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2011/12/31

2011年の総括

さて、今年も最終日になってしまった。今年のまとめ。

一言でまとめるとやはり震災のせいか、余裕のない一年だったような気がする。
それに加えて父が亡くなったのも精神的な慌ただしさに輪をかけたかもしれない。

今年こそリーマンショックの後遺症も癒えて日本の投資環境(株式市場)は好転するんじゃないかと期待していたのに、3月の震災の影響は一時的な落ち込みを余儀なくされたものの、その後もパッとせず、欧州問題などの海外要因に足をひっぱられ全くいいところのない相場だった。良かれと思って投資をしてもその結果がさっぱり出ない。一体自分たちの仕事は世のためになっているのか、業界でリストラの話ばかりきかされつつ、暗い気持ちのまま結局株価平均は安値更新。来年はさすがにここより悪くなりようがない水準まできているんじゃないかとは思うのだけれど。

そうした中、夏からは部内の担当替えで自分も久しぶりに日本株のトレードに携われたのは、最近のトレード手法に馴染むという意味でも、気持ちの切り替えという意味でもいい刺激となった。アルゴリズム取引など全く近年のコンピューター技術は革新的に進化してる。そうそう、仕事関係では12月に早稲田の講師の仕事を同業他社の人にバトンタッチ。なんとか役目が果たせて良かった。

3月に父が急に倒れたのも想定外だった。何度か福岡に帰る。結局容態は回復せず5月に亡くなってしまった。人生と死について考える。結論が出せているわけではないが。

演奏活動は今年は都合18の演奏会に出演させてもらった。内訳は自分主催の室内楽が1回、MATで2回、OPTが1回、ターフェルムジーク鎌倉が2回、SDGが6回、バッハカンタータアンサンブルが2回、その他のお手伝いが4回(カンタータ・ムジカ・トウキョウ、弥生室内管、青山学院オラトリオ、つくば古典音楽合唱団)。作曲者別だと、うち15回は バッハがメインのもの、あとはモーツァルトが2回、ベートーヴェンが1回(テレマンとシュッツもあったけど)。なんという偏り方だろうね。
自主公演に関しては3回目の今年はこれ以上ないくらい充実したものとなって自分としてもかなり満足した。逆に反動で燃え尽き感も。来年は「これしかない」はお休み、ちょっと充電してからまたチャレンジしたい。

今年はロ短調ミサを3回も吹くことができて幸せだった。来年もターフェルで演奏できるし、今から楽しみ。


以下今年のマイ・ベスト

聴いたコンサート
・BCJのクリスマスオラトリオ(12/4 東京オペラシティ)

出たコンサート
・「これしかないvol.3」
・中大混声「ロ短調ミサ曲」

CD
・Virtuose Trompetenmusik / Robert Vanryne(希少価値で)


・八日目の蝉(角田光代)

映画
・一連の小津映画
・「英国王のスピーチ」

行ったところ
・津和野

食べたもの
・ちゃんこ「一の谷」

買ったもの
・自転車(ミニベロ、ロゴはmini)

ま、こんなとこだろうか

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