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2012年2月

2012/02/26

モーリス・アンドレ

偉大なトランペット奏者が亡くなった。
現代のトランペット吹きで彼の影響を受けなかった人は一人としていないのではなかろうか。

僕も中学生の時にその名前を知り、高校の時はバッハの管弦楽組曲第2番(フルートのパートをピッコロトランペットで吹いたもの)のレコードを聴いて驚愕し、自分もこういう風に吹きたいと精進した憧れの奏者だ。

直接お話をする機会はついぞなかったけれど、生の演奏は1度だけ、75年くらいに東京文化会館大ホールで聴くことができた。レコードと違わぬ輝かしい音色と完璧なコントロール。アンコールで演奏されたジェルベーズの舞曲の伸びやかな高音は5階の天井桟敷にいた僕の席まで豊かに鳴り響いた。

バロックの名曲を次々にピッコロトランペット用にアレンジしてレパートリーを開拓し、しかも卓越した技術で完璧に演奏し、トランペットを独奏楽器として世に認知させたパイオニア。残された多くの録音がその偉大な功績をいつまでも後世に伝えて行くことだろう。

冥福を祈ります。

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2012/02/20

演奏会終わって

演奏会は大盛会。
ホールはほぼ満席、お客様が楽しんで聴いていらしたのがステージでもわかってうれしかった。
115番は降り番だったから客席で聴かせてもらって、ソリストの素晴らしさを堪能した。
吉田さんとバッハの音楽の「人を動かす力」ってすごいと再認識した。


さて、自分の演奏について一言。

やっぱり完璧には行かないもんだ。
練習した成果が全部出せないで終わるのは悔しいね。

70番は結局安全策をとって1,2曲目を4つ穴にし、9曲目と10曲目を穴なしナチュラルで演奏。なんか中途半端になってしまった。
背水の陣で果敢にナチュラルにチャレンジするか、出来をとって穴ありにするか、覚悟を決めないと、あとで後悔することになる。ということが判っただけでも良しとしようか。

次は66番と5番。
さらわなきゃ。

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2012/02/17

演奏会のお知らせ(2/18)

そういえばまだちゃんと案内してませんでした。
今度の土曜日に開かれるコンサートです。

バッハ 教会カンタータ連続演奏会 XX(最終回)

日時:2月18日(土)午後2時開演
場所:逗子文化プラザなぎさホール
曲目:J.S.バッハ カンタータ第41番、第115番、第70番ほか
演奏:ターフェルムジーク鎌倉
独唱:藤崎美苗(Sop)高橋ちはる(Alt)石川洋人(Ten)薮内俊弥(Bass)
指揮;大竹尚之

トランペットのメンバーは私の他に河原さんと中村肇さん。
41番はラッパ3本、115番と70番は1本 と出番が多いので、115番と70番のコラールは河原さんに吹いてもらうことにしました。

10年越しのこの団体のカンタータ連続演奏会もこれをもって最終回。とはいうものの、アンコール演奏会としてあと2回(7月に147番ほか、11月にロ短調ミサ)が予定されているので、ぜんぜん最終回という気がしません。

41番はラッパも大活躍だけれど、テナーの石川さんのソロにからむオブリガートをバロックチェロの名手である山本徹さんがチェロピッコロで弾くのも聴き所です。

場所は少しばかり都心から離れていますが聴きにおいでいただいて損のない演奏会だと思います。

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2012/02/16

いい迷惑

高校の時のブラスバンドの同期の部長だった I が今度メキシコに転勤になるというので、やはり同期の指揮者 O と三人で新宿で飲む。
たまにではあるがこのメンバーで集まって飲んだり、東海道五十三次を一緒に歩いたりしている(そういえばもう5年前の清水で歩みが止まっているが)。

親の話や家族のこと、健康、仕事、今やってること、これからのこと。なんにしろ話題は尽きないし何でも話せる。しかも継続してコンタクトがあるから同窓会のように昔話だけに終始することもない。

こういう付き合いは大事にしたいね、これからも。

ただ、我々の良くない癖は、だんだん酒が進むにつれ、高校の時の知り合いに電話をかけまくる点だろうな。急に酔っぱらい三人組からかかってくる方こそいい迷惑だろうね。

すみません、毎度のことで。

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2012/02/12

At Home

昨日は午後初台の近江楽堂へ心技体道場(アントネッロ門下生の発表会)を聴きに行った。

夜大船で練習が控えているため中座して最後の方は聴けなかったけれど、いつもの通りみなそれぞれに聴きごたえがあって、いかにも「発表道場」という場にふさわしい熱演ばかりだった。
近江楽堂という場所のせいもあるのかもしれないけれど、やはりうたとそれから器楽のソロ(独奏)が素晴らしい響きがする。

久しぶりに聴く初期バロックや中世の音楽が懐かしく感じられる。
なんというか、しばらく遠ざかっていた故郷に帰って来た感じ。眺めとか、空気とか、人びととか。師匠を始めいろんな人たちと少しずつ会話する。
ここが自分のうちなんだなあ、という感覚。

プログラムを見ると今回で17回目ということになるんだそうだ。
僕は2003年の第1回から「なかなかや」で連続参加していたけれど、道場5回目くらいにグループが解散して以降は間引き状態でポツポツと出る状態だった。最後に出たのはもう3年前かあ。まったく不義理な弟子ですみません。
「次の日にちも決まってるんだから今度は出なさいよ」とまりえさんから言われる始末だった。

実家の敷居が気持ちちょっと低くなったのでまた師匠の下に通って修練に励むかな。

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2012/02/05

「これしかない」始動!

やっとエネルギーが貯まってきたようで、次回の自主公演に向かってスタートしようかという気分になってきた。

今は企画を練っている段階。

大体いつも「これがやりたい!」という意欲があって(それはほとんどが数年越しのものなのだが)、それらをあたためているうちに機が熟して自然と実現に至るという感じだった。今まではこれもやりたい、あれもしたい、ということでプランが途切れなかったし、好きな物からいい形で毎回実現できたおかげもあって、次は下手なものは組めないぞというプレッシャーがあったせいか、今回は熟成にちょっと時間がかかってしまった。

でも何とか形にできそうな感じにまでなってきた。
プランさえ固まればあとは実行するだけだもんね。
だからこそ最初のところでしっかり練り上げないと。

ここが一番ワクワクするところかもしれない(あと最初のリハーサルもかなりワクワクするけどね)。これがあるから辞められないんだな。

あ、内容はまだ秘密です。パズルが完成したら発表しますので請うご期待。

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