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2012/04/05

「なんでもありだな」

先日参加したバッハのカンタータの練習。
僕の出番はてっきり5番と66番だけだと思い込んでいた。5番はin Bなのでモダンでさらい、66番はいつもの通りバロックトランペットで準備していた。

ところが事前に届いた練習予定表を見てみると162番というのにもマルがついている。どれどれとスコアを調べてみたら、アリアとコラールにコルノ・ダ・ティラルシとあるではないの。これはポストホルンで吹くしかないかな。慌ててパート譜を作ったのが前日のこと。

で、翌日の練習は162番から。曲が始まってみるとどうもピッチが合わない。なぜだろう、久しぶりのポストホルンだから調子狂ったか、いやいやそれでも先日の140番の時は大丈夫だったしなあ、などとクビをひねっていたら隣のチェロの譜面を見て謎がとけた。僕が作ったパート譜はinCだったけどみんなのはinDで1音高かったのだ!なんでもライプチヒオリジナル稿なんだとか。
仕方がないので(もともと移調読みだけど)1音上げて吹く。
これは実際はA管にして吹いた方がいいね、などと思いつつ。

次の曲は66番。マエストロからはもう少し音量が欲しいとの要請。うーん、スタミナとの兼ね合いがな〜。

最後が5番のアリア。バックのB管を取り出して吹こうとしたらマエストロから一言。

「あ、モダン? モダンなの
・・・・・・・
なんでもありだな」

すみませんねえ、バロックトランペットのB管は持ってないしとも言えず。それにモダンの方が楽だし表現するのもやや自由がきく。

こうなりゃ66番もモダンでいくかな。

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