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2011年8月

2011/08/20

演奏会のお知らせ(8/21)

今週末に開かれる演奏会のお知らせです。

本郷教会サマーコンサート2011 ~夏の祈り~

○日時:2011年8月21日(日) 17時開演
○場所:本郷教会礼拝堂(JR中央線西荻窪駅より徒歩7分)
○曲目:ハインリヒ・シュッツ
     シンフォニエ・サクレ第3集より
    ヨハン・セバスティアン・バッハ
     カンタータ第119番
○指揮:淡野太郎
○演奏:器楽:ユビキタス・バッハ
    合唱:ハインリヒ・シュッツ合唱団 ほか
○入場無料

シュッツの曲には出番はありませんが、バッハのカンタータ119番はトランペット4本、合唱曲だけではなくバスのレチタティーボにもラッパとティンパニが入るというにぎやかな曲です。それもそのはず、これは教会暦にちなんだものではなく市の祝典用に書かれた曲なんですね。

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2011/08/16

夏休みの課題

やっぱりこういう混迷した時には歴史に学ぶに若くはない。ということで、半藤一利の「昭和史」上下巻(平凡社)を読んでいる。

太平洋戦争へ突っ込んで行く時勢の中で政治や軍の中枢にいる人、マスコミ、大衆、いずれもそんなに賢明ではないような気がするが、では翻ってお前はどうなんだと問われれば、それ以上に愚かしい存在でしかない。

如何に正しい(若しくは曲がってない)視点を持ちうるかは、いつの時代でも困難なことなのに違いない。情報が過多な現代にあってはなおのことだ。3.11以降の一連の原発騒ぎで充分身にしみた。

僕らはずいぶんと情けない時代に生きているよね、という趣旨の話をしたら、娘2から、そういう風にダメージを感じているのは団塊の世代だけだよ、と言われてしまった。半藤さんによると日本は80年周期でアップダウンを繰り返しているそうだ。終戦の1945年からJAPAN as No.1と言われたバブルの1985年まで40年。それからの下り坂に生きてきた僕らの子供の世代は、こんなもの、という諦観が基本にあるらしい。

日本がボトムをつけるのは2025年?まだまだ下り道の先は長いなあ。

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2011/08/09

形見

四十九日のときに形見分けだがといって長兄から父の使っていた腕時計をもらった。僕が81年のバレンタインの初めての海外演奏旅行のときにおみやげで買って帰ったオメガ。おみやげとは言いつつも実際は父のリクエストだったし、確かそれ用の餞別までもらったような気がする。

帰国ののち帰省して直接手渡すほどの金銭的余裕がなかった僕はこの時計を実家に郵送したのだった。
兄がくれた時計のケースにはそのとき僕が添えた手紙まで小さく折り畳んで入っていた。まったく物持ちと整理のいい父らしい几帳面さだ。今とたいして変わらない僕の文字と、厳格な父に対しての(今思えば)不必要に丁寧な言葉使い。出した当人はその存在すらすっかり忘れていたのに。

父がこの時計を愛用していてくれたのは良く知っている。剣道で鍛えていた父の太い腕にはこの大きめのサイズの時計はぴったりだった。 最初についていたワニ皮のバンドは数年でダメになって、それからは時計屋さんで金属製のに替えてもらっていたようだ。

高2で下宿生活を始めて以来、短い実家での暮らしは少しはあったものの基本的には親元を離れた生活をしてきた。たまに帰省しても「元気か」「うん、なんとかやってる」くらいの表面的な会話しかしてなかった。そんな自分よりこの時計はずっと父のそばにいて時を刻んでいたということになる。時計を見ながら時折めったに実家に顔を見せない三男のことを思ったりしていたのだろうか。

形見っていうのはほろ苦いものだ。

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