からなかった。でも全般的に音楽は若作りでテンポは軽快。18世紀オケのCDと同じ感覚。

新日フィルの弦はもうかなりピリオド奏法に慣れてきていると見えて聴いているこちらにも全く違和感なかった。バロックボウの人も数人いる。しかも上手いし、曲によってはプルトを減らして変化をつけているのも効果的だった。木管も良かった(と思ってメンバー配置表を見るとー最近はこんなサービスがあるんだね、大学オケみたいー笛のセカンドはいつもカンムジでご一緒しているM氏だった)

だけれども残念ながらラッパの音には馴染めない。ファースト、セカンドはピッコロ、サードがD管を使っていたのだけれど、どうしてもおもちゃみたいな音に聴こえてしまう。せめて全員D管だったら響きも違うだろうに。でもこれは想定の範囲内だったから問題なし。ひとつリクエストをするとすれば弦楽器の人たちがあれだけ勉強しているんだから、管もフレージングとかアーティキュレーションとか多少モダンから離れてやってみてもいいんじゃなかろうか。
クオニアムのホルンソロは一回り小振りのディスカントホルン。あんまり音程が良くない。これってF管?アレキのページを見たらB-ハイFのダブル(107)とか載ってた。あら、107って今度借りようかと思っているモデルじゃん。

合唱団は栗友会。人数がびっくりの多さ、100人近くいたかな。ここといい、晋友会といい、武蔵野といい、日本のアマチュアの合唱団の水準はホントに高いよね。ただ上手だけれどなぜか器楽的に聴こえてしまう。僕は歌はやらないから的外れかもしれないけど、もう少し言葉をしゃべるといいんじゃないかな。

ソリストはみな外国人。どなたも?な感じ。ソプラノ1とテナーは音程が微妙に上ずっているし、アルトは声質が硬くて聴いている方が緊張を強いられるし、会場が広すぎるせいなのか?僕には絶対前日のメンバーの方が良かったと思われるんだけれどひいき目?いや、そんなことないと思うなあ。

でも、オケの上手さと合唱の迫力に感心したので、昨年のアーノンクールよりは断然良かった。今まで生で聴いた中では2006年のヘレヴェッへのが一番良かった(感動した)のだけれど、やっぱり6月の再来日も聴いた方がいいかな。こちらの耳や嗜好が変化してるから前回ほどの感動がないんじゃないかと危惧されるのがチケット購入をためらっている一番の理由なんだけど。

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本番終了して

J.S.バッハ「ロ短調ミサ」の本番終了。

出来はというと、

本番直後はまあまあかなと思っていたんだけれど、冷静に思い起こすとまだまだの点がある。でも前回よりは着実に進歩があるように思う。これは明らかにナチュラルに重点をおいて練習してきた成果だね。

先日のレッスンでも教わった通り、高音を吹かなければいけないときに、たっぷり息をとって、音を出す前に身体(おなか)のサポートをしっかりしてやれば(それにのども開放しておく)、無理なくイメージの音が出る。「出さなければ」といきむのがむしろ良くない。本番ではそんな当たり前のことを改めて確認した次第。

かと言って全部が全部成功したわけではないんだけどね。ここが課題だな。


天井桟敷で録った録音を聴いてみると案外音が通っていない。別に目立ちたいわけではないし弦や声と溶け合った音が理想ではあるんだけれど、ソリのところもあまり聴こえないと「うーむ、自分のは遠鳴りのしない音なんだなあ」と若干凹んでしまった。

良かった点は、何と言ってもトランペット3本でコードが決まるのが増えたことだね。同じメーカーの楽器、マウスピースを使っているおかげもあるのかもしれない。今後もパート全体としてコードで「高貴な」響きを作る方向を目指していきたいね。

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2011/02/26

静岡

昨日から静岡に来ている。
今年3回あるロ短調ミサの1回目、磐田バッハ合唱団とMATでの公演のためだ。
会場のAOIホールはとっても立派なところ。響きのいい中サイズのホールで吹いていても気持ちがいい。

リハーサルの様子をカメラ(キャノンG11)を動画モードにして撮っていたらそうそうにバッテリーが切れてしまった。充電器を持って来なかったのが悔やまれる。

2時からソロ合わせ、6時から合唱合わせで一通り通して9時にはリハーサルが終了した。3カ所に分宿しているMATメンバー10数名で駅で待ち合わせして居酒屋で前夜祭。刺身もおでんもビールも酒もおいしくいただく。

リハの始まる前、ホルンの人と楽器を交換して遊んでいたところを目撃してた人から「あれは中学校の吹奏楽部のノリみたいで楽しそうだったね」と言われてしまった。
閉店まで飲んで日付が変わってから宿に戻る。

さ、今日は本番、良い演奏をしよう!

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2011/02/23

今週末の演奏会(2/26)

今週末の演奏会のお知らせです。

磐田バッハ合唱団
J.S.バッハ「ロ短調ミサ曲 BWV232」全曲演奏会

日時:2月26日(土)午後6時開演
会場:静岡音楽館AOI 8Fホール
曲目:J.S.バッハ ロ短調ミサ曲 BWV232
指揮:坪井貞夫
演奏:磐田バッハ合唱団(IBC)
   モーツアルト・アカデミー・トウキョウ(MAT)

今の自分の実力だとロ短調ミサを完全ナチュラルで演奏するほどには完成度が高くないのでエッガーの4つ孔バロックトランペットとSI7の組み合わせでやってみたいと思います。

磐田バッハ合唱団とMATでのロ短調ミサは一昨年の浜離宮朝日ホールでのコンサートの再演です。前回かなり満足度の高い出来だったので今回もそれを上回るいい演奏をしたいと思っています。 楽しみ!

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2011/02/21

本番三題

昨日お手伝いに行ったオケの演奏会。

すごい!ソリスト待遇で控え室は個室!40数年間におよぶ演奏活動の中で初めてではなかろうか。ソファにパウダーコーナーに専用のトイレとシャワーまで。

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せっかくなのでコンビニでシャンプーとタオル買ってきて使わせてもらいました。
いや~贅沢。こういう待遇はもうないだろうなあ。

ふと気づくとポストホルンの替え管を家に忘れたことに思い当たる(元々はB管だけれど半音下げると曲の求めるA管のナチュラルになる)。しかたない、ピストンを使うか、とも思ったけれど、2ndバルブを固定すればA管になることに思い至り、応急措置でそのへんにあったガムテープで即席A管を製作してしのいだ。

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ティンパニを叩くのは新響のN氏。楽器は故U氏(元新響)自作の楽器だった。コードがついているのは釜の中に電球が入っているからで、これをオンオフにすることで皮の湿度をコントロールするっていう仕掛けなのだ。僕がナチュラル始めたての頃、モーツァルトのオペラをU氏とこの楽器と一緒に演奏したことなどを懐かしく思い出す。

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2011/02/20

今日も本番

昨日のコンサートは楽しく終了。
惜しむらくは103番と149番の曲間が短くて楽器の準備が慌ただしく、しかもこちらのスタンバイをまたずに曲が始まってしまったので、曲の始まりが万全じゃなかったこと。時間を措かずマッピが変わった(SI7→デニスウィックのコルネットMP→BL2)のも影響してるかも。

さて、今日も本番。

弥生室内管弦楽団 第38回演奏会

日時:2月20日(日)午後2時開演
場所:第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)
指揮:小出英樹
独唱:高原亜希子(ソプラノ)
演奏:弥生室内管弦楽団
曲目:<オール・モーツァルト・プログラム>
◆モーツァルト:セレナード第9番ニ長調K.320「ポストホルン」/アリア「わが感謝を受けたまえ、やさしき保護者よ」K.383/レチタティーヴォとロンド「わがいとしの希望よ!ああ、お前にはどんな苦しみか判るまい」K.416/交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」

第一生命ホールは今までご縁がなくてステージにのるのは今回が初めて。
僕の出番はポストホルンセレナードのリコーダーとポストホルン。

リコーダーといえばこの曲、リコーダー部分はニ長調なので、昨日大竹さんがカンタータ103番で使っていたD管の6度フルートがぴったりなんだよね。そうと分かっていたら事前に借りる手配とかしたんだけど。ま、ちょい役だしそこまですることもないかと。

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2011/02/19

忘れてた(演奏会告知)

今日ですが。

下記の演奏会に出演します。

ターフェルムジーク鎌倉
バッハ教会カンタータ連続演奏会XVIII

日時:2月19日午後5時開演
曲目:カンタータ第187番, 101番, 103番, 149番
場所:逗子文化プラザなぎさホール
指揮:大竹尚之
ソロ:藤崎美苗(ソプラノ)高橋ちはる(アルト)
   石川洋人(テノール)大川五郎(バス)
演奏:ターフェルムジーク鎌倉
入場料:2,500円

トランペットの出番は103番(1本)と149番(3本)。
103番はエッガーの4孔とポストホルンで、149番は1stは1つ孔、2nd, 3rdはno hole で限りなく完全ナチュラルに近い方向でチャレンジしてみたいと思います。


さて、これからジムに行って汗を流してこよう。

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2011/02/12

BCJの演奏会で発見したこと

カンタータ145番。トランペットは3曲目のアリア(D管)と5曲目のコラール(C管)に出番がある。5曲目はC管とは言ってもソプラノパートのダブりなので明らかにスライドトランペットを念頭に置いて作曲したものだ。シャープは2つだし、中音域だし、で自然倍音にない音のオンパレード。
ちなみにこのコラール、数えてみたら18小節39個の音のうち、C管の自然倍音で出せる音はたったの8つ、D管だと14個、実に半分にも満たない。

これを先日のBCJの演奏会でマドゥーフさんはナチュラルのD管で吹ききっていた。いや、ナチュラルで半音階が吹ける人だからこそできる技なんだけど、普通はどう考えても無理。聴衆の中でそのすごさに気づいた人は少なかっただろう、あまりに自然にラッパの音が溶け込んでいたから。

で、発見したことというのは、この曲の時だけJFMはずっと左手をマウスピースのところに充てていたんですね。僕が推察するに、身体のレゾナンスだけで音程を作るにはある程度マウスピースと唇の間に程よい距離があったほうが良かったからではないかと。つまりいつもの片手奏法だとアンブシュアが楽器寄りになってしまう(楽器の調性に支配されやすい)ので自然倍音以外の音が作りにくいからなのではないかと思ったわけだ。

もう帰国してしまったので正解を直接聞くチャンスはないけど、今度機会があったら(そして僕が覚えていたら)聞いててみよう。

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2011/02/11

レッスンメモ

先日、以前からお願いしていたレッスンを受けることができた。

以下はそのときに教わったこと。忘れないようにメモしておこう。

先日の「これしかない」のDVDを観てくれて、僕の問題点を4つ指摘された。こういうふうにその生徒の固有の問題を丁寧にピックアップしてくれるところがとてもうれしい。

その問題点とは

1. 出だしの最初の音が確実ではない。そのためのエクササイズ

 音を出す前に十分な準備(主に身体)をすること。ナチュラルトランペットは自然倍音だし高次倍音は近接していることもあってモダンと違っていきなり音を出すという訳にはいかない。 お腹に充分なプレッシャーを準備してから音を出す。

2. 中低音域になると音が不安定になる。それを矯正するためのエクササイズ

 レジスターが下がってくるにつれてボディの緊張も解けてしまっている。高音域ではお腹を下のダイレクションヘ、低音に行くにつれてお腹のテンションを上のダイレクションヘと意識することによって安定した音、正しい音程の音が出せるようにする。 フォルテだろうがピアニッシモだろうがそのテンションは全く同じ状態を保つこと。またアンブシュアもなるべく変えないこと。

3. 身体のレゾナンスを充分に使ってない

 まだ音程を口の周りの筋肉でコントロールしている。もっと身体の中を響かせてレゾナンスをつくるべきだ。歌ったあとに楽器で同じことをする練習。タールの「パパのお気に入り」をゆっくり、次の音に移る前に身体の準備をしてから確かめつつさらう練習法。

4. アーティキュレーション

 適切なアーティキュレーションがなされていない。ファンティーニの教本を使ってのデモ。教本にシラブルが書いてあるのは「そのように発音するのか」あるいは「そのように聴こえるように演奏するのか」今となってはどちらが正解なのか分からない(と言われたように聞こえた)。でも前回のレッスンの時の指摘でもあったけれど、バロックは語る音楽、だから充分にしゃべらないといけない、というのがポイントなんだと理解した。

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2011/02/07

今年のデビュー

去年の夏はリコーダーだった。
今年の夏はホルンデビュー。

ステージでホルンを吹いたことはある。大学4年の時のサマコン。
前半フンメルのコンチェルトで後半はホルンを吹かせてもらった。

そのあとも人前でホルンを吹いたことはある。自分の結婚披露宴。
トランペットとヴィオラじゃ一緒にアンサンブルできる曲がなかったのでモーツァルトのホルンクインテットをオケの友人たちとやったのだった。

お、ひょっとしてそれ以来?
楽器を借りる算段もついた。ナチュラルではないが。

曲はカンタータの第100番。
今までの経験では、ラッパ吹きが楽器を借りてホルンを吹くと、たいていホルン吹きからは評判が悪い。「悪いけど、それホルンの音じゃなくね?」とか。
すみませんねえ、ラッパの音しかしなくて。
バッハの自筆のパート譜とかをみると、当時はトランペット奏者がホルンも兼ねていたと考えられるから不自然じゃないよね。
ま、それよりも単純にホルンを吹くチャンスがあるということがうれしい。

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2011/02/06

タブラチュア譜

昨日貼付けた楽譜はタブラチュア譜といってギターのようなフレットを持つ楽器のための記譜法である。見慣れた五線譜とは仕組みが違うのでどんな音楽が記されているのかぱっと見では分からないのであるが、演奏する側からすると極めて実用的に書かれている。その仕組みを説明してみよう。

【タブ譜の見方について】

縦に小節線があるのは五線譜と同じ。で、横の線はそれぞれ楽器に張ってある弦を表し、アルファベットでかかれているのがその弦のどのフレットのところを押さえるか、という直接的な指示。それでその上にある旗がそれぞれの音符の長さ(記載がない場合は前の音符と同じ長さ)を表す。 昨日と同じ譜面を見てみよう。

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タブ譜の記譜法は大きく分けてイタリア式、ドイツ式、それ以外(イギリスやフランスなど)の3つあるのだが、これは上の線になるほど高い音の弦をはじくイギリス式で書かれている。各線の上にあるアルファベットが指を押さえる位置(aは開放弦、bが第1フレット、以下 rが第2、dが第3、eが第4、fが第5の各フレット)になっている。

一番上の線(弦)はG線なので、上の音符だけを拾ってみると、最初の小節「r, r, a」 は「♪ラ、♪ラ、♪ソ」という指定。以下2小節目以降は(上から2番目の弦はD線なので)「ファ、レミファレ|ミファソファミレ|ラー」となっているわけだ。

どうだろうか、慣れない暗号のような譜面もなんとなく読めてくる感じがするのではなかろうか?
というわけで、感のいい人はもうお気づきかもしれないが、この譜面はクラシック好きの人には知られている、レスピーギの「リュートのための古代舞曲とアリア」第3組曲の1曲目Italianaの原曲というわけなのだった。

参考までに、原曲の譜面(ちょっと見づらいですが)と音源のYouTubeはこちら
(リュート演奏はポール・オデット)

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2011/02/05

これは便利!

MacBook Air にリュートのタブ譜をスキャナで取り込んでみた。

こうすると譜面を持ち歩く必要ないし、譜面台も要らない。
楽器とPCだけでどこでも曲が取り出せる。
PCじゃなくてiPadでもいいのだけれど。

ページをめくるのも簡単だし、なかなか便利だね。

ただ立奏に向かないのとモニターから離れると楽譜が読みづらいのとでトランペットでは使えないのが残念だな。

とにかくリュートには最適みたい。

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